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触覚がアスペルガーや自閉症のお子さんにとってとっても大事な理由【吹田市 放課後等デイサービス】

2018-12-06

 

こんにちは、こどもプラス大阪 吹田教室です。

昨日の気温すごく高かったですよね。なんと20℃越え!

なのにこの週末からめちゃくちゃ冷えこんじゃうんですよね!?

毎日暑かったり寒かったり大変です…。

こういう時ものすごく困るのが、感覚過敏感覚鈍麻のお子さんですよね。

 

感覚鈍麻のお子さんであれば、この寒暖差でその日の気温に会う服装は毎日変わるのに、

本人は暑さ寒さをそこまで感じておらず服装の調節が上手くできなかったりしますよね。

 

また感覚過敏なお子さんであれば、お出かけの際などに出先で急に寒くなったからといって、

その場で上着を購入する事ができない為、毎朝の準備は入念に行わないといけませんよね。

こういった感覚過敏や感覚鈍麻は

特に自閉症スペクトラムアスペルガー症候群のお子さんに多くみられます。

もちろんそういった感覚過敏や感覚鈍麻が出ていないお子さんもたくさんいます。

でも触覚って…生きていく上では必要な力の一つですよね。

それが過敏すぎても鈍麻すぎても不便なんです…。

 

 

 

触覚はアスペルガーやスペクトラムの課題である社会性の土台

触覚とは、指先などで触れた時にそれが何であるかと判断する→識別系

その対象は自分にとって有害かどうかを瞬時に判断する→原始系

大きくこの二つに分類されます。

識別系の方が一般的に使われる触覚に当たる部分です。

カバンの中に手を入れて触った感触だけで、目で見なくとも素材や形を認識する力になります。

一方、原始系触覚の方は瞬時に敵を判断し、逃げたり攻撃したりするものになります。

また餌となる獲物を判断して飛び込むなどの本能的な働きを担っています。

この原始系触覚の中には、触覚防衛反応というのもあります。

触覚防衛反応とは、人に触られる事を嫌がったり、服などで特定の素材に拒否反応を示したりする、

食べ物で苦手があったりすると吐き出しちゃう!なんてこともあります。

成長するにつれて、この触覚防衛反応は軽減されていく、なんていう話もありますが

療育などの発達支援を受けなければなかなか改善される事がないというケースも稀ではありません。

この反応は原始系触覚からきているので、識別系の力を養っていけばうまくバランスをとることができ、

原始系の反応に対してブレーキをかけることができ、軽減されていくのです。

 

触れ合い遊びを行うことで幸せホルモンのオキシトシンが脳内で分泌されます。

このオキシトシンが分泌される事により幸福感や愛情を感じやすいお子さんに育っていくのですが、

その触れ合い遊びの中で触覚防衛反応が出てしまうと他人との接触等が難しくなってきます。

こどもたちの中で社会性を築いていく第一段階は触れ合いです。

しっかりとした療育や発達支援で社会性を築くための一歩を踏み出していきましょう。

 

 

 

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コミュニケーション能力向上への働きかけ【吹田市放課後等デイサービス】

2018-11-06

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。

教室の運動遊びの中で、よくこども達に問いかけを行うのですが、

その中でも目立つのが発言のルールを守れない児童です。

・勝手に発言してしまう

・ことばで表現するのが苦手

・発言時の態度が適切ではない

などなどその様子は様々です。

周りの人を不快にさせない適切な話し方を身に着けておくのは早ければ早いうちがよいです。

誰かと話してコミュニケーションをとるという事は大人になっていく上で必ず求められていくもの。

どうやって話したらいいのかわからない。

ルールがよくわからない。

そんなお子さんも少なくはありません。

ルールや話型を決めておくというのは大切な事です。

 

 

 

ADHDなどのお子さんの「我慢できずに発言」

発達障がいの中でも特に衝動性が目立つADHDのお子さんの中には、

授業中に挙手もせずに急に発言をしてしまう事が多いです。

思わず思いついた答えを他の子が当てられていてもついつい発言してしまい、

トラブルに…なんていう事も少なくありません。

そういったお子さんには事前に

「手をあげて先生に指名されてから発言します」というルールを設けます。

しかしながら、ルールがわかっていても中々簡単には守れません。

そういった場合にはもう一つルールとして、

「挙手していない場合はその発言を受け付けません」というルールを設けます。

発達障がいのお子さんが不規則発言をした場合にも仕方がないと許されがちですが、

こういった決まりの場合は毅然とした態度で「今のは無効になります」とルールを厳守してください。

繰り返す事でルールが身についていき、発達障がいやグレーゾーンのお子さんでも、

次第にセルフコントロールができるようになってきます。

 

 

アスペルガー症候群などの発達障がいに見られる一方的トークには制限時間を!

様々な発達障がいのお子さんや、グレーゾーンのお子さんに見られる

「一方的マシンガントーク」

相手が困っているなんてお構いなしに自分の関心のある事への話を止められずに、

「あの子と話すと疲れちゃう…」なんてお友達に敬遠されてしまいがちです。

聞き手側に立って考える事が中々難しいためにこのように一方的に話してしまいます。

話題を変える事やキリのよい所で切り上げるという事が苦手なお子さんに多いのですが、

こういったお子さんに対しては、

「一定条件を設けて関心のある事への話を許可する」

というのが効果的です。

はじめから全部を否定するのではなく、

飛行機が好きなお子さんであれば、

「飛行機の話は5分までだよ」とルールを決めてあげましょう。

また、皆の前でなく大人が個別で後で話を聞くという時間を設ける事も効果的です。

その子の関心事への話を全否定するのではなく、少しなら話してもよいのだと許容する事で、

本人のこだわりも弱まります。

そして何より大事なのが、「聞き手の存在を意識する」事です。

「みんなどんな顔してるかな?困っていない?」時折そんな声掛けをして、

わからない話を続けられてもお友達は困ってしまうだけだという事を

理解していってもらう事も大切なのです。

 

 

 

 

 

 

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