指示や質問はわかりやすく簡単に(吹田市放課後等デイサービス)

2017-09-20

子供に指示を出す時には簡単な言葉で具体的に、かつ直接的に話すことが大切です。

視覚優位の子供もいますので、板書する、現物を見せるといった工夫も必要になります。


 

具体的な指示を短い言葉で

 

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発達障がいのある子供の場合、長い説明や曖昧な表現による指示や質問は理解しづらい為、わかりやすい言葉で簡潔に話しかける事を心がけます。

例えば、掃除をしないで遊んでいる子供に対しては

「すぐに掃除をしなさい」

と指示をします。

「今は遊ぶ時間じゃないでしょ」「ふざけるのはやめなさい」

といった否定表現だけでは、何をするのかわからず、伝わらないことがあります。

「遊ぶ時間」ではなくて、何をする時間なのかを直接的に言わないとわからなかったり

「ふざけるのをやめる」だと何をするのか理解できなかったりします。

その為、指示は直接的な表現で短い言葉を使って指示を出すようにします。

指示や質問は一度に付き一つに限ります。

複数の指示や質問を同時に出すと、こどもはどの指示に従えばいいのか、わからなくなってしまいます。

一つの指示を終えたら、次の指示を、一つの質問に答えたら次の質問をする、という風にしていくといいでしょう。

選択肢を提示する

 

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子供に質問するときに、その子の理解度が追いついていなかったり、自分の考えをうまく整理して離せなかったりする子供に対しては、選択肢から答えを選ぶようにします。

発達障がいのある子供にとっては、成功体験を重ねさせ、自信を付けさせてあげる事が大切です。そのためにも難しい問題で失敗させるよりも、簡単な問題を正解させて

「よくできたね」

とほめてあげる機会をもたせるようにします。

選択肢から選ばせる、ヒントを与えて正解しやすくするといった配慮をし、子供に「できた」という達成感、喜びを与えるようにしましょう。

目で見てわかる情報提供を

 

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自閉症スペクトラムの傾向がある子供は聴覚よりも資格に訴える方が情報が伝わりやすい事があります。

口頭で出した指示が通りにくいと感じられた時には、あわせて視覚情報を付加するようにします。

例えば「三角定規を出しなさい」と指示すると同時に、三角定規を手に持って見せます。声による指示が通りにくい子供でも、手に持っている三角定規は注意が向くため、三角定規を使うんだ、という事が理解できます。

またそれでも指示に気付かない子供に対しては、そばまで行って肩を叩いたり、「先生が手を叩いたら指示を出す合図」などと決めておきます。

初めはなかなかルールを守れない子供もいますが、他の子供たちが注意してくれることで次第に従えるようになっていきます。

 

 

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