アスペルガー症候群って!?【吹田市放課後等デイサービス】

2017-10-03

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こんにちは、吹田市は五月が丘にございます放課後等デイサービス、

こどもプラス大阪 吹田教室です!

 

みなさんは普段、人とお話しをしていて、相手の表情が曇ってしまい、

「あれ、今の発言は違ったかな…?」

と思った事はありませんか?

人と人との関わり合いはこの社会において不可欠です。

うちの事業所にも「大人になるまでにはなんとか…!」

コミュニケーション面に悩みを持ち改善したいと思っている保護者さんは多いです。

そんな日々重要視をされているコミュニケーション力ですが、

特にそのコミュニケーションへのつまづきを抱えている発達障害があるのをご存知でしょうか?

 

 

アスペルガー症候群って?

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アスペルガー症候群AS)とは、

自閉症スペクトラムASD)の中に含まれる発達障害の一種です。

知的障害が見られない高機能自閉症似ていますが、

言語障害がない事がアスペルガー症候群の特徴です。

語彙も豊富で、人とお話しをする事を好む傾向にあるので、

コミュニケーション面にはまったく問題がないように見えます。

しかしお話し好きと言っても、相手の気持ちを汲み取ったり、

空気を読んだりする事が苦手で、

自分の話したい事だけを一方的に話してしまう傾向にあるので、

会話や対話が成り立ちません。

これにより、他人との意思疎通や人間関係を作り上げる事において困難を抱えており、

社会性に多くのつまづきを感じています。

またアスペルガー症候群が注目され始めたのは1980年以降と、

その歴史はまだまだ浅くわかっていない事も多い為、

専門医であっても診断に迷うといったケースが見られています。

 

アスペルガー症候群と脳の関係性

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アスペルガー症候群にも自閉症と共通するような脳機能の特異さが見受けられます。

 

 

①側頭葉の上側頭回・紡錘回を含む神経回路

②前頭前野

③偏桃体

④前帯状回

 

 

以上の部位で活動の鈍さがみられます。

これにより

 

①人の表情を読み取ろうとする働き

②相手の気持ちになって考える働き(心の心理)・ワーキングメモリ

③不安などの常同をコントロールする働き

④選択的注意

 

などにつまづきを抱える事があります。

 

またミラーニューロンの働きも弱い為に

見て覚える」「見て学ぶ」といった行為も苦手だともされています。

 

そして時間の流れを理解しずらい傾向にあります。

これは脳の辺縁系と呼ばれる部分の働きに特異が見られるために起こります。

何かのきっかけで昔の出来事を思い出し、急に怒りだしたり、

1年前の喧嘩を思い出し急に相手のお友達を叩いたり…といった行動に出る事もあります。

一度不安を感じた出来事を引きずり、パニックになるというケースもあります。

これをタイムスリップ現象と言います。

 

また手足を同時に動かす協調運動が苦手な傾向にあり、

こういったスポーツ面に苦手意識を持っている子も少なくはありません。

 

また強迫性障害や統合失調症等と特徴が類似している部分があり、

誤った診断や誤解を受けやすい傾向にあります。

 

 

サヴァン症候群

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アスペルガー症候群の中には、特定の物事に対し高い能力を持つ子もいます。

膨大な数字を瞬時に覚えたり、国旗を全て暗記している子、

見た景色、物を瞬時に記憶し細部まで絵に描き起こせる子、

その能力は周囲の予想をはるかに超える物がほとんどです。

これは、自閉症スペクトラムの特徴の一つである「こだわり」が大きくかかわっています。

そのこだわりが本人の興味のある物へ向けられたとき、

驚異的な力を発揮するのです。

もちろん、このサヴァン症候群はすべての自閉症・アスペルガー症候群の子にみられるわけではありません。

しかしこういったところから

「こんなにも高い知能、能力を持っているのに発達障害なわけがない」

と誤解を受けてしまうのです。

 

アスペルガー症候群の予後について

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こういった様々なつまづきで様々な誤解を受けやすいアスペルガー症候群ですが、

困っている事に気付いてもらえないままでいると、

当然何一つ本人のつまづきは改善されないままです。

他人と適切なコミュニケーションが図れず、社会との接点も減り、

挫折感や無力感等のマイナスなイメージだけが本人の中に残り、

二次障害を引き起こしやすくなります。

そうならないためには、

まず周囲が本人への理解を深め、適切なコミュニケーション方法を指導していく必要性があります。

SSTや行動療法、TEACCHなどアプローチの仕方はいくらでもあります。

そして何より経験が大切です。

日々の小さなつまづきを取り除いていき、

本人が安心して暮らせるように支援していく事で、

次第に社会的技術が身に付き円滑なコミュニケーションが図れるようになっていきます。

 

 

 

 

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