お話が上手くできない【吹田市放課後等デイサービス】

2018-07-14

こんにちは! こどもプラス大阪 吹田教室の徳永です。

毎日とっても暑いですね。

ちょっと外を歩くだけで汗がダラダラ出てきて困ります。

暑さに関係なく、子どもたちは元気に動き回って汗で

びちゃびちゃなんてことはしょっちゅうです。

こまめな水分補給を心がけたいですね。

 

吹田教室に来る子どもは、いつも皆で仲良く遊んでいることが多いですが、

ちょっとしたことでトラブルになることもあります。

 

 

例えば、ボールがぶつかった、走り回ってぶつかった、悪口を言ってしまったなどです。

こういった理由がわかりやすいトラブルであれば、原因がすぐわかるため、

きちんとあやまることができれば、すぐにとはいかないまでも仲直りをすることができますし、

大人も仲裁に入りやすいです。

 

ですが、ぱっと見て理由のわからないトラブルだと仲直りにしても、仲裁をするのも大変です。

まず、問題の解決点が見えません。

ではどのような理由で喧嘩になっているのか?ということを子どもに聞いてみても、

お互いの言っていることがちぐはぐだったりします。

こういうときは、言葉だけで何があったのかを読み取るのは難しいですよね。

では原因はなんなのか、より詳しく聞いてみると、

お互いが相手の気持ちを汲み取れていないということが多いです。

このままでは、謝ったとしても、納得できずにトラブルの長期化につながってしまいます。

 

図示(見える化)を行う

お互いの意見がかみ合っていない時には、それぞれの意見や考えを書き出して図示してみるとわかりやすいです。

伝えたい意図や要点が見えることで、論点が見えやすくなり解決点が見つかりやすくなります。

これはトラブルでなくても、普段の会話においても同様です。

子ども同士、大人と子どもでもいいですが、話をしていて、

どこかかみ合わないな?ということってありますよね。

発達障がいを持つ方、特にASD(自閉症スペクトラム)の傾向が強い方は、

話の機微を読み取ったり、曖昧な非言語コミュニケーションが苦手な方が多いです。

ADHD(注意欠如・多動症)傾向のある方は、

どこに焦点を絞ったらいいか?ということを考えるのが苦手です。

お互いの考えを見えやすい形にすることで、相手が何を考え、

どうして欲しいのか?ということがわかりやすくなり、トラブルにつながることも減っていきます。

もちろん子ども同士だけではこのようなことを行うのは簡単ではありませんので、

そこはうまく大人が、間に入ってリードしてあげることが大切です。

 

 

発達障がいをお持ちの子どもは、その障がい特性による言動により、

様々なトラブルに巻き込まれやすいです。

障がい特性を理解して、トラブルに繋がる芽を事前に取り除くことができれば

快適に生活を営むことができます。

周囲の偏見を排し、理解を得るためには身近な大人の協力が不可欠です。

図示をすることで、コミュニケーションが円滑に取れるよう手助けをしてあげましょう。

それでは失礼いたします。

 

 

 

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