Archive for the ‘発達障がいの悩み’ Category
指示や質問はわかりやすく簡単に(吹田市放課後等デイサービス)
子供に指示を出す時には簡単な言葉で具体的に、かつ直接的に話すことが大切です。
視覚優位の子供もいますので、板書する、現物を見せるといった工夫も必要になります。
具体的な指示を短い言葉で
発達障がいのある子供の場合、長い説明や曖昧な表現による指示や質問は理解しづらい為、わかりやすい言葉で簡潔に話しかける事を心がけます。
例えば、掃除をしないで遊んでいる子供に対しては
「すぐに掃除をしなさい」
と指示をします。
「今は遊ぶ時間じゃないでしょ」「ふざけるのはやめなさい」
といった否定表現だけでは、何をするのかわからず、伝わらないことがあります。
「遊ぶ時間」ではなくて、何をする時間なのかを直接的に言わないとわからなかったり
「ふざけるのをやめる」だと何をするのか理解できなかったりします。
その為、指示は直接的な表現で短い言葉を使って指示を出すようにします。
指示や質問は一度に付き一つに限ります。
複数の指示や質問を同時に出すと、こどもはどの指示に従えばいいのか、わからなくなってしまいます。
一つの指示を終えたら、次の指示を、一つの質問に答えたら次の質問をする、という風にしていくといいでしょう。
選択肢を提示する
子供に質問するときに、その子の理解度が追いついていなかったり、自分の考えをうまく整理して離せなかったりする子供に対しては、選択肢から答えを選ぶようにします。
発達障がいのある子供にとっては、成功体験を重ねさせ、自信を付けさせてあげる事が大切です。そのためにも難しい問題で失敗させるよりも、簡単な問題を正解させて
「よくできたね」
とほめてあげる機会をもたせるようにします。
選択肢から選ばせる、ヒントを与えて正解しやすくするといった配慮をし、子供に「できた」という達成感、喜びを与えるようにしましょう。
目で見てわかる情報提供を
自閉症スペクトラムの傾向がある子供は聴覚よりも資格に訴える方が情報が伝わりやすい事があります。
口頭で出した指示が通りにくいと感じられた時には、あわせて視覚情報を付加するようにします。
例えば「三角定規を出しなさい」と指示すると同時に、三角定規を手に持って見せます。声による指示が通りにくい子供でも、手に持っている三角定規は注意が向くため、三角定規を使うんだ、という事が理解できます。
またそれでも指示に気付かない子供に対しては、そばまで行って肩を叩いたり、「先生が手を叩いたら指示を出す合図」などと決めておきます。
初めはなかなかルールを守れない子供もいますが、他の子供たちが注意してくれることで次第に従えるようになっていきます。
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特訓よりも弱点の補強を(吹田市放課後等デイサービス)
計算が苦手な子供に多くの課題をやらせたり、質問に答えられなかった子供に罰を与えたりする方法は好ましくありません。
そうすることで嫌な印象が残ってしまい、学習への意欲がなくなってしまいます。
回数を重ねる練習は不向き
音読が苦手な子どもに他の子供よりも多い練習をしたり、鉄棒が出来ない子供に出来るまでさせたりといった特訓は、発達障がいの子供の場合は成果につながらない事が少なくありません。
発達障がいの子供が苦手な事は練習量や学習量の不足が原因ではないので、回数を重ねても本人にとっては苦痛だけが残り、苦手意識がますます大きくなってしまう事もあります。
むしろ目標のハードルを下げ、取り組みやすくする方が効果が上がります。
例えば逆上がりをしなければいけないとして、発達障がいを持った子供には足を地面から離すだけでよいとするなどにします。
そして出来た時にはほめてあげ、出来る様になって来たら少しずつハードルを上げて逆上がりに挑戦するようにします。
そうすることで子供は出来る楽しさを感じ、苦手意識を薄れさせ、もっと頑張ろうという気持ちになっていきます。
罰を与えない
発達障がいの子供が上手くできなかったとしても、罰を与える事は避け、出来た時に褒める事を優先するようにします。
なまけたり、ふざけたりしたせいで課題が出来ないのではなくて、一生懸命にしていても結果が伴わないこともあり、自分では頑張っているつもりなのに、叱られたり、罰を与えられると不満や反発を覚えます。
そして「頑張ってもどうせだめなんだ」と意欲をなくしてしまいます
じっくり考えさせる
学習障がいのこどもなどには計算や文章問題を解くことに時間が掛かってしまう子供もいますが、出来るだけ時間を与え、一つの問題をじっくり考えるようにします
学習障がいの子供は急かされると、余計に間違ったりしてしまいます。
早く計算するのは最後の課題とし、まずは一つ一つを丁寧に時間をかけ正確に解けるようにします。
また数の概念を理解しづらい子供には数や量をブロックなどで目に見える形で実感させるのが効果的です。
発達障がいの子供の理解度が低い部分については、弱さをカバーするようにして理解を深めさせていくことが大切です。
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順番やルールを守らせる(吹田市放課後等デイサービス)
順番やクラスで決めたルールなどを守れない子供もいます。ルールがきちんと理解できているかどうかを確認したうえでしたがわせるようにするにはどうしたらいいか、また時間が掛かってでも守れた時にはしっかりと褒める様にします。
故意に守らないのではない
発達障がいのある子供は順番やルールを守れない事がありますが、故意にしているのではなくてルールを正しく理解していなかったり忘れてしまったり、衝動的に振る舞ってしまう事で、結果としてルール違反をしてしまうのです。
発達障がいの子供がルールを守れなかった時には、頭ごなしにしかりつけるのではなく、なぜルールを守れなかったのか、その理由を聞いてあげてください
そのうえでルールを再確認し、正しく理解していない時にはわかりやすく説明をしてあげます。
例えばADHDの子供は思った事をすぐに口に出してしまう事もあります。
「発言時は手を挙げて、名前を呼ばれてから答えるように」というルールがあったとしても、それが出来ずに衝動的に答えてしまう事があります。
こういった場合は、「手を挙げて、先生に名前を呼ばれてから答える約束だよ」と再確認したうえで、「わかった人は、手を挙げて答えてね」と伝え、本来のルールを守れるようにします。
非を責めすぎない
子供たちはルール違反に敏感で、悪気がなかったとしても「あの子だけずるい」「わがままだ」といった言葉で非難してしまいます。
しかしあまり責められてしまうと、自分の非を素直に認める事が出来なくなってしまします。
ですので周囲の子供たちからの非難がエスカレートしそうな場合は「もう、わかってるからこれ以上言わなくてもいいよ」と周りの大人が言ってあげ、他の子供たちの感情を抑えてあげる必要があります。
そういった衝動的な行動がたびたびおこってしまうと、クラスの中でも疎外されやすくなり、少しの間違いでも非難されやすくなってしまします。
そうした経験が重なってくると、「自分は嫌われているんだ」と感じ、素直になれなくなってしまうので、そうなる前に子供たちの気持ちをコントロールしていきます
ルールが守れたらほめる
最初はルールを守れなかったけど、後から守れた場合には必ずほめる様にします。
例えばこどもプラス内ではドッヂボールをする子供が多いのですが、なかなかボールを手放さない子供がいますが、しばらくしてからボールを手放すことが出来たらしっかりほめてあげます。
また発達障がいのない子供がルールを守れた時も同じようにしてほめてあげる事で発達障がいの子供だけが特別扱いされているのではないということで不公平感がなくなり、ルールが守れたらほめてくれるという共通認識が出来上がり、少しずつルールに従えるようになっていきます。
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集中しやすい環境づくりを (吹田市放課後等デイサービス)
注意力が散漫な子供や苦手強化がある子供に対しては、席順に配慮し、先生の目が届きやすい一に座らせたり、壁の掲示物を減らしたり、窓の外の景色や音を届きにくくするなどの工夫を行います
席順の配慮を
発達障がいのある子供は自分に必要な情報だけを集めそれ以外を遮断する「選択的注意」が苦手であり、必要のない情報にも気を取られてしまい、集中力が低下しがちです
集中力を保つためには先生の目が届きやすく、本人の気が散りにくい席に座らせるのが好ましいです
具体的には、最前列の黒板が見えやすい位置、窓や廊下など雑音が届きにくい位置などです
また学習障がいのある子供の場合は、授業中に先生がこまめにノートをチェックしたり、声を掛けたり出来るように前列の席がいいでしょう
落ち着きがなく、おしゃべりをしてしまうADHDの特性が出てしまう子供には一緒になって話してしまうような配置にしないよう配慮します
学習障がいやADHDの子供の隣には話しかけられても一緒におしゃべりをしない子供、授業に集中出来る子供などを配置出来る事が望まれます
また自閉症の傾向がある子供は他の子供と机を並べる事を嫌がったり、最初に決められた席以外に移動する事に不安を覚える子供もいます
その場合は、子供の気持ちを尊重し、隣の人との席を離したり、その子供だけ席替えをしないなどの配慮が必要になります
不要な刺激を減らす
教室内の学習環境を整えるためには掲示物にも気を配ります
視覚刺激を少しでも減らすために、掲示物は少なくし、貼る位置も工夫します
特に前面の壁は授業中に目につきやすいので最小限にします
子供の作品などは後ろの壁や廊下に貼りだすようにし、子供の視界に入らない様に掲示します
また教室の前に置いてある教師の机も授業中に目についてしまいやすいので、教材を置いたり、散らかしたりしていると子供の注意がそちらに向いてしまうため、整理整頓を心がけるようにします
水槽や植木鉢などが棚の上に置かれていると、視界に入った時に注意が向きやすくなってしまうので物を減らしたり、カーテンを付けるなどして対応します
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得意な事を伸ばしてあげる(吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいのある子供は苦手な事や失敗することも多く、劣等感を抱えてしまいがちです
好きな事や得意な事を支援者が見つけてあげて活躍できる場面を作るようにし、自信を付けさせることが大切です
自尊感情が育ちにくい
発達障がいを抱えていると、上手くできない事や失敗してしまう事が多く、状況にあった適応行動がとれない事もあるため、保護者や先生に怒られたり、友達から非難されたりする事も少なくありません
常に否定的な目で見られていると、自己肯定感や自尊感情が育ちません
「自分は何をやってもだめなんだ」
「どうせできないし、怒られるんだ」
といった自信のなさや意欲の喪失ばかりが大きくなっていきます
そして物事にチャレンジしたり努力によって何かを成し遂げようという「やる気」が湧いてこなくなり、次第に自分を認めてくれない他人や社会に対して批判的、反抗的になっていきそういった状態が続くと、大人の指示にわざと無視したり、逆らったりし、挑発的な態度を取るようになる「反抗挑戦性障がい」になってしまう可能性があります
得意な事を見つけてあげる
そんな発達障がいを抱えた子供ですが上手くいかない事ばかりではなく、得意な事、好きな事が一つはあると思います
その好きな事を、支援者が率先して見つけてあげ、日ごろから
「○○が上手だね」
「○○だったら一番だね」
と子供の得意分野を認めてあげるようにすることで、親しい人が自分を認めてくれていると実感し、自信や自尊感情が育っていきます。
そして今まで以上に頑張ろうという意欲も引き出すことが出来ます
「活躍できる場」を用意してあげる
子供は好きな事には夢中になれるし、集中力も湧き、努力をすることができるものです
親や先生にほめてもらうことができれば、さらにやる気が湧いてきて、もっとできるようになっていきます
子供の得意な事を見つけてあげたら次は子供がやりたいと思える場所を選びます
その場所選びは子供も一緒に見て、その場の雰囲気や他の子供たちの顔ぶれ、先生の教え方などを見て、納得した上で選ぶようにします
そういった場所を作ってあげることで学校や家で嫌な事があったり、自身がなくなったりした時にその場所で活躍出来ることで心の支えになっていきます
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無理強いはしない (吹田市放課後等デイサービス)
授業中に立ち歩いてしまう場合
ADHDのある子供の場合は授業中などにじっとしていられずに、立ち上がってしまったり、教室内を歩き回ったりしてしまう子供もいます。
これはADHD特有の多動性による行動特性であり、子供自身も自分の行動が抑制できません。
多動性の多い子供の場合は「授業中は動いてはいけない」という高いハードルに対して大きなストレスになり、気持ちも不安定になってしまいます。
こういった場合は授業の妨げにならない程度に一定の許容範囲を設け、「授業時間のうち3回までなら立ってもいいけど、それ以上はダメ」といったルールを決め従わせるのが効果的です。
ルールが守られるようになってくると4回を3回、2回と回数を減らしていくといいでしょう
またプリント配布などの役割を担当し、その間は歩いてもいいなどすることもできます。
教室を飛び出してしまう
中には教室から出ていってしまう子供もいます
長時間座っている状態が我慢できなくなったケース、外の様子がきになり飛び出してしまうケース、友達にからかわれたりし、そのことがきっかけで感情的になり走り去ってしまうケースなどがあります
もしこれを力ずくで押さえつけたり、子供を追いかけまわしたりしてしまうと逆効果になります
子供の緊張や興奮が高まり、ますます逃げようとしパニックになってしまうこともあります
こうした場合には特定の条件の元、一時的に教室を出てもいいということにすると効果的です。
我慢できなくなって教室を離れてしまうときには、行き先、戻ってくる時間を告げてから離室する約束をします
クラスメートがいない場所で一呼吸置くと、すっきりした気持ちで戻ってこられることもあります
そして戻ってこれた時には「よく戻ってこれたね」とほめてあげます
無理をさせないことが落ち着いて授業を受ける態勢を整えるために必要な心の余裕を持たせることになります
行事に参加できない
発達障がいの中には学校や幼稚園の行事ごとを苦手とする子供もいます
普段とは異なる雰囲気に耐えられなかったり、大勢の人に囲まれることに不安を感じたりする子供もいます
行事だけでなく、その為の予行練習などにも参加できない場合があります
こうしたケースも無理に行事に参加するように促したり、無理強いするのは禁物です
子供自身が参加できないと感じているのに、それを強制してしまうと余計に反発したりパニックになったりします
例えば「部分参加」でもいいので参加のさせ方を工夫してハードルを下げてあげるとうまく乗り越えられることもあります
校庭の隅で仲のいい先生となら参加できるという場合や得意な種目やお気に入りの演目だけなら参加できるということもあります
感覚過敏がある
自閉症スペクトラムがある子供の中には聴覚野触覚に対して独特の感覚過敏があり、学校生活などにおいて師匠をきたす場合があります
大きい音が苦手で避難訓練時の報知器の音に対してパニックを起こしてしまう子供もいますし、給食の食材の中に食べられないものがある子供もいます
こういった感覚過敏は発達障がいの特性によるものであり、本人にとっては耐えられないくらい不快なものですが、他の人にとっては理解することが難しく、誤解されがちです
感覚過敏は本人が努力をして治るものでもないため、そういった不快感を取り除いてあげる環境づくりをしてあげる必要があります
例えば避難訓練の時には大きな音が聞こえにくい部屋に行ったり、偏食がある子供には無理に食べさせたりさせずに、一口だけでも食べられたらいいという風に配慮をしてあげることです
変更・変化に対応できない
自閉症スペクトラムのこどもはスケジュール変更に対応できないことがあります
時間割が急に変更になったり、授業や活動をいつもと違う場所で行う事になると活動に参加できなくなることがあります
物の配置にもこだわりを持つ場合もあり、教室内の備品などの置き場を変更するとそれだけで落ち着きがなくなったしまい、気持ちが不安定になってしまう子供もいます
変更や変化が苦手な子供に対しては出来るるだけ前もって変更があることを具体的にどのように変わるかを伝えるようにすることで変更内容を受け入れやすくなります
それでも急な変更が生じてしまった時は無理に活動に参加させずに保健室など落ち着ける場所で別の活動をし、気持ちが落ち着いたら集団の活動に戻ってこれれば良いというふうにします
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地域の人に理解を求める (吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいを正しく理解している人は多くはありません。偏見を持たれないためにも障がい名は出さずに行動特性について説明し接し方に配慮が必要な事を理解してもらいます
偏見を持たれない様に
地域の人や親戚の人に障がいについて知ってもらう必要があるかもしれません
こちらから全員に伝える必要はありませんが、子供のふるまいなどが周りの人を不快にしてしまった時などに、発達障がいによる特性がある事で、不適応行動などが起こってしまう事を理解してもらいましょう
静かにしていないといけない場面などで動き回ったりしてしまうと、周りの人たちからは「行儀が悪い」「しつけがなっていない」といった誤解を生んでしまいます
そういった時はその場で謝り、子供の発達特性を相手に説明します
ここで発達障がいとか症状名を伝えてしまうと、正しい知識を持っていない人の中には発達障がいがあるという事で偏見を持ったり差別をしてしまったりしまうかもしれません
相手に伝える時は「性格」や「性質」といった言葉を使うように気を付けます
接し方に配慮してもらう
子供に発達障がいがある事を地域の人や親戚に伝える場合は、より多くの大人に支援してもらえるということになります
子供の行動特性について説明したうえで「だめというだけではわからないので、~しなさいと注意してください」「人より敏感なので頭や体に障らない様にしてください」という風に子供と接する際の注意点を具体的に伝えるといいでしょう
接し方がわかると地域の人や親戚もコミュニケーションが取りやすくなり悪い面ばかりでなく良い面も評価してもらえるようになります
ルールやマナーを教えてもらう
日常生活では親の目の届くところは限られていますが、地域の人に子供の障がいについて理解してもらっていれば街で見かけたときに声を掛けてもらえたり、困っている時に助けてくれたりもします
またルールやマナーに反することをしているときは注意してもらうべきです
注意をする時は注意の仕方を具体的に伝えておくといいでしょう
多くの人の目で見守ってもらえるという事は子供が社会生活を送っていく上で重要な事になります
子供が今後出会っていく人たちの多くは発達障がいの事をよく知らない人たちですが、そういった人にこそ発達障がいの事を理解し、支援してもらわなければ子供の社会生活の実現は難しくなってしまいます
子供の活動の場を広げるチャンスを作る為にも地域の人に発達障がいの事を正しく伝えていくことが大切になります
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本人に発達障がいを伝える(吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいであることを本人に知らせるべきかどうかは本人の年齢や理解力、性格、状況によって異なります
基本的には理解力がある程度付いた年齢で子供自身が自分の行動特性で悩んだり、困ったりしているなら「みんなと違う性質がある」ということをつたえてあげる事がいいと言えます
「どうして自分はみんなと同じように出来ないんだろう」
「何で周りに自分の事をわかってもらえないんだろう」
といった悩みを抱えている場合子供は自分の努力不足や能力不足が原因だと思ってしまうことがあります
その事で本人を苦しめないためには、
「みんなと少し違った所があるけど、それは悪い事じゃないよ」
ということを伝えてあげてください
障がい名は言わないようにする
子供に発達障がいの事を伝える時を具体的な障がい名を伝えても子供には理解できずに不安になってしまうので、伝える時は子供に理解できるように説明することが大切です
「みんなより忘れやすい性格がある」
「みんなよりも問題を解くのに時間が掛かる」
など具体的な行動特性を伝えてあげるとわかりやすいです
そしてそれは本人の能力不足や努力不足が原因ではないという事を強調してあげてください
同時に「全くできない」のではなくやり方を変える事で出来る様になったり、時間を掛ければ出来る様になるという事も伝えてあげてください
「出来ないからやらなくてもいい」という事ではなくて「努力が必要だけど頑張ったら出来る様になる」と可能性を伝えてあげる事が大切です
長所も強調する
発達障がいについて説明すると出来ないところや足りないところなどのマイナス面の話になってしまうため、子供が不安になってしまうので他の子供よりも優れているところ、得意な事についても一緒に説明をしてあげてください
実際に障がいのある子供には素直な子供らしい子が多かったり、他人を困らせようとしたりだまそうとしたりする子供も少ないです
また得意分野では並外れた記憶力を発揮したり、絵画や音楽の才能に秀でた子供もいます
障がいについて伝える時はそういった長所についても触れて、すべてひとまとめにして「ひとりの個性」として認めてあげてください
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発達障がいは誰に相談したらいい(吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいに最初に気づく人、気付くタイミングは障がいの種類や子供の特性の現れ方により、おおむね以下の3パターンにわけられます
・親が家庭で子供を見ていて気付くパターン
・学校や幼稚園などの先生や保育士が集団生活の中で気付くパターン
・乳幼児期に行う健診などで発見されるパターン
昔は発達障がいに対する一般の人たちの認知度が低かったため、専門家以外の人が「発達障がいではないか」と気付く機会も少なかったですが、最近では発達障がいへの理解が広がってきており早期発見が出来る様になってきました
特に幼稚園や保育園では同年代の子供を集団で見ている為、周りと違った行動特性を持っている子供に対して気付きやすいものです
そうして発達障がいが疑われ、本人や家族の日常生活に支障をきたしている場合は、発達障がいの診断・治療を専門にしている医師に相談することをお勧めします
発達障がいの専門医は総合病院や大学病院など規模の大きい病院の小児神経科や児童精神科にいます
もしこういった医療機関に行くことに抵抗がある場合は地域の保健センターや子育て支援センター、児童相談センターなどの相談窓口を利用してみるのも一つです
発達障がいの早期発見、早期対応に力を入れている自治体が増えてきているので専門の「発達相談窓口」を設置しているところもあり的確な対応をしてくれます
発達障がいを伝える難しさ
子供の発達障がいに誰が気付くかという事で、相談や支援を求めるための働き方は変わってきます
親が子どもの発達障がいに気付き、医療機関に相談し、子供の特性が親に理解されている状態で親が先生に支援を求めるケースがありますし、逆に先生が発達障がいに気付き親に伝えることもあります
どちらのケースでも相手に発達障がいを理解してもらい適切な対応、支援をしていくことは容易ではありません
発達障がい自体は広く知られてきましたが、どのようなものなのかしっかりと理解している人は多くはありませんので事情を打ち明けるタイミングや理解への求め方には慎重さを必要とします
発達障がいを伝えるタイミング
学校や幼稚園側が子供の発達障がいの事を知らずに他の子供と同じように対応して今う事もあるため、伝えておく必要があります
先生に理解してもらっていなければ、誤解が生じ、子供が叱られたり非難され子供にとって自信をなくし、学校へ行きたくなくなってしまうかもしれません
しかし情報を先に伝える事で、子供を先入観をもって見てしまい、本当の特性を見逃してしまうかもしれません
入園、入学直後は様子を見て先生の方から子供の事で話をされた時に発達障がいの事打ち明けるケースだと、その後の協力関係をうまく保つ上で比較的うまくいくようです
先生と親が一緒に子供が困っていることを解消するために支援が必要な事を実感したときがお互いに協力態勢を作ろうというきっかけづくりにもなりやすいでしょう
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友達との関わりに気を付ける(吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいのある子供の中には自分の状況を客観的にとらえたり、相手の気持ちをくみ取る事が苦手な子供が少なくありません
もちろん本人には悪気はないのですが相手を不快にさせてしまったり、自分の意見が通らないとかんしゃくを起こしてしまったりし友達と協調することが難しい事が見られます
そういったつまづきは発達障がいの行動特性からくる問題で相手を不快にさせない言動はどういったものか、言い合いになりそうなときに、悪口を言わないためにはどうしたらいいのか等の様々なコミュニケーション能力、生活能力を身につける事ができればそういった問題は解決していきます
そういった社会生活で必要なコミュニケーション能力、生活能力の事を「ソーシャルスキル」といい、発達の過程で本来は自然と身についていくものですが、発達障がいのある子供はその習得が遅くなってしまいがちです
ソーシャルスキルを身につける
小学生以降、周りの子供たちは自然とコミュニケーションが出来ているのになかなかうまくいかないのはこのソーシャルスキルが不足しているからです
もしこのソーシャルスキルが不足しているまま大人になってしまうと、職場などでの人間関係でつまづき、社会不適合者の烙印を押されてしまい本人も自信を失ってしまうかもしれません
そうならないためにも出来るだけ低年齢のうちにソーシャルスキルを補う支援をしていく必要があります
不足しているソーシャルスキルは子供の特性により異なるため、子供がどんな場面でつまづきやすいか、どういったことで言い合いになってしまうのかといった事を検証し、はっきりさせます
そのうえで足りないと思われるソーシャルスキルを絞り、そのスキルが身につくように支援を行っていきます
友達とのかかわりを強要しない
自閉症スペクトラムの子供の中には人付き合いがあまり好まない子供もいます
人とのかかわりがストレスになってしまう子供には友達と遊ぶことが精神的な負担になってしまうので、無理に友達と遊ばせようとすることは避けるようにします
自閉症スペクトラムの子供も学校やデイサービスなどで集団生活を送る中で人とのかかわり方を学び、人との折り合いの付け方や集団行動に従ったりと必要なソーシャルスキルを身につけていきます
ですので家庭では少し休み、息抜きをさせてあげる事も大事です
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