Archive for the ‘LDのお悩みの方’ Category
思春期における心の変化【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪 吹田教室の徳永です。
今回は思春期についてのお話をしたいと思います。
思春期は第二次性徴が起こる10才ぐらいから高校生くらいの時期を指します。
皆さんはそれぐらいの年頃の時はどのように過ごされていましたか?
この時期くらいから、親に対しての反抗期であったり、かっこつけて色々な事に手を出してみたり、
はたまた将来の事を悩んでみたりと、成長するにつれての、心の内面に変化が表われて、
行動にも出始めます。
これは定型発達の子どもはもちろんのこと、発達障がいの子どもにも平等に訪れます。
心が成長することで、「人と自分との違い」や。「自分について」を深く考え始める子も多く、
特に他の子との違いから、劣等感にさいなまれることで、心が不安定になり、イライラしてしまいます。
その不安定さやイライラが、暴言や暴力という形で現れます。
お兄さん、お姉さんになってきたという事もあり、多少の不安定な状態が見られても、対応の困難さから
手を離してしまいがちですが、この時期こそ親御さんは寄り添い、「あなたの長所は○と○と○。いっぱい
いいところがあるよ。」と伝えてあげてください。誰かとの比較は不安定な心をより揺らす結果となります。
本人の長所を伸ばせるようにしてあげてください。
学習内容が難しくなるにつれて、発達障がいの子はより得手、不得手の差も大きくなりがちです。
苦手の底上げよりもまずは得意を伸ばす方が自信もつきます。
思春期は不登校に繋がる可能性も…
もしかしたら学校に行きたくないと急に言われるかもしれません。
学習内容、人間関係が複雑になることで学校での居場所を失っているのかもしれません。
親御さんは子どもの言葉を否定せず時間をかけて耳を傾けてあげてください。
そのうえで学校に相談して対策を練ります。
家や学校以外でも本人の居場所となりえるのであれば、指導教室やフリースクールに通う
という事も視野に入れてください。
学校を休んだ場合でも生活のリズムは崩さないようにしましょう。
朝起きられないと、休みが長期化しがちです。
不安定な子どもを見ていると不安を感じることもあるでしょうが、一番不安を感じているのは子どもです。
悩みは抱えずに、保護者同士のつながりなどを大切に学校や専門機関などに相談しましょう。
休みが長期化しても、学校とのつながりは絶たないようにしましょう。
宿題を定期的に提出したり、クラスだよりをもらい、再び通い始められる
環境作りのために協力をし合う事が大切です。
トップページはこちらから→http://kp-osaka-suita.com/
お問い合わせ先
吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室
〒565-0801
大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1階
TEL: 06-6877-7280
Mail: info@kp-osaka-suita.com
LINE: kp-suita
お気軽にご相談ください
体験、見学等は随時受け付けております。
メールからも資料請求(無料)できます
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楽しみなイベント!でも…?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪吹田教室の徳永です。
1月に入って、寒さに磨きがかかってきましたね。
ですが、それ以上に年末年始の間には様々なイベントが盛りだくさん!
その中やっぱり子どもたちが一番楽しみなのはクリスマスでしょうね。
サンタさんが来てくれるのを心待ちにしていたのではないでしょうか?
プレゼントは頼んでいた○○がきた!話してくれる子どもの顔は
楽しいことがあると気持ちは浮つきがちで、そうなると
なかなか普段通りにとはいかないことも多いです。
学校でも面談で注意を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
見通しが立たないと不安や緊張が高まる
クリスマスだけでなく、冬休みに年末年始と子どもにとっては楽しいことがたくさんでしたが、
毎日の学校生活による日々のリズムから外れることは、発達障がいの子どもにとっては
楽しいことであったとしても、ストレスとなることがあります。
一つのイベントだとまだ見通しが立ちやすいですが、まったりした冬休みを終えて、慌ただしいこの時期だと
かなりの負担が予想されます。
冬休み後のこの落ち着きのない状況だと休みに入ってからよりストレスとなり、
もしかしたら、ご家族が怒らないといけないような場面があるかもしれません。
慌ただしいのはご家族も同じで、スケジュールを立てるのは難しいかもしれませんが、
ある程度、事前に全体の見通しを伝えておくことでストレスが軽減できるようにしましょう。
また、何かトラブルがあっても、もしかしたら見通しが立たずにイライラしているのかもしれない、
と考えてゆっくりとお話をしてあげてください。
また、お正月を終えてもまだまだイベントはたくさんあります。
街中もイベントの前には様々な曲が大音量で流れます。
聴覚過敏のお子さんにはかなりの苦痛となるので、耳栓やヘッドホンなどを
用意しておくといいでしょう。
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発達障がい…食生活にも影響?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪吹田教室の徳永です。
涼しくなって枯れ葉も舞い散り、もうすっかり秋の様相を呈してきましたね。
秋と言えば、お芋が美味しい季節で、その他にも色々な秋の味覚があってついつい食べ過ぎてしまいます。
食欲が旺盛なのはいいことですが、上手く自分で食欲をコントロールしないと体重も気になってくる季節です。
ですが、誰もがその辺りをコントロールするのが得意な方ばかりではありません。
発達障がいの方は偏食気味?
子どものころは好き嫌いも多くて、食べられないものが多かったりしますよね?
発達障がいの子どもは、好き嫌いや味付け、使い慣れた食器などにこだわりの強い子どもが多く、
より偏食になりやすい傾向にあります。
また子どもによっては感覚過敏が強く、においの強い食べ物が苦手であったり、
舌触りに不快感を抱いて特定の食材を嫌う場合もあります。
過度の偏食は摂食障害(食事を摂りたがらない拒食、過剰に食べてしまう過食)に繋がる場合もあり、
注意が必要です。
拒食症はASD(自閉症スペクトラム)の症状としての、食事や体型などへのこだわりの強さ、
不安障がいや強迫性障がいとの併発により、見られやすいです。
また過食症はADHD(注意欠陥多動性障がい)の症状として、我慢や待つことが苦手な
衝動性により見られやすいです。
楽しく食事が出来る環境づくりを
偏食が激しい場合は、偏食を矯正しようとばかり考えがちですが、
食事そのものへの嫌悪にも繋がりかねません。
まずは楽しく食卓を囲むことが出来るように雰囲気作りに心を配りましょう。
また、自宅では問題なくても学校で全員が同じ献立の物を食べる給食となると、
問題が出てくる場合もあります。
こだわりが強い子どもに対しては、学校と連携して家庭で使用しているお箸や
食器の使用をすることで、給食の時間が楽しいものに変わるかもしれません。
給食の中で苦手なものを少量にするなどの配慮もいいでしょう。
まずは食卓に着いて食べるという習慣が大切です。
そこから少しずつ、かたよりなく栄養を取れるように促していきましょう。
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