Archive for the ‘ADHDでお悩みの方’ Category
製作と運動遊び【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
今日はとっても寒かったですね…。
なので、今日は教室から出ずに室内で製作をしました。
まずは午前中のサーキット。
高さがあると、大変ですねぇ。
いつもと違うしかけについつい動きが慎重になっております。
少し慣れてくるとこうしたアレンジなどを加える事によって
こども達のサーキットへのマンネリ化を防止しております。
動きが慎重になるため、
衝動的に動いてしまう傾向にあるADHDのお子さんにぴったりな運動遊びとなっております。
そのほかに空間認知力などの感覚統合にも持ってこいの遊びですよ♪
午後は午後で集団遊びを行いました。
大盛り上がりで、最後には「もう一度参加したいお友達!」と聞くと、
皆手を挙げてくれました。
集団遊びを楽しんでもらえるのはとっても嬉しい事ですね。
そしてそのあとはお待ちかねの製作。
オリジナル下敷き作り。
皆すっごく楽しみにしていてくれたようです。
真剣にとっても根気よく丁寧に仕上げてくれました。
去年作った下敷きを持ってきてくれたお友達もいて、
自分で作ったものだからか、物を大切にする心も育まれているのだなと実感した瞬間でした。
また来年も作ろうね。
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吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室
〒565-0801
大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1階
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Mail: info@kp-osaka-suita.com
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忘れ物とワーキングメモリ【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
保護者様からよく耳にする悩み事の一つに、
「忘れ物がとっても多いんです」というものがあります。
発達が気になるお子さん(発達障がい・グレーゾーン)の中には、
何度言われても同じものを忘れてしまったり、宿題をするのを忘れてしまったり、
お友達との約束や係の仕事…
はたまた一番残念な忘れ物は宿題をやったのに宿題を持っていくのを忘れてしまった!など…
忘れ物をしないことの方が珍しい!なんてお子さんも中にはいるみたいです。
発達が気になるお子さんはどうして忘れ物をするの?
こうした忘れ物が多いお子さんの特徴の一つに、
連絡帳をきちんと記入していないパターンがあります。
そもそも連絡帳を忘れてしまっている!なんてこともありますし、
連絡帳をきちんと書くようにしてもその連絡帳を確認する事を忘れてしまうお子さんもいるので、
そもそも連絡帳の意味がないですよね。
また、持ち物に関しては自分の物であることすら忘れてしまって、
忘れてきたり失くしてきたりするお子さんもいらっしゃるようです。
忘れ物が多いのならば、その都度買ってあげればいいと思うかもしれません。
忘れ物の中には「人との約束を忘れてしまう」といったケースもあります。
この場合ですと、お友達とせっかく遊ぶ約束をしたのに、
その会話自体を忘れてしまって、対人関係でのトラブルの原因となってしまう事もしばしば…
コミュニケーションに対して課題を抱えているお子さんも少なくはないと思います。
このような事態の原因の一つに「ワーキングメモリの弱さ」が関係しているのです。
ワーキングメモリとADHD
ワーキングメモリとは、短期記憶と呼ばれるものです。
脳の中で得た情報を一時期メモをし、情報を整理し、必要な時にその情報を引き出し、必要でなくなれば忘れていく。
その働きを担ってくれているのです。
しかしながら個人によってそのワーキングメモリの器の大きさというものは変わってくるものなのです。
ADHDなどの発達が気になるお子さんの大半はこのワーキングメモリの弱さにひっかかりを感じているようです。
発達障がいのお子さんとよくある誤解と対処法
短期記憶力が弱いお子さんたち、それでも周りはそう思ってはくれません。
よくある誤解によってお子さんたちの自尊心が傷ついているという事も知っておいてください。
・反抗心から指示を聞いていない
・周りを困らせようとわざと忘れたふりをしている
・不真面目からわざと忘れている
↓
記憶力が弱いからこそ起こっていることです。
生まれつきのものなので、記憶力を鍛える事はできません。
補う方法を見つけていくことが大事なのです。
↓
・本人の記憶力に頼らずとも覚えておける方法や思い出す事のできる方法を探す。
(メモを取るなど)
・周りの人間に「忘れていない?」と確認をしてもらう
・予備を準備する(忘れてしまった時の為に)、持ち帰ったり持ち出したりせずともよい工夫を行う
・何か指示を出す時は「一度に一つ」を心掛け本人の焦りや混乱、情報の忘却を防ぐ
このように環境を整える事、習慣づけを行う事で短期記憶の弱さは補う事ができます!
反省させるだけ、は逆効果!
「どうして忘れたの?」「話は聞いていた?」
叱るだけ、反省させるだけは逆効果です。
また忘れた回数を明確にしたりして本人に意識させようとする事も、
本人の自尊感情を傷つけてしまうだけです。
これらは自己肯定する気持ちを一気になくさせてしまうだけで、
忘れ物を減らす事への効果は期待できません。
不真面目でもないし、話を聞いていないわけでもないので、
ともに寄り添い一緒に忘れ物をなくしていく工夫を行う、習慣づけをするという事が大事なのです。
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スモールステップと運動遊び【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
うちの教室は運動療育をメインに行っているのですが、
お子さんの中には中々運動をしたがらないお子さんがいます。
その理由は本当に様々で…
運動が苦手だというお子さんも居れば、
運動はできるけれども皆と一緒に行う事を拒否するお子さんもいらっしゃいます。
それぞれの理由の中、皆でサーキットや集団遊びを行う為に、
様々な努力をさせていただいております。
これは先日のサーキットの様子なのですが、
うつ伏せのレスキュー隊で懸垂力を鍛える遊びです。
中々運動遊びに対して消極的なお友達も、
先生と競争なら…!とやる気を出してくれました。
最後はゴールにいる先生とタッチ!!
多動なお子さんも多いので勢いで動きを流してしまう事があります
勢いだけで流してしまうと運動負荷もあまりかからない上に、
怪我の原因に繋がってしまうので、
考えてもらう事で一呼吸おき楽しみながら一呼吸おいてもらうようにしております。
ワーキングメモリを鍛える為に、
レベルが上がってくると色や順番も指定しております。
ずっとうちの教室に通ってくれており、もう逆上がりも楽々なお子さんに対しては…
運動の得意な先生が目の前で難易度の高い鉄棒技に挑戦!
逆上がりはできても、前回りからそのまま逆上がりをするのは難しく、
悔しそうだけどとっても楽しそう!
なんか火が着いちゃったみたいで何度もサーキットを周回してくれていました(笑)
やる気の引き出し方はそのお子さんによって変えております。
今日も利用のお子さんの課題に合わせて運動を組んでおります。
楽しんでもらえたらいいなぁ。
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楽しみなイベント!でも…?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪吹田教室の徳永です。
1月に入って、寒さに磨きがかかってきましたね。
ですが、それ以上に年末年始の間には様々なイベントが盛りだくさん!
その中やっぱり子どもたちが一番楽しみなのはクリスマスでしょうね。
サンタさんが来てくれるのを心待ちにしていたのではないでしょうか?
プレゼントは頼んでいた○○がきた!話してくれる子どもの顔は
楽しいことがあると気持ちは浮つきがちで、そうなると
なかなか普段通りにとはいかないことも多いです。
学校でも面談で注意を受けた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
見通しが立たないと不安や緊張が高まる
クリスマスだけでなく、冬休みに年末年始と子どもにとっては楽しいことがたくさんでしたが、
毎日の学校生活による日々のリズムから外れることは、発達障がいの子どもにとっては
楽しいことであったとしても、ストレスとなることがあります。
一つのイベントだとまだ見通しが立ちやすいですが、まったりした冬休みを終えて、慌ただしいこの時期だと
かなりの負担が予想されます。
冬休み後のこの落ち着きのない状況だと休みに入ってからよりストレスとなり、
もしかしたら、ご家族が怒らないといけないような場面があるかもしれません。
慌ただしいのはご家族も同じで、スケジュールを立てるのは難しいかもしれませんが、
ある程度、事前に全体の見通しを伝えておくことでストレスが軽減できるようにしましょう。
また、何かトラブルがあっても、もしかしたら見通しが立たずにイライラしているのかもしれない、
と考えてゆっくりとお話をしてあげてください。
また、お正月を終えてもまだまだイベントはたくさんあります。
街中もイベントの前には様々な曲が大音量で流れます。
聴覚過敏のお子さんにはかなりの苦痛となるので、耳栓やヘッドホンなどを
用意しておくといいでしょう。
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発達障がい…食生活にも影響?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪吹田教室の徳永です。
涼しくなって枯れ葉も舞い散り、もうすっかり秋の様相を呈してきましたね。
秋と言えば、お芋が美味しい季節で、その他にも色々な秋の味覚があってついつい食べ過ぎてしまいます。
食欲が旺盛なのはいいことですが、上手く自分で食欲をコントロールしないと体重も気になってくる季節です。
ですが、誰もがその辺りをコントロールするのが得意な方ばかりではありません。
発達障がいの方は偏食気味?
子どものころは好き嫌いも多くて、食べられないものが多かったりしますよね?
発達障がいの子どもは、好き嫌いや味付け、使い慣れた食器などにこだわりの強い子どもが多く、
より偏食になりやすい傾向にあります。
また子どもによっては感覚過敏が強く、においの強い食べ物が苦手であったり、
舌触りに不快感を抱いて特定の食材を嫌う場合もあります。
過度の偏食は摂食障害(食事を摂りたがらない拒食、過剰に食べてしまう過食)に繋がる場合もあり、
注意が必要です。
拒食症はASD(自閉症スペクトラム)の症状としての、食事や体型などへのこだわりの強さ、
不安障がいや強迫性障がいとの併発により、見られやすいです。
また過食症はADHD(注意欠陥多動性障がい)の症状として、我慢や待つことが苦手な
衝動性により見られやすいです。
楽しく食事が出来る環境づくりを
偏食が激しい場合は、偏食を矯正しようとばかり考えがちですが、
食事そのものへの嫌悪にも繋がりかねません。
まずは楽しく食卓を囲むことが出来るように雰囲気作りに心を配りましょう。
また、自宅では問題なくても学校で全員が同じ献立の物を食べる給食となると、
問題が出てくる場合もあります。
こだわりが強い子どもに対しては、学校と連携して家庭で使用しているお箸や
食器の使用をすることで、給食の時間が楽しいものに変わるかもしれません。
給食の中で苦手なものを少量にするなどの配慮もいいでしょう。
まずは食卓に着いて食べるという習慣が大切です。
そこから少しずつ、かたよりなく栄養を取れるように促していきましょう。
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ADHDや自閉症スペクトラム!小さな問題にはクールダウンの声掛けを【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
みなさんは、お子さんに対して自分の都合でついつい怒ったりしていませんか?
問題の根本の解決には頭ごなしな怒鳴り声や叱り方ではなく、
「クールダウンの声掛け」がとっても有効なんですよ。
発達障がいのお子さんに対して、それは親の都合…?
朝急いでいるときについつい言ってしまう、
「何してるの!!お茶がこぼれたでしょ!!」
なんて怒鳴ってしまう事ってありませんか?
この場合、そもそもこの怒りの原因とはなんでしょうか?
『何度いっても落ち着かずに、お茶をこぼしてしまった為に後片づけが面倒』というものです。
もちろんお子さんが落ち着いてくれるに越したことはありませんが、こども達からすれば、
(そんなの、親の都合だ…)
と不満に思ってしまう事もあります。
ではその不満を解決するにはどうすればいいのでしょうか?
もっと早くから準備する声掛けを行えばよいのです。
それでも中々そうは行かない為こういう小さい問題が起こってしまうものですよね。
イライラしてしまうかもしれませんが、一度一呼吸おいて、
「今、自分の都合で怒ってしまっていないか…?」
と客観的に考える習慣を付けていきましょう。
そうすればお子さんだけにイライラする事はなくなり、怒鳴り声も少なくなっていくはずです。
クールダウンの一言で、発達障がいのお子さんに心のゆとりを
それでも問題は起こってしまいます。
上記では親のイライラは抑えられても、お子さんの行動自体には何の進展もないように感じますよね。
お子さんの行動の進展にはものすごい時間がかかってしまいます。
こういった際に必ず行ってほしい事があります。
それは「クールダウンの声掛け」です。
問題が何か起こった際には必ず、
「こぼれたね。どうする?」
と一呼吸置くためのクールダウンの声掛けを入れてください。
この一呼吸がある事で親は怒りの気持ちをぐっと抑える事ができますし、
お子さんは問題に対して前向きに考える事ができます。
問題が起こるとついついパニックのように「どうしようどうしよう」
となってしまうお子さんもいますよね。
自閉症スペクトラムのお子さんはそういった傾向にあるお子さんも少なくありません。
そういったお子さんに対しては、
「大丈夫、落ち着いて考えようね。」と一緒に考えてあげてください。
この時にお子さんから「こぼしたお茶を拭く」という言葉が引き出せれば満点です。
出にくい場合は「お茶を…?ふ、ふ、ふ…?」とヒントを出したり、
「お茶を拭きます」とプロンプトしオウム返しをしてもらうのも手です。
そして「ママ(パパ)も手伝うよ。」と笑顔で返し、一緒に後片付けを行ってください。
繰り返していく事で少しずつ問題が起こった時にはどうすればいいのか、と考える習慣がつけられていきます。
発達障がいのお子さんに有効な問いかけ戦法
さきほどのような目の前で起こってしまった問題が解決した際には、
すかさず「どうしてこぼれたのかな?」と原因を考えてもらえるような問いかけをしましょう。
お子さんから直接答えがでなくとも
「机の端にお茶を置いてたからだよ」
「机の前でふざけてて当たったんだよね」
などフォローを入れるようにしましょう。
そして次からどうすれば未然に防げるのかを一緒に考えていくことで、
次からはどんな事に気をつければいいかを意識してもらう事ができます。
今やったから次からは完璧!とはいきませんが、この一連の流れと合わせて
同じような事態が起こる前に
「机の端においてたらどうなったかな?」
「机の前でふざけてたらどうなってたかな?」
と事前の問いかけなどを行う事で未然に防ぐ事もできます。
少しずつではありますが、そういった日々の小さな声掛け一つで、
お子さんの行動は改善されていくものなのです。
集団活動中だからこそ行える、療育活動
集団で行動していく中で、余暇の時間や、運動遊びの中では、
こういった問いかけや事前の問いかけなどが特にしやすいです。
前回ケンカをしてしまった子同士が同じ状況になった際に
「それでこの間どうなったっけ?順番交代しようか。」
と次の行動への提示がやりやすいのです。
大人に言われるようにも子ども同士の社会の中で気付く事も多いらしく、
余暇の時間の自由遊びで学ぶことも多いようです。
あー、そろそろケンカするな…!と思って声掛けに行くと、
ちゃんと問題を自分たちで解決できていた。
なんてことも多く私たちが驚かされる事も最近増えてきましたよ。
小さくはありますが、日々進んでいっているんですね。
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ADHDのお子さんと「きょうだい」【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
ADHDに限った事ではありませんが、家族の中にADHDなどの発達障がいを持っているお子さんがいると、
親の関心がそちらに向いてしまいやすくなり、きょうだいなどが不公平だと感じる事があります。
そうなってしまっては家族観の空気が悪くなってしまいますので、きょうだいへの配慮も忘れてはいけないのです。
ADHDのお子さんと他のきょうだいへの対応の仕方
〇良い対応〇
・時々きょうだいと親だけが1対1で向き合う時間を作っている。
・ケンカの場合の際両方に非がある場合はどちらも同じように叱っている。
・ADHDのお子さんだけを特別扱いしないように出来る範囲ではあるものの心掛けている。
・ほかのきょうだいが感じているADHDのお子さんに対する不平や不満は突っぱねず受け止めている。
・きょうだいが大きくなってきたのであれば、障がいの理解を求めている。(その際に安易に診断名を告げるのではなく「集中しにくい性格」など特性を説明している)
×悪い対応×
・ADHDの子ばかりに手や目をかけて、他のきょうだいは放任傾向にある。
・ケンカの際には、他のきょうだいの話は聞かずにADHDを理由に庇い、ほかのきょうだいばかりを叱っている。
・ADHDのお子さんにだけ個室を与える、習い事をさせているなどの特別扱いをしている。
・順番待ちなどではいつもADHDのお子さんを優先している。
・ほかのきょうだいとADHDのお子さんを成績や性格などで比較しがちである。
このような例でもわかる通り、ADHDなどの発達障がいを持っているお子さんが、
きょうだいの中にいると、そのつもりはなくともついついADHDの子に
目や手をとられてしまいがちです。
ある程度そうなってしまうのは仕方がない事ですが、それを理解していたうえでも、他のきょうだいは不平や不満を感じやすいものです。
たまにはADHDのお子さん抜きでの穴埋めが必要です
そういった他のきょうだいからの不満をほっておくのは、ADHDのお子さんにとっても、他のきょうだいにとっても良い事ではありません。
他のきょうだいへの穴埋めがとても大切な事でもあるのです。
ADHDのお子さんがいない状態でほかのきょうだいと向き合う時間を作りましょう。
たとえばADHDのお子さんが学校や、うちのような放課後等デイサービスなどを利用している間。
休日なのであれば、キャッチボールなどもよいでしょう。
お菓子作りを一緒に行うなど、他のきょうだいが保護者を独占できる時間を設けるのもとっても大切なのです。
ADHDのお子さんにきょうだいがいる事のメリット
ADHDのお子さんにきょうだいがいる事は決してデメリットではありません。
寧ろメリットの方がずっと多いのです。
家庭内に両親よりも年の近い人間がいるという事はそれだけADHDのお子さんにとって、
自宅の中で社会性を身に着けるチャンスになります。
同じぐらいの年代の子とうまく付き合っていく訓練が自宅でもできるという事です。
大きくなってきているきょうだいであれば、障がい特性を理解し、
ともに行動療法などで協力してもらう事ができます。
また同じ学校に通っているのであれば、親が見られない時のサポート役にもなってくれるでしょう。
幼いきょうだいであったとしても、ADHDのお子さんにとってはコミュニケーションをとるよい機会になります。
自分より幼い子と話したり一緒に過ごしたりする事もりっぱな療育になり、
社会性を気付く訓練にもなるのです。
教室で行っているADHDのお子さんと社会性
他のきょうだいがいるメリットでお話させていただきました社会性。
そちらを身に着けてもらうために、サーキットなどを毎日行っております。
順番を待つ事、自分のペースだけでは物事が進んでいかない事、
そういった事を常に学んでもらっております。
集団遊びではだれかと協力する事
また自分の要求だけを通す事はできない事
同じような年代のお子さんが10人集まるからこそできる事ではありますが、
小集団から身に着けていく社会性というものはとても大事なのです。
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ADHDのお子さんへの運動で配慮している事【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
うちの教室の子ども達はとっても元気です。
人よりも落ち着いてしっかりと人の話を聞くという事が少し苦手です。
そんな子たちですが、工夫次第できちんと私たちの話を聞いてもくれるようになりますし、
全体指示がなかなか通りにくい子は少なくありませんが、きちんと集団活動もとる事ができます。
ADHDの子に限らず、指示は質問を受けられる姿勢作りが大事なのです
指示を聞いてもらうにはまず子どもたちが注目をしてくれない事には始まりません。
その為の姿勢作りというのは何よりも大切な事なのです。
なので、
まずは挨拶をする事からはじめさせていただいております。
何かを説明する前にあえて、必ず一度座って落ち着いて挨拶を行ってからする事で切り替えを兼ねています。
なので一つ一つの活動の前に必ず挨拶を入れるようにしています。
毎日繰り返す事で、こどもたちは「挨拶があったら説明があるぞ!」と理解してくれるのです。
それでもやはりみんながみんながというわけにはいかないので、クイズを出してから挨拶をしたり、
挨拶の前に手遊びをしたりと子どもの興味を引く事も大切な事ですが。
何年も続けている事でこどもたちが自然と身に着けてくれた大切なスキルの一つとなっております。
ADHDの子は簡潔な説明、だけではついてきてくれません!
簡潔な説明、視覚での説明で!なんていうだけでは、こどもたちはついてきてくれません。
これは関西の子特融でしょうか?面白さがないとついてきてくれません。
簡潔な説明で一つ一つ丁寧に声のトーンを変えて声掛けを行います。
その中で子どもたちが連想しやすいものを例えに出したり、
全力で私たちが身振り手振りで説明する事によって、
注目してくれるようになります。
大阪の子どもたちは特に笑いにシビヤです。
時々ものすごい突っ込みが返ってくる事もあります(笑)
カラーカップを使った運動を行いたい時は、カップを手にもって実演するとより効果的です。
また、指示や発問を一つずつに分けるという事も大切です。
ADHDのお子さんは短期記憶の働きが弱いため一度にたくさんの指示を出されてもそれを頭の中にとどめておく事ができません。
なおたくさん質問や問題があると混乱してしまいどこから答えてよいかわからなくなるのです。
なので一連の動作をする場合にも必ず区切りスモールステップで取り組んでいくようにしております。
一つできたら褒める。一つできたら褒める。
こどもたちは跳び箱の縦飛びに対して苦手意識を持っている子が多いです。
なので段階分けをしてあげる事により自身が付いていきます
まずは奥に手をつくことから、その次はもっと奥へ…
細かく段階を分けて褒めると、
「僕できるんだ!」という気持ちになり、
褒められる事が強化因子となり何度も挑戦してくれるようになります。
先日もこの跳び箱により普段はなかなか運動遊びに消極的なお友達も、いつもよりも多く周回してくれました。
「苦手だから逃げる」ではなくて「苦手だから何度も挑戦してみる」大切な気持ちですよね。
ADHDのお子さんは褒めて褒めて褒めて伸ばす!
結果がでずとも必ず褒めましょう。
やった事に対してその過程を褒めるのは大事な事です。
鉄棒に対して恐怖心があって回れなかったのであれば、
まずは鉄棒の前に立った事を褒めます。
オーバーにオーバーに褒めましょう。
しかしこれは一人の人に褒めてもらうよりも当然、褒められる人間は多ければ多いほうが良いです。
こどもプラス大阪の教室では、常に「すごいやん!」という子どもを褒める声掛けであふれています。
このお陰か最近どんどん跳び箱の縦を飛ぶ事ができる子が増えてきています。
苦手を持っているお子さんが、苦手意識を克服し、
「僕はお話も静かに聞けるし、苦手な事にだって挑戦できる子なんだ」という
前向きな気持ちを持ってもらえたらそれが一番の成長なんじゃないかなと思います。
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イライラするとケンカする?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは!
こどもプラス大阪 吹田教室の徳永です。
まだまだ台風の影響が残っていて、道を歩いていても
後片付けをされている方が多いですね。
吹田教室に通っている子どもたちは、もう台風なんか
無かったかのように元気に通っています。
イライラがパニックに繋がる?
さて、皆さんはイライラしている時って、どのように発散していますか?
大人は、何かストレスになることがあっても、我慢をすることができます。
上手く発散をすることで、対処することもできるでしょう。
でも、子どもたちにとってはそうではありません。
幼ければ、どんな子どもも我慢をするのは難しいものですが、
ASD(自閉症スペクトラム障がい)の傾向がある子どもの場合では、
状況の変化に柔軟に合わせることが苦手で、ストレスを感じやすいですし、
ADHDの傾向がある子どもの場合は、衝動性により、カッとなりやすいです。
一度そうなってしまうと、周りに感情をぶつけたり、パニックとなって、
暴力をふるってケンカに繋がることも多いです。
そういった状況は、周囲からは理解されにくいですし、周囲の理解を得られないと、
子どもにとっては悪循環になってしまいます。
パニックの原因を抑える
一度パニックになると、声掛けを行ったり、怒ってしまっても、
より興奮してしまい、手が付けられないということになりがちです。
パニックの原因がわかっているなら、そこから遠ざけて別室に行くなどして、
時間を置くことも大切です。
一度落ち着くと、話を聞くこともできますし、反省にもつながります。
原因がわかっていれば、次のトラブル防止につなげることもできます。
ケンカした?理由は何?
イライラしたから、周りにあたってケンカになるということもありますが、
ケンカの原因って周りから見るとよくわからないことって多いですよね?
突発的なケンカの場合、その時、その場だけのことではなく、
フラッシュバックと呼ばれる、ふとした時に以前言われた悪口や言葉、
トラブル(足を踏まれた、ぶつかった)がよみがえり、
衝動的にパニック状態になってケンカになるということがあります。
周りとぶつかるということも経験で成長に繋がりますが、
衝動的なパニックからのケンカは、いつも以上に心をえぐる悪口や
体を傷つけるようなことに繋がりやすいため、きちんと
仲裁をする必要があります。
仲裁をして、お互いが落ち着けば最後はきちんと謝るようにうながしましょう。
気持ちの面で納得ができれば、それも成長に繋がるのです。
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〒565-0801
大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1階
TEL: 06-6877-7280
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ADHDのお子さんが問題行動を起こした時の対処法!【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、こどもプラス大阪 吹田教室です。
さて、始まりました、新学期。
学校が始まってイライラしているようなお子さんも見受けられます。
学校が毎日あった日々から夏休みに入り学校がお休みの日が続き、
お休みの毎日に慣れた所でまた新学期が始まった、という感じで、
夏休み終わりのこの時期は少し荒れ気味のお子さんが多いようですね。
その中で、急に教室を飛び出したり、かんしゃくがおさまらないなんで事があります。
その場で叱っても更にパニックを増長させるだけで効果は期待できません。
そういった時にはある一定の許容範囲を設けるという事が大切です。
ADHDの子の立ち歩きには、ある程度の許容を
授業中に立ち歩いてしまうという子がいるかと思います。
そういった子に対しては、進行を妨げないのであれば、ある程度は許容する事も大切です。
わざとやっているわけではなく、動かずにはいられずに立ち歩いてしまいがちです。
無理に抑え込むとストレスがかかってしまいます。
強いストレスからパニックに…なんて事もあります。
また休憩をできるスペースを作る事も大切です。
休憩スペースに入って「5分間休んでてもいいよ」と息抜きの時間や
気分転換の時間を作る事も大切です。
ADHDのお子さんの教室飛び出しには、ルールを!
私たちからすればなんでもない環境でもADHDなどの発達障がいを抱えているお子さんにとっては
耐え難い刺激となっている事もあります。
そういった時に教室を飛び出してしまう子もいるでしょう。
無理に引き留めてしまうとそのままパニックになってしまう事もあります。
そういった場合には無理に引き留めるのではなく、ルールを決めて外に出てもよい事にしましょう。
「どうしても我慢のできない時のみ外に出てもよい事」にし、
「大人と必ず一緒に出る」や
可能であれば「どこへ行って何時に帰って来るのか」を約束してから外へ行くようにしましょう。
少なくとも時間は決めておくのがよいです。
またきちんと帰って来る事ができた時には、「もう大丈夫なの?」などの声掛けをするようにしましょう。
ADHDのお子さんの「かんしゃく」には別室が有効!
ADHDのお子さんの中には自分の思い通りにならなければパニックのようなかんしゃくを起こす子もいます。
かんしゃくが激しく中々収まらない場合には、そのかんしゃくである原因を一度、本人からシャットアウトする為にも別室に連れていくという方法もあります。
無理に触れずに別室で落ち着くまで少し離れた所で見守ります。
かんしゃくが治まってきたら、「自分で落ち着けたね、すごいよ」と褒めてあげましょう。
こういった行動を繰り返すうちに周りも本人がどのような時にパニックやかんしゃくになりやすいのか等を理解していくようになります。
また本人も自分自身でパニックになる時の兆候などを感じ取りそのパニックやかんしゃくを回避してけるようになる事も大切です。
ADHDのお子さんの気持ちを静める方法の例
怒りや興奮が頂点に達するとそれを静める事が難しいです。
なのでその前にその頂点を回避できるようになる事が不可欠です。
例としましては、
・深呼吸をする
・数を数える
・クッションなどを殴ったり投げたりできる場所を準備する
・本人が落ち着ける場所があるのであればそれを一時避難場所としておく
などがあります。
こういった回避できる方法を身につける事で、本人を取り巻く環境は大きく変わっていきます。
そして社会での生活がスムーズになっていくのです。
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