Archive for the ‘発達障がいの悩み’ Category
兄弟とのかかわりに気を付ける(吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
家族に発達障がいの子供がいると親の関心はその子供に向きやすく、相手をする時間が増えることになり、その分他の兄弟が親とゆっくり話したり、一緒に遊んだりする時間が少なくなり発達障がいの子供に対して嫉妬を覚えるかもしれません
そういった不公平感を抱かせない様に、他の兄弟に対しても発達障がいの子供と同じように以上を注いでいるのだとわかるように、他の兄弟にも親と一緒にいる時間を作る事が大切になります
たとえば発達障がいの子供が学校などに行っている間に二人きりで過ごせる時間を作ったり、片方の親が相手をしている間にもう片方の親が兄弟を連れてどこかに出かけたりといった機会を作り、その際には思いっきり甘やかせてあげるといいでしょう
また、発達障がいのある子供をほめた時には、兄弟が同じことをした時にもほめるようにしたり、兄弟が禁止しているルールなどは発達障がいのある子供も禁止するなど同じルールを適用する
日ごろからそういった配慮をしていると発達障がいの子供の方にかかる時間の方が長くても兄弟は納得してくれるはずです
発達障がいの特性を理解させる
更に兄弟に納得をさせるためにも発達障がいの特性をある程度理解してもらい、可能であるなら協力してもらってもいいでしょう
兄弟に障がいのことを伝える場合は、障がい名を伝えても子供には理解できずに深刻な病気だと受け止めてしまうかもしれないので「計算が苦手」「人と話すのが苦手」などのように障がい名は出さずにその特性だけを伝えるようにします
そして具体的な行動特性について説明し、本人も努力していてもうまくいかない事や、周りの人たちが接し方などに気を付ければ状態が改善することなどを説明し理解してもらいます
兄弟がいることのメリット
親からすると発達障がいのある子供に手を掛けながら、他の兄弟にも気を使わないといけないため相応の負担を感じるかもしれません
しかし兄弟がいるということは子供同士で育ち合う機会があるということです
兄弟と協力したり、励まし合ったり、時にはけんかをしたりといった経験は社会に出て他人と関わる時に活かされます
そういった点で発達障がいの子供にとって兄弟がいるということはそれだけで大きなメリットになるといえるでしょう
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〒565-0801
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不登校の心配がある時 (吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいがある子供は学習面や生活面でのつまずきが多く、学校でストレスを抱えやすいと言えます
学校に行きたがらない時は思い切って休ませることも考えます
遅刻が増えてきた、特定の教科の日に休みたがる、元気がなさそうといった様子の時は子供が「SOS」を発しているのかもしれません
家庭と学校とで連携をとり子供の様子を確認してみる事が重要です
発達障がいのある子供は学習面や生活面に躓くことが多くその分ストレスを抱えやすくなります
苦手な科目が重荷になっているのかもしれませんし、友達からいじめられていたり、からかわれたりしている可能性もあります
子供と先生とで話をしてみたり、話しにくいときはスクールカウンセラーに相談をしてみるのも一つの手です
休養が必要な事も
学校生活ではすべての人が発達障がいへの理解をしてくれているわけではありません
子供だけでなく、先生の中にも発達障がいを正しく理解してくれない人もいる場合があります
そうした先生とのかかわりがある場合、子供の特性を認めてもらえずに怒られたり、注意されると子供は大きなストレスを抱えることになってしまいます
自分が理解してもらえないと学校へ向かう足取りも重くなってしまいます
家庭と学校で連絡を取りながら子供の精神状態が不安定だったり、疲れがひどいようなら1日2日程度の休養を取ることも大事です
ですがその休みをきっかけにそのまま学校へ行けなくなってしまわないように配慮します
そのために「1日だけ休んでその次の日は必ず学校へ行こうね」と約束をします
休んだ日の様子も保護者と学校側とで連携を取り子供の様子をなるべく報告するようにしていきます
教室登校にこだわらない
不登校になってしまう子供の中には教室に入る事に強い抵抗がある場合があります
子供が少しでも学校へ行こうという気持ちになったら、なるべく子供が抵抗を感じる事のないように保健室登校をしたり、好きな授業だけ受けたり、給食の時だけでもいいということにします
無理に教室でずっと授業を受け続けると学校に行こうと思ったのに全く来れなくなってしまうかもしれません
登校出来た時に少しでも友達と関わったり面白いと思える事があると「学校に行ってよかった」と思う事ができ、そういった事を積み重ねていく事で少しずつ学校での時間を増やすことができれば次第に登校出来る様になっていくはずです

得意な事を見つけて伸ばしてあげる (吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいがあると、物事をうまくできなかったり、失敗してしまう事が多く、状況毎の適応行動がとれずに親や学校の先生たちから怒られたり、友達から非難される事も少なくありません
常に否定的なことを言われ続けていると、自己肯定感や、自尊感情が育たずに
「自分は何をやってもどうせだめなんだ、どうせ怒られるんだ」
という自己嫌悪や自己否定をし物事に対する意欲の喪失だけがどんどん大きくなっていきます
そうしてるうちに物事にチャレンジしたりする「やる気」がわいてこなくなり、次第に自分を認めてくれない他人や社会に対して否定的、反抗的になっていってしまいます
得意な事を見つけてあげる
発達障がいがある子供でも人一倍好きな事や、得意な事が必ずあると思います
走るのが得意な子供、計算が得意な子供、絵が上手に描ける子供・・・などなど
そういった部分を見つけてほめてあげるようにします
そうすることで子供は自分の事を認めもらえているという実感が湧き自信や自尊感情に繋がり「もっとがんばろう」と意欲を引き出すことができます
誰しも好きな事には夢中になり集中し努力をすることができます
得意な事が見つかったら次はどうすればいいのか?
それはその能力を伸ばす為に子供と一緒に子供が「行きたい」と思える場所選びを一緒に探すことです
親が一人で勝手に決めてしまうと子供が納得せずに、その場所を好きに慣れなかったり馴染めなかったりしてしまう事もありますので、、子供と一緒に雰囲気や先生たちの対応の仕方、他の子供たちの顔ぶれなどを体験し子供が気に入った所を選ぶようにする方が長く続けることができます
学校でも家でもない第3の場所に活躍できる場所があるということで子供たちは今まで以上に自分の能力を伸ばせる可能性があると同時に、学校でうまくいかずに自信がなくなってしまったり気持ちが落ち込んでしまった時でも、別の場所で活躍の場があるという、その事が子供の心の支えになります
こどもプラスでは子供の能力を伸ばすだけでなく、学校でも家庭でもない、もう一つの居場所になれるように職員一丸となり、日々試行錯誤しながらもより楽しいく、心の安らげる場所になれるよう努力させていただいています
是非一度お子様と一緒にお越しください
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無理強いしない事 (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、こどもプラス大阪吹田教室です
こどもプラスでは柳沢プログラムという運動プログラムの元、毎日運動遊びと静の活動を連続して行っています
しかし子供たちにとっては自分の番をじっと座って自分の番を待っていたり、運動後の静の活動で静かに座るのはなかなか難しい事です
活動中に動き回ってしまうケース
特にADHDの子供たちは多動性による行動特徴があり、自分自身で行動抑制を出来ずに立ち上がったり動き回ったりしてしまう事もあります
多動性の強い子供にとっては
「活動中に一度も立ち上がったり動いたりしてはいけない」
ということは大人が思う以上に難しく、大きなストレスを抱えてしまうことになり気持ちも不安定になってしまいます
そういった場合は「3回までは動いたりしてもいいけど、それ以上はダメ」
といったように許容範囲を設けその範囲であれば認めるなどすると効果的です
ルールが守れるようになると少しずつ回数を減らしていき最終的に立ち上がったりするのをなくしていけるようにしていきます
また遊具の設置などを手伝ってもらい「その間は動いてもいいよ」とすることもしています
離れて行ってしまうケース
中にはその場から離れていってしまう子供もいます
そうなってしまう理由としては長時間座るのに耐えられないケース、外の様子が気になってしまうケース、注意されたりからかわれたりして感情的になりその場から逃げ出してしまうケースなどがあります
もうそうなってしまった場合は子供を追いかけたり、力づくで連れ戻したりしてしまうと逆効果で子供の緊張や興奮が高まりパニックになってしまうこともあります
こうした場合は、次の活動が始まるまでなどの条件をつけて一時的に別室や離れた所に行ってもらうこともしています
そうして一呼吸置くと気持ちをリセットし、落ち着いて次の活動を受ける事が出来るようになることもあります
またサーキットでも「今日はなにもしたくない」という子供に対しては無理にすべての種目に参加させるのではなく、「一つだけでいいから一番好きなのやってみよう」という風に部分的でも参加を認め、少しでもできた事を思いっきりほめてあげます
変化に対応できないケース
自閉症スペクトラムの子供は予定の変更や活動がいつもと違う場所で行うことになると参加出来なくなることがあります
また物の配置にこだわりを持つ子供の場合はおもちゃの保管場所などが変わるとそれだけで気持ちが落ち着かなくなってしまう子供もいます
そういった子供にたいしては変更前に、「○○の置き場所をこういう風に変えるよ」と具体的に伝えてあげる事で受け入れやすくなります
また活動内容を急遽変更することになり、子供が参加したくないといった場合は、無理に参加させずに少し離れた場所で違う活動をし、気持ちが落ち着いたら、集団での活動に戻ってくるといったことも求めらます
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かんしゃく、パニックへの対応の仕方 (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
最近こどもプラスでは子どもたちがボードゲームや百人一首などをして遊ぶことが多いのですが、以前まで集団遊びなどの勝負事で巻けるとすぐにかんしゃくを起こしてしまう子供もいるため注意を払って様子を見ることにしています
友達や家族と遊んでいる時に自分が勝たないと気が済まずにテーブル上の物ぐちゃぐちゃにしたり、自分の意見が通らなかったりした時に他の子供を叩いたりその場から離れたりしてしまう事があるからです
家族で出かけている時に欲しいものを買ってもらえずに店の中で大声で泣いて騒いだりしてしまう事もあります
これは子供なら誰しも親など親しい人にはわがままを言って困らせたりする事はありますが、発達障がいのある子供の場合は親しくない相手にもかんしゃくを引き起こしたり、なかなか収まらなかったり他の子供よりも激しい事が多いとされています
無視して関心を向けない
子供がかんしゃくを起こした時に周囲の人を叩いたり、物を投げたりといった危険な行動が見られたときはすぐに止めるようにしますが、その際に大きな声でしかったり怒鳴りつけたりせずに、低い声でゆっくりと「やめなさい」と注意します
関心を惹こうとかんしゃくを起している事が多いため、その後は周りの物や人を遠ざけ、子供を一人にして過ごさせ、かんしゃくが収まるのを待ちます
床にひっくり返って暴れたりするなどの行動が見られた時には視線を向けずに無視をすることで「どんな態度をとっても、その要求は通らない」という大人側の意思表示になります
暴れたり泣いたりといった行動をやめたらその時には「よく我慢できたね」と言ってほめてあげます
そういった経験を積むうちにかんしゃくをおこしても要求が通らないということを理解し不満や怒りをぶつけることが次第に少なくなっていきます
パニックへの対応
自閉症の傾向のある子供の場合特定の状況下でパニックになってしますことがあります
パニックの現れ方は人によりさまざまで、大きな声で泣き叫んだり、その場から逃げ出してしまったり、自分の頭を叩いたり腕をかんだりの自傷行為などがあります
発達障害のある子供がパニックを起こすのには原因がありますが、その理由は周囲からはなかなか理解されにくいですが、子供が困っていたり悩んでいるのだということを察してあげてください
パニックを引き起こす原因
パニックを引き超す原因を子供によって異なりますが、以下のものがパニックになりやすい原因としてあげられます
・大きな音が聞こえたり触れられたなど感覚過敏による原因
・急な予定の変更、続けたいのに活動を中断させられるなどのこだらりによる原因
・うれしすぎたり、楽しすぎたりするなどの興奮がコントロールできない事による原因
・体調不良による原因
感覚過敏やこだわりなど、発達障がいでない人にとっては理解することは難しい問題ですが、子供たち自身にとっては耐え難い苦痛だということを理解してあげる必要があります
パニックが起きた時の対処法
もしパニックが起きてしまった時は危険なものを遠ざけ、他の人が声をかけたりすると刺激してしまい、更に興奮してしまう事があるため周囲の人を移動させ一人にし静かに見守ります
壁に頭をぶつけたりする場合は、無理に身体を押さえつけると本人を刺激し逆効果になりパニックが長引いてしまうので、壁と頭の間にクッションを挟むなどし防ぎます
パニックを防ぐには
子供を観察しているとどういった状態でパニックになりやすいのかが見えてくるようになります
例えば周りの騒音が苦手という子供には、周りの音が聞こえない様にしたり、こだわりを強く持つ子供の場合は物の置き場所はなるべく変えず、やむを得ない場合は前もって説明をすることでパニックが起こるのを回避することが可能になります
一度起きてしまったパニックを鎮めるのは本人も周囲も相当な時間とストレスがかかる上に繰り返しパニックを起こしていると精神状態も不安定になり、再びパニックを起こしやすくなってしまうという悪循環になってしまうので、このように起きる前に防いでしまうのが効果的です
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整理整頓の習慣づけ (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
保護者の皆さんは家庭での子供部屋の片づけで困ったりすることはないでしょうか?
ADHDの子供達は部屋を片付けることが苦手で散らかっていると学習などにも集中できなくなってしまいます
その為、整理整頓を日常的に行い、習慣づけるようにします
ADHDの子供の場合は忘れっぽい特性があるため、遊ぶことに気を取られて、使い終わったものを元の場所に戻すということを忘れたり、またどこから持ってきたのかということを忘れてしまうこともあります
そのため部屋は散らかしっぱなしになり片付けることがますます嫌になり、必要なものを探せないということになってしまいます
このような状態では
「片付けをしなさい」
と言ってもなかなか片付けを始めることはできないため、始めは大人も一緒に片付けを手伝うことで子供も片付けに取り組みやすくなります
ですがメインは子供なので大人がほとんど片づけたりすることのないように注意していきます
そしてある程度できるようになったら、少しずつ手伝いを減らしていき最終的には一人で全部片付けをできるようになることを目標とします
こどもプラスでも自分で使ったものは片付けられるように支援員が子供に声を掛け少しだけでもいいので一緒に片付けを行い、
「片付けてくれて偉いね、ありがとう」
といった声掛けを続けることで今では活動前の声掛けをすると自分たちだけで片付けてくれる子供も増えてきました
また一人で片付けができるようになってからでも、部屋が散らかっていると片付けをするのが嫌になってしまうので、そうなる前に定期的に片付けをするように子供に声掛けをしていきます
片付けが終わった後は
「きれいな部屋で気持ちいいね」
と言ったりし子供に片付いた状態が気持ちいいということを実感させ、そして片付けをできたことを褒めてあげることが大切です
整理整頓の工夫
発達障がいのある子供はどこに何を片付ければいいのかがわからずに、片付けることができないという子供もいます
そういった子供には物の置き場所を決めてそこに絵や文字なのでマークをつけたり、タンスや引出しの中には仕切りをつくったり、スペースが余り過ぎると、物を乱雑に放り込んだりしてしまうため、小箱を組み合わせたりして小分けに入れられるようにすると整理整頓がしやすくなります
ただし、あまり細かくしすぎると逆に面倒になってしまうので注意が必要です
部屋が散らかっていると、ADHDの子供はたくさんの情報の中なら必要な情報を取捨選択することが苦手な為、宿題をするときや読書をしたりするときに気が散ってしまう為、片付けをすることで集中して取り組みやすくなります
忘れ物が多い子供も毎日持っていく物を一つの場所に保管してあることで揃えやすくなり、忘れ物を減らすことに繋がりますので忘れ物が多い子供にはぜひ片付けから始めてみてはいかがでしょうか?
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発達症がいの二次障がい (吹田市放課後等デイサービス)
発達障がいのある子供はそうでない子どもと比べると違った特性がありますが、それが障がいによる特性だということをなかなか理解してもらう事ができません。
例えばADHDの子供は不注意のために忘れ物が多かったり集中力の持続ができずに授業中にちゃんと聞かずに周囲から「不真面目だ」というレッテルを貼られてしまう事も少なくありません。
またLDの子供の場合は一生懸命頑張っていても授業についていくことができずに「努力が足りていない」といった評価を受けてしまう事があります。
そういった非難を受け続けると子供たちは自信を失い、反発心や反抗心が募り、日常的にイライラしだし、大人のいう事を聞かなかったり、無視したり挑発的な行動を取ったりする「反抗挑戦性障がい」を起こしやすくなります。
反抗挑戦性障がいが更にエスカレートすると暴力や破壊行為と言った「行為障がい」へと至ります。
強迫性障害やうつ病になることも
発達障がいの特性を理解されないことによる障がいはそれだけではなく、精神状態が不安定になり精神障がいを引き起こしてしまうこともあります
・不安障害
過度な不安や心配のあまり、不眠や体調不良を起こし日常生活に支障をきたしてしまう障がい
理由もなく不安を訴え続ける社会不安障がい、特定の場所や場面で息苦しくなるなどの発作が起こるパニック障がいなど
・強迫性障がい
自分でも無意味とわかっている一定の考え(強迫観念)にとらわれていて、それを解消するための行動(強迫行為)を繰り返し、やめられなくなってしまう障がい
自閉症やアスペルガー症候群の人たちはもともと強いこだわりを持っていたり、同じ行為を繰り返しすることが多く特性が似ているため混同も起こりやすい
・うつ病
気分が落ち込み、意欲の減退、無関心などになる病気
子供のうつ病では無力感、いらだち、落ち着きのなさが現れる
発達障がいの子供に対して親や先生から理解を得られずに怒られたり、注意をされると自信をなくし、次第に授業が嫌になり、学校を休み立ちになってしまいます。
また周囲の子供たちからも「わがまま」「乱暴者」といわれ孤立してしまい、子供自身が自分の居場所がないと感じ、学校に行きたくなくなり、不登校や引きこもりになってしまうこともあります。
発達障がいをそのままにしておき二次障害を合併してしまうと医師の診察も難しく時間が掛かり、治療を行う時も発達障がいの治療と同時に二次障害の治療も行わなけばならず、そのための治療は大変難しいものとなります。
二次障害は予防できる
しかし二次障害は発達障がいを早くに発見し、適切な支援を行うことができれば、子供の悩みやストレスも減り、自尊感情を傷つけることもなくなります。
子供が心身ともに安定して日常生活を送る事ができ、意欲や関心を向けられる対象を見つけ、自信を持つことができれば二次障害を引き起こすことはありません。
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家庭での支援(吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
こどもプラスでは学校から帰った子供たちはまずは宿題をすることを習慣づけているのですが自分から宿題を持ってきて机に向かう子供もいれば、なかなか机に向かえずに遊んだりし、また座れたとしても他のことに気を取られてしまい集中できないという子供もいます
そういった子どもに対しては全部を一人でやらせようとすると苦手な科目だとますますやる気をなくしてしまいます
そこで周りに意識が散ってしまい集中できない子どもに対しては視界に余計なものが入らない様にしたり、雑音が気になる子供に対しては別室で支援員と一緒に宿題をしたりしています
そして問題を一緒に声にだして読み上げることで子供の負担が減り、問題に取り組みやすくなります
音読などでも同様に、初めの一回は大人が読んであげるなどすると苦手意識のある子供でも取り組めるようになっていきます
スモールステップが基本
出来ない事や苦手な事を取り組ませる時には、いきなり難しい目標を設定するといつまで経っても達成できずに挫折感だけが増していき、次第にその行為そのものが嫌いになってしまい、ますます出来なくなってしまいます
そのため、まずは小さな目標を設定し、それが達成できればまた少し上の目標を設定し最終目標に少しずつ近づける様にしていく「スモールステップ」という方法が基本になります
スモールステップのポイントとしては
・目標は到達しやすいよう低めに設定する
・一つのステップが出来たら大いにほめる
・失敗しても怒ったり責めたりしない
・次のステップがなかなかできない時は間に別のステップを加える
となります
例えば着替えの場合は最終目標は一人で更衣が出来る事が目標になりますが、スモールステップとしてまずは一人で服を用意する、服を脱ぐといった一つ一つの行為に分けて、その行為ができた時にほめてあげる事で次はもうちょっと頑張ってみようと気持ちにさせる事が大切です
もしできなかったとしても、そこで怒ってしまうと子供のやる気を損ない「こんなにやってもだめなんだ」という気持ちになってしまうため逆効果になってしまいます。また同じステップでなかなか次に進めない時は簡単な目標を設定し達成することで子供の自信に繋がり次へのステップへと移りやすくなります
しかしどうしても次のステップに移れない時には、一つ前のステップに戻ることで「ここまではできるんだ」という自信を回復させてあげる事も重要です
最終目標を達成するには半年、1年と長い期間かけてもいいという気持ちで行う事が大切です
支援はほどほどにする
苦手な事に取り組ませるためには親が支援をすることが大切ですが、支援をしすぎると自分で「頑張った」、「できた」という気持ちにならずに「次、もっと頑張ろう」という気持ちに繋がりません
支援を行うのは子供が困っていたり、質問をされた時だけに留め、子供自身に課題に取り組み、自分の力でやりきったという達成感を覚える事で少しずつ苦手意識を克服出来る様になっていくのです
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簡単な言葉で伝える (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは
放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室です
発達障がいの子供を持つ家庭ではどのように子供に対して指示を出しているでしょうか?
発達障がいの子供に指示を出す時には子供の正面に行き、視線を合わせて名前を呼んだり、肩をトントンと叩いたりし身体的な刺激を与える事で注意を促します
話しを聞いているようで聞いていないという事もありますので理解しているのか復唱させてみるのも効果的です
短い言葉でストレートに伝える
ADHD(注意欠陥多動性障がい)やLD(学習障がい)の子供は長い話を聞いても要点がつかめない場合があるため、簡潔な言葉で伝えるようにします
例えば、「晩御飯が遅くなるから、早くお風呂に入りなさい」というと「晩御飯が遅くなる」、「お風呂に入る」という二つの情報が混ざりわからなくなってしまうため、「お風呂に入りなさい」という方が理解がしやすくなります
また、「今何時だと思っているの?」と言った表現も自閉症の子供には意味が理解できず、時間を聞かれていると思ってしまうため発達障がいの子供に対しては使わない様に注意し、「ちょっと待って」というのではなく「後○○分待ってて」という方が理解されやすいです
このように発達障がいのある子供は一度に複数の情報を理解することが難しい為、指示を出す場合は一つだけにするか、一つの指示を理解してから次の指示を出すようにします
視覚情報を活用する
ADHDの子供は注意力が散漫になりやすいので資格情報を加えることで強調され子供に理解されやすくなりますのでこのようなカードを使い時間と行動を子供たちに伝えていきます
生活パターンを決める
発達障がいがある子供は予想外の変化を嫌う傾向にあり、パニックを起こしたりすることがある為、生活パターンが決まっている方が過ごしやすい事があります
そういった子どもたちにはスケジュール表を作成し貼り付けるようにすることで次に何をするのかが理解することができます
もし変更するときは早めに伝えいつも通り過ごせない事を理解させます
自閉症の子供は夜遅くまで起きていたりする事もあり、昼間に眠気が襲ってきて体調を崩しやすくなったりし、日常生活に支障が出るため
昼間は外遊びなどで体力を使い、就寝前には本の読み聞かせをしたり、好きな音楽を聴かせるなどし、就寝の準備をし、それらをしたら寝るというサイクルを作るようにします
それでも改善しない時には医師に相談し薬を処方してもらうなどの対応が必要になる事もあります
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ADHD(注意欠陥多動性障害)って? (吹田市放課後等デイサービス)
落ち着きのなさや注意力の散漫さは2歳くらいから現れますがそうした特性はどの幼児に見られる為、保護者が気付きにくいという点があります。
しかし保育園や幼稚園で静かに座っていないと行けないときでも立ち歩いたりしてしまい、そういったことが続きようやくADHDかもしれないと気付くことが多いです。
ADHDの特性として挙げられるのは
①不注意
②多動性
③衝動性
といった特性があり子供の3~5%がADHDがあると考えられています。
これらの特性は3つのタイプに分けることが出来ます。
不注意型
多動性や衝動性は目立たないが、物忘れが多く、気が散りやすく集中できない特徴がある。
目立たないため障がいに気付かれにくく女児に多く見られる。
多動性・衝動性型
落ち着きがなく、授業中に立ち歩いたり、おしゃべりをしたりする。カッなりやすくケンカになってしまうことが多く男児に多く見られる。
混合発現型
全ての特性が見られるタイプでADHDの8割を占める
このように同じADHDでも全く違う特性があり必要とされる支援は子供によって異なるため行動をよく観察し適切な支援を行う必要があります。
ADHDの特徴
①忘れ物が多い
学校で必要なものを忘れたり、保護者宛てのプリント等を渡し忘れたりといったものから友達との約束を忘れてしまったりし、周囲から仲間外れにされたりすることもあります
②集中できない
集中力を維持させるのが難しく宿題などを最後までやり遂げたり、先生の話を最後まで聞けなかったりするため学力も低下する傾向にあります
③注意力が散漫
注意を向けるべき対象にも他の情報が加わるとそちらのほうに意識が向いてしまいます
授業中では廊下からの話声や窓から見える体育の様子などがが気になってしまい先生の話が聞けなくなってしまいます
④落ち着きがない
一定時間じっとしていることが難しく授業中でも体を揺すったり、時には立ち上がったりしてしまうこともあります
またおしゃべりをしてしまったりして、周りからは「マナーのなっていない子供」というレッテルを貼られてしまいます
⑤考えてから行動できない
衝動性が強いADHDの場合は思いついたことをすぐに実行してしまうため、先生が他の子供に質問していてもすぐに答えてしまったり、友達に悪口を言われるとひどい言葉で言い返したり、手をあげたりしてしまうことがあります
⑥順番を待つのが苦手
他の事に注意が向いていると、みんなが待っていることに気付かなかったり、自分が並んでいたことを忘れてしまったりし、結果的に列に割り込んでしまったり、お友達が喋っている最中にも割り込んでしまったりしてしまいます
⑦かんしゃくをおこす
自分の意見が通らなかったり、思い通りにならないと大声を出したり泣きわめいたり、周囲の人を叩いたりしてしまいます
かんしゃくは時間が経つと収まりますが最中は攻撃的になっていることが多く他の子供を遠ざけたりする必要があります
⑧事故にあいやすい
注意力が散漫なため、落ち着きなく動き回り危険な行動を取りやすいため、事故にあいやすく、またそうなった時には重症になる傾向があります
ADHDの治療と予後
ADHDの脳の働きを治療することはできませんが投薬によって一時的に多動性や衝動性を抑えることが出来ます
これにより集中力が増えたり、忘れ物が減ったり、考えてから行動ができるようになり、生活の困難が減り、学習成果が上がっていきます
またこの服薬も一生続けるわけではなく、行動療法と並行して行い次第に服薬も減らし、最終的には投薬を中止することとなります
行動療法は子供が正しい行動を取れた時にはおおいに褒めたりご褒美をあげたりし、正しくない行動を取った時には怒ったりするのではなく、厳しくない程度の罰(おやつを一つ減らす等)をし、少しずつ正しい行動に導いてあげる療法です
しかし成果が見られるようになるまでには時間がかかりますので根気よく続けていくうちに子供は少しずついい方向に変化していきます
環境改善も有効
子供が集中できるような環境づくりのために勉強をしている時にはカーテンなどで他のものが目に入らないようにしたり、テレビや音楽を消したり余計なもの置かないようにすることで課題などに集中して取り組みやくなります
多動性は収まりやすい
投薬や行動療法、環境改善により少しずつ不適応行動を改善することができ、社会への適応力が増していきますが不注意は大人になってからも変わらない人が多いといわれ「ADD(注意欠陥障害)」という名前に変わることがあります
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