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自閉症の治療とその後 (吹田市放課後等デイサービス)
自閉症は周囲の接し方や社会的技能のトレーニングをすることで改善することができます
そしてその治療の一番重要なのは「療育」です
自閉症の子供の脳機能を薬などで他の子供と同じように動かすことはできませんが、逆に同じように動かすことのできる部分もいっぱいあります
その機能を伸ばしてあげてうまく動かない部分の脳機能を補う事ができれば、今までは出来なかった事が出来る様になったりします
このようにして、生活上適切な行動を取れるように教育的な援助を行う事を「療育」(治療教育)と呼びます
自閉症の治療はこの療育が中心になっていきますが訓練や指導によって子供の行動を変えていくものになるため、根気よく続けていくことで社会への適応力を付けることが目的となります
社会適応力を付ける

自閉症は生まれつき脳機能がうまく働かない部分があり不適応行動を取ってしまう事がありますが、それをしかたないとずっとそのままにしていると将来大人になり社会に出た時にその本人が困難に陥ってしまいます
ですから「苦手だからと言ってそのままにしておく」のではなくてできる範囲内で他人とのコミュニケーションを取ったり、その場に適した行動をできるようにしていくのが望ましいことです
療育の方法としてここでは3つ挙げさせてもらいます
●行動療法
不適応行動(好ましくない行動)やパニック等が現れた時には無視をしたりし評価せず、適応行動(好ましい行動)が現れた時には褒めて子供が正しい行動を取れるように導いていく方法
行動療法のポイント
・問題行動に対し怒ったり、罰を与えたりしない
・問題行動の原因がわかっている場合は、その原因を取り除く
・ほめたり、ごほうびを与える場合は「ほめられた」としっかりわかるような方法で行う
特徴
・行動一つ一つに働きかける治療法なので成果が形になって現れやすい
・自傷行為やパニックなどの問題行動を減らすのに有効
・個々の行動に対応させる治療法なので他の問題行動への適応が出来ない
●構造化
情報の取捨選択がうまくできない子どもに必要な情報だけに注意が向くように、不要な情報を遮断する環境を作る方法
構造化の方法
「空間の構造化」
・部屋ごと、場所ごと、机ごとに行う作業などを決める
(この机は食事をする机、あの机は勉強をする机、等)
・集中出来る様に他の刺激を排除する
(他のものが見えない様についたてをしたり、周囲の音が聞こえないようにテレビの音を消したり等)
「時間の構造化」
・スケジュール表を作り、1日、1週間単位でのやることなどを決める
「手順の構造化」
・課題や作業などをする時には細分化し、一つのステップが終わってから次に進める様にしていく
(段階ごとに何をやるのか示してあげるようにする)
・やり終えた課題が目に見えて確認出来る様にしてあげる
(出来たプリントを積み上げていく、シールを貼ってあげる等)
●感覚統合訓練
感覚統合とは・・・
音や匂い、光、皮膚への刺激等、五感で受けた刺激を認識し、どのように反応し、行動すればいいのかを支持する脳の働き
この感覚統合の働きが不十分な場合
・感覚過敏や感覚鈍麻が起こる
・落ち着きがなくなる
・運動や動作が不器用になったり言葉の発達が遅れる
といった障がいが起こってしまいます
感覚統合訓練の方法
・折り紙やあやとりなどの手指の細かな動きや目と手を同時に動かすような遊び
・音楽に合わせて体を動かす遊び
・ボール遊びや自転車などの全身を使った協調運動
感覚統合訓練のポイント
・失敗を出来るだけ経験させない
・出来たという達成感を味わわせるため、低いハードルから始める
・成功したときは思いっきり褒めて意欲を引き出す
自閉症は脳の障がいですが医学では治療をすることはできません
ですが、こういった「療育」を行う事で不適応行動や認知の困難は改善されていきます
そうした対応を長期にわたりおこなうことで苦手だった事が出来る様になったり人とのコミュニケーションも改善されていきます

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花より団子 (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
先日より桜が咲き始め、こどもプラスでもお花見をしようと緑地公園の方まで下見に行ってきました!
この日はお天気も良くてついつい自分も遊びたくなってしまう程で当日楽しくなりそうだなぁと思いながら帰りました

こんな大きな遊具や他人も色々あって面白そうでした
ですが・・・
花が咲き始めたころに花見の日程を入れていたのに咲き始めると同時に連日の雨、雨、雨
お花見どころではなく当初の予定を変更してみんなで好きなお菓子を買いに行こう!ということになりました
その話をしたとたん子供たちの目がキラキラと輝いていました(笑)
お昼を食べて少し休んだら出発~♪
着いたらみんな先生との約束通り2人1組で手をつないで仲良くお店まで1列に並んで向かいました
途中に面白そうなお店があっても立ち止まることなくちゃんと列を乱さずに進んでいたのはさすがだなと改めて感心しました(^▽^;)
お店に着いたら今度は1人100円までで好きなお菓子を各自購入
大きくていっぱいあるのを少しだけ買ったり、小さいけど数を増やしたりし大きさを自慢する子や、数を自慢する子供たちがいて可愛かったです♫
またお菓子の金額も自分たちで計算したり、わからなかったら先生に聞いて100円を超えない様にとみんなしっかりと考えていました
1人くらい金額が超える子もいるかなと思っていたのですが全員ちゃんと100円以内で買えていたのがびっくりしました
ちゃんと行く時もそうだったけど約束事を守れるのは偉かったです😄

「何にしようかな~♪」

「これいっぱい付いててよさそう―」

「僕はこれにしよう~っと」
みんなすごく楽しそうに選んでいました♫
みんな買い物終わってこどもプラスに車ごとに戻ると、先に着いていた子供たちと先生が誰もいない・・・
鍵は開いてるし車は置いてたのに何かあったのかな?
と不安に思っているとみんな一斉に
「ワア―――!!!」
と隠れていた場所から出てきました!
さすがにこれには先生も他の子供たちもびっくりしちゃいました
さすが元気いっぱいな子供たちイタズラ大好きです
そして全員戻ってきた後はサーキットと静かな活動の時間ですがみんな買ってきたお菓子を早く食べたいのもあってサーキットも静かな活動もすごくスムーズに終わりました

しっかり足元確認して両足でジャンプ!
両足をそろえてジャンプをすることでアキレス腱を使いより高くジャンプが出来る様になります

運動が終わった後は気持ちを切り替えて静かな活動を
おやつのおかげか普段の成果なのか、はたまた山岸先生の紙芝居のおかげなのか
みんな最後まで座って静かにお話を聞けていました
その後の自由時間では最近こどもプラスで流行っているお店ごっこ
お客さんも店員さんもみんな楽しそう♫

でもこのお店、人気過ぎてこの後に入ろうとしたら
「いっぱいだから無理です」
って追い返されちゃいました(T_T)
いつ見ても満員だしいつになったら入れるようになるのかなぁ~
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発達障害はどんな障がい?(吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
子供プラスに来ている子供たちはぱっと見た感じはわからないですが何かしらの発達障がいを持っているわけですが、そもそも発達障がいとはどういった障がいなのでしょうか?
発達障がいは3つの共通する特徴
① 脳の機能障がいが原因になっていること
② 乳幼児期に症状が現れること
③ 行動特性が本人の発達や周囲のサポートによって改善していくこと
以上の3つになります
脳の機能障がいということは、発達障がいは生まれつきのもので育て方や環境とは関係なく、また②の乳幼児期に症状が現れるということは子供の様子を注意深く観察していけば早期発見ができるということになります
さらに③の特性が発達やサポートによって変化するということは適切な支援、指導を行うことが出来れば改善することもありえるということです
しかし逆に周囲からの理解を得られずに好ましくない働きかけをすることで悪化する可能性もあるということです
脳の機能障がいとは?

私たちの脳には神経細胞が無数にあり隣の神経細胞に情報を伝達していくことで感情、判断、記憶、運動などを支えています
しかし脳機能の一部が違う働きをすると情報の判断や注意力に影響が出てしまいます
実行機能の障がい
ある場面において正しい行動や反応をとる脳の働きを「実行機能」といいますが、発達障がいの子供の場合実行機能の働きが異なるために、周囲に理解されにくい行動をしてしまうことがあります
例えばあいさつをされたとしても、自分にあいさつをされたと気付く注意力や掛けられたあいさつに対してあいさつを返すという判断力、こういった実行機能がうまく働かずに「なんで当たり前のことができないんだろう」と周囲に思われてしまい、障がいというものに気付かれず誤解をされやすい障がいといえます
いつ頃特性が現れるか

障がいの種類や個人差など気付かれる時期に差違はありますが発達障がいの行動特性は幼児期に現れます
この中でも特に気づきやすいのは自閉症です
自閉症の場合は0歳児の時から声を掛けても目を合わせない、あやそうとしても嫌がるなど特有の反応が見られるためその時点で「自閉症では?」と疑うこともあります
しかしそれだけでは自閉症なのか単なる特性なのか判断しづらいですが、2~3歳になってもことばを発さない、集団生活になじめないといった特徴が顕著になり自閉症だと気付くことが多いといえます
ADHDの場合は保育園や幼稚園で多動や衝動性が目立つようになってから、学習障がいは文字の読み書きや計算を行うようになる就学後に気付くことが多くなります
アスペルガー症候群の場合はこだわりや周囲に関心を示さなかったりといったことは自閉症と同じですが言葉の遅れはないために気付かずに大人になることもありますが、社会に出て集団生活を迫られると人とのコミュニケーションの失敗を繰り返し、診断を受け初めてわかるというケースもあります
早期支援により改善できる

発達障がいは親や幼稚園や保育園の先生が注意深く観察をしていれば3歳くらいまでには発見することが出来ます
気付きさえすれば発達障がいは周囲からのサポートによって変化するため、適切な支援・指導を行うことで不適応行動を改善することができます
脳機能の不具合自体を治すことが出来ませんが、「こういう時は、こういう風にすればいいんだよ」と方法を教えてあげることで適切な行動が取れるようになっていきます
全ての子供にそいうった能力は備わっており、そうした働きかけは早い方が効果的なため早期発見をすることが何よりも大切となります
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制作活動 ~下敷き作り~ (放課後等デイサービスこどもプラス大阪)
こんにちは、放課後等デイサービスこどもプラス大阪吹田教室です
ただいま春休みということで子どもたちは毎日朝から大はしゃぎです
制作や子供たちには内緒のサプライズを用意してたりと盛りだくさんの一日でしたのでその様子を載せさせてもらおうと思います
まずは朝は前の週にしていた大縄跳び大会の表彰式
200回に惜しくも届かなかったものの185回も跳んで3位と大きく引き離して2位になった子供へ賞状を手渡しするとものすごく恥ずかしそうにしながらすごい喜んでくれました!(^^)!
先生たちもみんな行けても100回くらいだろうなと思っていたので、まさかの記録にびっくりです!

「2位おめでとうーー!!」
表彰式が終わった後は運動遊びのサーキットの時間です
こちらはワニさん歩きの信号タッチ

お腹をしっかり地面につけて信号の色の順番にタッチしていくというものですが、これがなかなか難しくみんな急ぐあまりお腹が浮いちゃったり信号の色を間違えちゃったりとついしちゃうんです
急ぎたい気持ちを抑えつつ進んでいかないといけないので子供たちにはなかなか大変だったようです(-.-)

こちらはカニさん歩きでロープの中を進んでもらいます
これもみんな横に移動するほうに夢中になっちゃってお尻が浮いてカニさんじゃなくなる子供がいますが、急がなくてもいいからまずは綺麗な体勢でゴールを目指すように子供たちには声かけをしていきます
綺麗に歩く事で下半身強化に繋がるため、プロのスポーツ選手も取り入れたりもしていますので自宅でも是非お試しください (^^)
運動遊びと静かな活動が終わった後はこの日は制作活動をしました
透明な下敷きに好きなキャラクターなどの絵をなぞって写して色を塗っていったのですが、みんな好きなキャラクターをすごく楽しそうに描いていました
マジックも人数分はなかったのですが、欲しい色を他の人が使っていてもみんなちゃんと順番を守ってその子が使い終わるのを待っていました
キャラクターは普段から子供達から話をよく聞く妖怪ウォッチやポケモンがやっぱり人気で出来終わった子供たちは先生に見せに来てくれました?
でも中には地図を描いてる子供もいましたが、あれはちゃんと学校で使えるのかな?

どんな絵を描いてるのかな~?
と思ってカメラを向けて見たら嬉しそうにピース♫

こちらの子供は妖怪ウォッチのキャラクターで子供たちからよく聞くので自然と覚えちゃいました
「まがんごくめつはー!」
とものすごい笑顔で言ってくれました
そして最後にとっておきのサプライズ!
なんと地元の北海道に行ってしまった日向先生が久々に帰ってきました

「みんな笑顔でハイチーズ!」
せっかくなのでみんなと一人一枚ずつ記念写真を撮りました♫
顔は隠したけど日向先生が誰よりも楽しそう~♪
写真撮影の後には日向先生と遊べてみんないつも以上に大はしゃぎ☆ミ
また戻ってきたときにはこどもプラスに寄って行ってね♥
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発達障がいの子供と発達障がいじゃない子供とどこが違うの?
発達障がいの境界線はあいまい?
こんにちは、放課後等デイサービスこどもプラス大阪です
発達障がいの子供には知的な遅れもないことも多いため、周りから理解されにくい現実があります。
そのため周りの大人がしっかり接してあげることが肝心です。
では、普段は特に変わったことが無いように思われていた子供が、運動会のリレーで1位になれなかった時に
突然かんしゃくをおこしてしまうといったこともあります。
また、授業中も静かに先生の話を聞き宿題もちゃんとやる真面目な子供が計算問題や漢字の書きとりでひっかかることもあります。
ある大学の先生のブログを読んだとき発達障がいの線引きがあるかないかも難しいと書かれていました。
発達障がいの診断基準は設けられており、それに当てはまれば障がいとみなすことができるそうです。
「発達基準のうち6つ以上が当てはまる」ことが条件となっている場合で、5項目が当てはまるケースは
「障がいではない」と言い切ってしまってよいのでしょうか?
その判断は難しいと言えます。
周りの環境にも左右される

例えばうちの教室に通っている子どもの中には多動の傾向を示す子供がいます。
多動とは落ち着きが無かったり、じっとしていられなかったりする状態のことを言いますが
それだけで発達障がいといえるのでしょうか?
私は捉える人の受け取り方によって変わってくるのではないかと思っています。
例えば「活発だ、のびのびしている」と感じる人もいるでしょう。
「落ち着きがなさすぎる」「度が過ぎる」と感じる人もいるでしょう。
そうなんです、人の捉え方によって多動傾向であると受けいられることもあれば、そうでなくなることもあるのです。

こどもプラス大阪では運動療育を通じて子供達に自分たちで考えて動けるように取り組んでいます。
明日からも子どもたちと一緒に少しずつ成長していけるよう頑張っていきたいと思います。
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お好み焼きに似ているはしまきづくり
こんにちは、放課後等デイサービス、こどもプラス大阪吹田教室です
先日は卒業式や修了式があったりし、来年から一つ学年が上がったり、中学校に通ったりと少しずつ大人になっていくんだなとまるで親のような気持ちになっちゃいます。
今小学1年生なんかは自分たちの下に入ってくる子たちに対してどうやって接していくのかな?
こどもプラスでみんなから優しくしてもらった分、しっかりとお返しを出来るかな?
でも最近よく渡辺先生と話をするのが
「しっかり約束事が守れている」
という事です。
20日は祝日という事で朝から子どもたちがいたのでこの日は調理実習として「はしまき」を作りました
私はこの「はしまき」というのを知らなかったのですがお祭りなどでよく売っているそうですが、ご存知でしたでしょうか?
はしまきを何度もお好み焼きと言ったらそのたびに渡辺先生から「はしまきやし!」とお叱りをうけました(笑)
そのはしまき、たこ焼きみたいなものかと思っておやつの時間に食べれるように作ろうと午前中はまずは運動遊びから始まりました
この週は大縄跳び週間ということで全員何回跳べるかを競ってもらいました
みんな今まで以上に跳んでくれました!

なんとこの子は86回も跳んでこの子が1位間違いないなと思っていたのですが・・・

なんとこちらの子が200回も跳んで2位と大きく引き離しての1位になりました!!
その後も50回近く飛べる子どもは多かったのですがさすがに200回の記録を塗り替えることは難しかったようです
でも普段からカエルジャンプなどで鍛えているのでみんな以前よりもいっぱい跳べるようになっているのにびっくりしました
みんなでいっぱい跳んだ後はお昼ご飯をいっぱい食べたのですがこの後の調理実習でみんな食べられるのかな?

お昼を食べてみんな各自好きな遊びをした後に調理実習開始!
この日はボランティアのお姉さんたちも来てくれていたので子どもたちと一緒に作ってもらいました
鉄板を使って焼くので危ない事もあるので注意事項や、順番に焼いたりするので順番を守ったりといったお約束をし、いざ調理開始!!

薄く広げて他のスペースもちゃんと空けてくれています

具材をパラパラ~
「ちょっとこぼれちゃったー」

焼きあがったらクルって裏返しますがこれがなかなか難しいんです
私もやってみたのですがこれが意外にはしに巻けなくて苦戦しましたが、子どもたちはきれいに巻けて凄く喜んでいました

そして完成したのがこちら
みんな嬉しそうに支援員に自分が作ったのを見せに来てくれていました

普段はあまり物事に乗り気じゃない子どもも普段はあまりしない調理実習に積極的にしてくれて自分で作ったはしまきをおいしそうに頬張っていました♫
「やっぱり自分で作ったご飯は美味しいね!」
みんなしっかりお約束を守り、順番でもめたりもせず仲良く作業も分担も出来ていました♫
前回の行事の時も思ったのですが最近しっかり約束を守ってくれているなぁと感心しました
でも作るのは楽しそうにしていたのですが、お昼ご飯をみんなおなか一杯食べていたからかお替りをする子どもが少なくて残念でしたがボランティアの人たちも子どもたちもめいいっぱい楽しんでもらえてよかったです(*^▽^*)
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褒める方法、叱る方法
発達障がいを持っている子どもは最後まで話を聞けなかったり、怒りやすい、相手の気持ちをを不快にさせることばかり言ってしまったりといった傾向にありますが本人たちはわざとそういった行動を取っているというわけではなく発達障がいがあるために相手の気持ちを読み取ったり
することがうまくできずに結果としてトラブルになってしまいます。

じゃあなぜそういった行動を取ってしまうのか?
それは自分の欲求が起こった時に本当は落ち着いて話を聞いたり、相手を叩いたりしてはいけないといった事は理解しているのですが、感情がコントロールできなくなり冷静な対応が出来なくなってしまうからなのです。
ですが欲求が満たされ落ち着いた後には「なんでそんなことをしたんだろう」と悩んでしまう子どもも少なくありません。
しかし周りの人の目から見るとただのわがままな子どもにしか見えず、注意をしても一向に改善しないと思ってしまいます。
子どもたち自身はどうしたらいいのかわからずに悩んでいるのに大人がそれをしかってしまうとますます不安になったり自信を無くしたりし「自分はダメな人間なんだ」と思うようになってしまい無気力になったり、人を信頼したりすることが出来なくなっていきます。
ですのその時その場面に合わない行動、「不適応行動」を取ってしまった時は激しく叱るよりも控えめに叱り、「適応行動」を取れた時に思いっきり褒めてあげてください。そうすることで子どもに自信を持たせることができ物事に意欲を持たせることができます。
褒める時には物事に成功したときにすぐに褒めることで適応行動と褒められた事が結びつき次からまた同じような行動を取ろうと頑張ってくれるようになります
また褒めるときには「○○したほうがもっとよかった」などの言い回しは褒められているのか注意されているのかが分かりにくい為、素直に「よくやったね!」「さすがだね!」といった風に褒めてあげ、言葉だけでなく頭を撫でたり抱きしめてあげる方がうれしい感情と成功の経験が結びつくことになります。

逆に不適応行動を取った時には無視をするというのも一つの方法です。
不適応行動を取っている間は無視をし「今の行動は認めていません」というメッセージになります。
また決めていた約束が守れない時は「ゲームの時間を減らす」、「おやつを減らす」といった罰を与えるのが効果的です。
そうすることで子どもが損をしていることがわかりやすくなります。
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初めてのバスボム作り(吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、吹田市放課後等デイサービスこどもプラス大阪です
この日は卒業式ということで子どもたちは学校が休みだったり卒業生を送ったりしていて送迎の際に学校の前を通ると卒業生と親御さんの姿を見ると自分にもこんな時代があったなぁとしみじみ思いながら送迎へ向かっていました
そんなセンチメンタルな気持ちを抱えながらこどもプラスで子どもたちを相手にしているとあっという間に吹き飛ばされてしまいました
卒業式に出ない4年生以下の子どもたちはお休みだったので朝からこどもプラスに来て大はしゃぎ(*^▽^*)
朝はまだ全員そろっていなかったのですが、みんなで大縄跳びをし以前はあまり跳べなかった子どもも頑張って何度も跳んでくれました

この子はなんと86回も連続で跳べました!

グループに分かれてみんなでジャンプ!
一番飛んだ子どもはみんなに引っ張りだこでした(^^♪
そしてお昼には2nd教室では大好評のバスボム作りを2nd教室からお手伝いに来てくれた牟田先生主導でみんなで作りました
まずは見本を一つ入れてどんなふうになるかを実験!

みんな覗き込んで興味津々な様子でした
牟田先生が説明をしてくれている間はみんなしっかりと聞いていて、聞いていない子どもがいると、他の子どもが「聞いてないとわからなくなるよ」と注意をしてくれ、その後はその子どももちゃんと説明を聞いていて終わった後に牟田先生が「みんなしっかりしてるねー」と褒めていたくらいでした
3つのグループに分かれて粉を混ぜてみんなで協力して袋に入れた粉を混ぜたり好きなアロマオイルをグループごとにどの香りにするかを話し合って決めたりしました
それらの間どの香りがいいなどの言い合いも全くなくものすごく穏やかに決まっていきました

袋に入れた粉に少しずつ水を足してシェイク!
袋からこぼさない様にそーっと振れるかな?

みんなで仲良く順番交代でフリフリ(^^♪
↓完成したのがこちら

ちょっと見にくくなってしまいましたがカラフルなバスボムの完成!
お風呂に入れるとものすごいブクブクとなるのですがみんなの驚く姿が見れないのが残念です(-.-)
バスボム作りが終わった後はサーキットですが朝も大縄跳びで頑張ったり制作の時間でもみんなしっかりとお約束を守ったりわからないことは先生に聞いたりしていたので1周だけになりました
ですがもちろんそこはこどもプラスの子どもたち
1周だけだとして全力で頑張ってくれました

ロープの上をしっかり前を見てクマさんでヨイショ、ヨイショ

鉄棒にぶら下がってかごの中にボールをエイッ!
自分からこんなに遠くにかごを持って行って出来るのかなと思いましたが見事かごの中へゴールイン!
午前の大縄跳びでもこのサーキットでもやっぱり出来ることが増えていくと楽しくてどんどんやりたくなるよね♪
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コミュニケーション能力を身に着けるには
こんにちは、吹田市放課後等デイサービスこどもプラス大阪です
先日友人の結婚式があったのですが、始めは全く知らなかった二人が一緒になって共に生活していくのはいいなと改めて思いました
もちろん私はまだまだそんな予定はないのですが(T_T)
二人の出会い自体はその場にいたので知っていたのですがそこから少しずつお互いにコミュニケーションを取っていき相手を思いやってその結果ゴールインしたんだろうということは容易に想像できます
これって何かに似ているなと思ったらこどもプラスで普段子どもたちに教えている事と同じだなと思いました
発達障がいのある子どもはよくコミュニケーションが苦手だと言われています
このコミュニケーション能力がないと結婚はもちろん仕事の幅も狭まってしまいます
このコミュニケーションという言葉、もとは「コミュニティ(共同社会)」という言葉から来ています
コミュニティ(共同社会)の中でコミュニケーション(伝達)する能力こそがコミュニケーション能力ということになります
つまり共同社会に生きる私たち日本人にとって求められている能力でもあります
発達障がいの子どもは一方的に話すことが多くなりがちですが、それでは相手に何も伝わらず、コミュニケート(伝達)しているとは言えません
「協調性」と「社交性」

コミュニケーション能力はしばしば協調性と社交性にわけて考えられることが多いと言われています
「協調性」: 空気を読んだり、場の雰囲気を乱さないといった能力
「社交性」: 相手の立場を尊重する、自分の意見を主張するといった能力
社会に出るためにはこのどちらの能力も必要とされますが、発達障がいを持っている子どもだと例えばADHDの子どもだと注意力が少なく周りの雰囲気を読み取れなかったり、自閉症やアスペルガー症候群の子どもだとこだわりが強くなかなか周囲に合わせるといった事ができないかもしれません
しかし異なる個性を持ったままでもうまくやっていくための社交性は、空気を読んだり、場の雰囲気を察知する能力を必要とするものよりも考え方の問題であるところが大きく、協調性で必要とされる能力があまりなくとも伸ばすことは可能ではないでしょうか
社交性を伸ばすには?

苦手意識を持たない
物事や他人に対して苦手意識を持ってしまうと積極的にコミュニケーションを取ろうとせずに社交性が磨かれることはありません
苦手意識は話してみると案外なんともなかったりすることが多く、よく「失敗してもいいからやってみよう」とか自分から積極的に話しかけられない子どもに対しては「まずは自分から声を掛けてみよう、そうしたら先生も協力してあげるから」と失敗しても大人がカバーしてあげるからとまずは子どもを安心させてから子ども自身に行動を起こすように声かけをし苦手意識を自分から少しでも克服出来る様にしています
相手との距離感を学ぶ
多くの人は相手と完璧な人間関係を築こうとし思い通りにできずにイライラしてしまうこともありますが、この人はこういう人なんだと理解する事も大切なことになります
見返りを求めない
「変に思われたくないから黙っておこう」、「相手から話しかけてこないのなら自分からも辞めておこう」、「自分はこれだけしたんだから相手も同じくらい何かしてほしい」などと見返りを求めてしまうと非社交的になり結果として人見知りにもなってしまいます
昔の私がまさにこのパターンでしたが、そういったネガティブな考えを失敗したらその時はその時だ、と思い相手を思いやり自分から積極的に話しかけ相手に対し話していて気持ちいいと思ってもらいたいと考え実行してからは人見知りもなくなり今では初対面の人にも自分から積極的に話しかけに行けるようになりました
聞き上手になる
これは私自信口下手でろくに喋れない時に勉強したことですが、人間という生き物は基本的に自分の事を人に話したい生き物ですので話に興味を持ち質問をしたり、合間に自分の話を織り交ぜて会話をすることで社交性を身に付けられると同時にその話し相手についても情報も同時に知る事ができます
もちろんこどもプラスに通っている子どもたちは大人だった私とは違って子どもですしこれら全部を一度にしろといっても難しいことですし理解しがたいので、一方的に話す子供には「ちょっと一息ついて先生の話も聞いてくれる?」といいしっかりと相手がいる事を子どもにも意識してもらったり、先日も友達の輪に入れずに落ち込んでいる子どもがいましたが「話しかけてみないで決めつけてたらずっとこのままなんだし、声を掛けてみたら?先生も一緒に言ってあげるよ」と「どうせ出来ない」「きっと僕なんて」と思っている子どもに対して自信を付けてもらうように声かけをし、結果としてその後友達の輪に入れ一緒に楽しそうに遊んでいるその子どもの笑顔を見ると頑張ってもらってよかったなと思いました
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スライムが現れた! (吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは、吹田市放課後等デイサービスこどもプラス大阪吹田教室です
暖かい日や寒い日が交互にやってきて毎日着ている服に悩む日々が続いています
この日は子どもたちも人数が多く部屋の中は常に熱気が漂っていてあまりの暑さに暖房をすぐに消しちゃいました
人数が多くてもみんなでひとしきり遊んだ後は運動遊びに静かな活動をしました
運動遊びではサーキットは1人1周をした後に5分間で何度も周回をおり、2周目はやりたい人のみでしているのですが大勢の子どもたちがしっかり順番を守って一列に並んで順番を待っています

前の人が終わってから次の人がスタートするというお約束をしっかり守っています

静かな活動のフラッシュカードも積極的に手を挙げ、意欲的に取り組んでいます
お昼の運動遊びと静かな活動が終わりおやつを食べた後はみんなで今日のメイン、スライムづくりをしました!
スライムと聞いたら青いプルプルした生き物が思い浮かんできそうですが今日のスライムはそっちではなくてドロドロしたおもちゃの方のスライムです

前日に渡辺先生が作ったのがこちら
本当はもうちょっと伸びたのですが写真は撮りそびれちゃいました
ただこのスライムづくり材料に目や口などに入ると体に悪い材料も使っているので、始める前に全員にしっかりと手袋の着用と絶対に目や口を触らない事と投げると後始末が大変だから投げない様にと先生とのお約束をしスタート!
初めは「そんなのしたくない」と言っていた子どもも途中から仲のいいお友達と一緒に楽しく作っていました

仲良しグループで楽しく制作中(^^♪

みんな手袋着用をしっかり守ってます!

普段は物事にあまり乗り気でない子どもも制作中は目を子供のように輝かせていました☆
実際子どもなんですけど(笑)

作ったスライムを見せ合いっこ
先生もぷにぷに感に驚いています!

作った後はみんなでスライムで遊んでいましたが、こんな面白い発想をする子供も(^^)
名付けて「スライムアーム」らしいです
他にも「スライムアーマー」もあるとのこと
中にはうまく作れない子どももいましたが、そこでイライラしたりせずに新しい材料を渡すとまた一からしっかりと作れていました
普段から運動遊びや静かな活動の中で先生との色々なお約束をしているおかげで、始めにしたお約束も最後までしっかりと守り出来た後に「もう触ってもいい?」と聞きに来たり、作業中は最後まで手袋をしっかりと付けていました
事前に「渡辺先生がふざけて投げたら散らばって掃除機かけてた」と言っていたのもあったせいかどの子どもたちも投げたりはせずに伸ばして遊んでいました
でも家でも投げて遊ばない様にだけ気を付けてね!
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