我慢できないんだもん!(放課後等デイサービス)

2020-03-27

みなさんこんにちは。放課後等デイサービス、児童発達支援

こどもプラス大阪吹田教室 津村です。

 

 

私の住んでる地域では雪が降っていて、廊下を裸足で歩くと痛くて、

いてていててって歩いています。

 

冷たかったり、熱かったりしてビクッとなっちゃうの、理科や保険で習いましたよね。

 

こういうのを(反射反応)と言うんですよねー

 

気持ち悪いものを触って、ひゃっとして手を引いてしまうとか

ゴキブリがいると思ってあわてて避けようとしたりとか(笑)

私達の祖先から残っている原始的反応なんです。


 

で、こういうお勉強がしたいわけではなく、この原始的反応、発達障害のお子様にはよく見られるんです!

 

この反応のことを感覚過敏や触覚過敏と言ってるんですね。

 

えっ!?そうなの!??

ただただ他の人より敏感なのかと思ってた!と思うようなお話です。

 

手洗いが嫌い

歯磨きができない

服のタグがついてると着ない

長袖が着れない

人と触れ合うのが苦手

抱っこが嫌い

帽子をかぶれない

マフラーやタートルネックが着れない

散髪をしようとすると嫌がる

 

こういったことに過敏な子ども!

わがままだと思ってませんか!?

 

こういったことに過敏な子どもはより、原始的反応…

触覚防衛反応が私達より多く残っているだけなんです!!

 

 

育てにくい!わがまま!!と思い無理をさせることで、

トラウマとして永遠に残ってしまいます。

 

人間は学習する生き物です。

ゴキブリが嫌い!と同じように帽子をかぶることは嫌なことと学習して反射反応を起こすようになるわけです。

 

例えば私達は熱湯を素手で触るとそこから手を離しますよね。

これは身を守るための反射です。

 

過敏な子どもは防止をかぶってむずっとした!危ないかも!!と脱いでしまうわけです。

このむずっは次第に危険でないとわかってきて、できることも増えていくのが健常児には多いのですが、ムズムズが危険と認知している子供に無理にさせるのは、熱湯にずっと手を突っ込むぐらいの苦痛になるんです。

 

くすぐりや歯磨きの過敏もこういったことから来ます。

 

克服はむずかしいものですがマッサージなどが挙げられてますが、

実際のところマッサージは刺激も多く、嫌がる子どもも多いかと思います…

 

なので、いっそ触る事をゲームにしてみたりするのはどうでしょう?

背中に書いた文字当てゲームとか

 

もっと刺激の少ない物だと目をつぶって指がどこをとんとんしたか当てるゲーム!とか

工夫次第でたくさん感覚遊びってありますね!(^^)!

 

反射なのでなくすことは至難ですが、

少しづつ出来る事が増えると嬉しいですよね!

 

 

 

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