実際に行ってみてわかる、視覚化構造化の効果【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
最近陽が落ちるのが少しずつ早くなってきましたね。
涼しいというよりも肌寒いという言葉似合う季節となってきました…。
食欲の秋、スポーツの秋…………。
スポーツの秋と言えば、先日運動会がやっと終わりましたね。
教室のこどもたちにとってはやっと…という気持ちが強い様子です。
肩の荷が下りたといった感じなのか、日にもよりますが、
こどもたちが随分落ち着いてくれたように感じます。
もちろん最近さらにこどもたちに落ち着いてもらえるように、教室の整備や
視覚的な構造化に力を入れています。
発達障がいのお子さんが集まる場所には基本的に余計なものを置かない!
初歩的な事ですがとっても大事な事です。
はじめのご挨拶の時、運動遊びの際に集まってもらう場所にはなるべく余計なもののない空間を心掛けています。
ADHDのお子さんであれば、前頭前野の働きが弱い為もともと集中する事が得意ではないのに、
気になるものがあればさらにそちらに気を取られてしまいます。
なのでカーテンなどはとっても重要です。お外が見えるとそっちに気を取られてしまいますからね。
自閉症スペクトラムのお子さんであれば、全帯状回の働きが弱いために自分にとって、
必要な情報と不必要な情報を取捨選択する事がとても苦手です。
なので一番理解しておいてほしい事や伝えたい事を書いている周りには決してたくさんの物を置かないようにしています。
LDのお子さんであれば見る力が弱いお子さんがとっても多いので、
そういったお子さんにも見てもらいやすいようにスケジュールカードはなるべくシンプルに、
そして簡潔にを心掛けて作っております。
決まった場所に決まったものを構造化してわかりやすく!
教室内でもう一つ心掛けている事は、物理的な構造化です。
これも基本ですよね。
やっぱり基本に忠実というのは大事な事です。
おもちゃを置くところ。
自分の荷物を置くところ。(宿題をするところ)
運動遊びの際に説明を聞くところ。
以前はしっかりとわけたりしていなかったのですが、
やはりそうなるとだらけてしまう事が多かったです。
今でもいつでもしっかり皆がしゃきっと取り組めているわけではないですが、
集団で生活する中で「ここからは荷物もあるし宿題しているお友達がいるからこっちでは遊ばないよ」と説明しやすくなりました。
他のお子さんも「あぁなるほど」と理解してくれやすくなりました。
目に見えて「ここは宿題をするところ」というのがわかるというのは効果的なようです。
また運動遊びの際に壁に壁際に何もない空間で座ってもらう事によって、
1人手遊びに夢中になって全く聞いてなかった!という子が減りました。
(お友達同士が仲良しすぎて、ついつい一緒に遊んじゃって聞いてない…なんて子はまだまだいますけど(笑))
また壁際で説明をする際に、前庭感覚や固有感覚や筋力が弱いとどうしても寝っ転がってしまう事が多いです。
そういったお子さんに対しては「壁にぴったんしてね」と声掛けをして壁にもたれてもいいから、
背筋を伸ばして座ってお話を聞いてもらうようにしています。
その為にはたくさん「ぴったんする為の何もない壁」が必要になるのです。
こういった努力の末、毎回とはいきませんが、落ち着いて運動遊びの説明を聞いてくれる日も
どんどんと増えてきています。
視覚化や構造化はやはりとても効果があるので、良ければご家庭でも試してみてください。
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