順番やルールを守らせる(吹田市放課後等デイサービス)

2017-09-05

順番やクラスで決めたルールなどを守れない子供もいます。ルールがきちんと理解できているかどうかを確認したうえでしたがわせるようにするにはどうしたらいいか、また時間が掛かってでも守れた時にはしっかりと褒める様にします。

故意に守らないのではない

 

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発達障がいのある子供は順番やルールを守れない事がありますが、故意にしているのではなくてルールを正しく理解していなかったり忘れてしまったり、衝動的に振る舞ってしまう事で、結果としてルール違反をしてしまうのです。

 

発達障がいの子供がルールを守れなかった時には、頭ごなしにしかりつけるのではなく、なぜルールを守れなかったのか、その理由を聞いてあげてください

そのうえでルールを再確認し、正しく理解していない時にはわかりやすく説明をしてあげます。

例えばADHDの子供は思った事をすぐに口に出してしまう事もあります。

「発言時は手を挙げて、名前を呼ばれてから答えるように」というルールがあったとしても、それが出来ずに衝動的に答えてしまう事があります。

こういった場合は、「手を挙げて、先生に名前を呼ばれてから答える約束だよ」と再確認したうえで、「わかった人は、手を挙げて答えてね」と伝え、本来のルールを守れるようにします。

非を責めすぎない

 

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子供たちはルール違反に敏感で、悪気がなかったとしても「あの子だけずるい」「わがままだ」といった言葉で非難してしまいます。

しかしあまり責められてしまうと、自分の非を素直に認める事が出来なくなってしまします。

ですので周囲の子供たちからの非難がエスカレートしそうな場合は「もう、わかってるからこれ以上言わなくてもいいよ」と周りの大人が言ってあげ、他の子供たちの感情を抑えてあげる必要があります。

そういった衝動的な行動がたびたびおこってしまうと、クラスの中でも疎外されやすくなり、少しの間違いでも非難されやすくなってしまします。

そうした経験が重なってくると、「自分は嫌われているんだ」と感じ、素直になれなくなってしまうので、そうなる前に子供たちの気持ちをコントロールしていきます

ルールが守れたらほめる

 

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最初はルールを守れなかったけど、後から守れた場合には必ずほめる様にします。

例えばこどもプラス内ではドッヂボールをする子供が多いのですが、なかなかボールを手放さない子供がいますが、しばらくしてからボールを手放すことが出来たらしっかりほめてあげます。

また発達障がいのない子供がルールを守れた時も同じようにしてほめてあげる事で発達障がいの子供だけが特別扱いされているのではないということで不公平感がなくなり、ルールが守れたらほめてくれるという共通認識が出来上がり、少しずつルールに従えるようになっていきます。

 

 

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