本人に発達障がいを伝える(吹田市放課後等デイサービス)

2017-07-17

発達障がいであることを本人に知らせるべきかどうかは本人の年齢や理解力、性格、状況によって異なります

基本的には理解力がある程度付いた年齢で子供自身が自分の行動特性で悩んだり、困ったりしているなら「みんなと違う性質がある」ということをつたえてあげる事がいいと言えます

 

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「どうして自分はみんなと同じように出来ないんだろう」

「何で周りに自分の事をわかってもらえないんだろう」

といった悩みを抱えている場合子供は自分の努力不足や能力不足が原因だと思ってしまうことがあります

その事で本人を苦しめないためには、

「みんなと少し違った所があるけど、それは悪い事じゃないよ」

ということを伝えてあげてください

障がい名は言わないようにする

 

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子供に発達障がいの事を伝える時を具体的な障がい名を伝えても子供には理解できずに不安になってしまうので、伝える時は子供に理解できるように説明することが大切です

 

「みんなより忘れやすい性格がある」

「みんなよりも問題を解くのに時間が掛かる」

など具体的な行動特性を伝えてあげるとわかりやすいです

そしてそれは本人の能力不足や努力不足が原因ではないという事を強調してあげてください

同時に「全くできない」のではなくやり方を変える事で出来る様になったり、時間を掛ければ出来る様になるという事も伝えてあげてください

 

 

「出来ないからやらなくてもいい」という事ではなくて「努力が必要だけど頑張ったら出来る様になる」と可能性を伝えてあげる事が大切です

長所も強調する

 

発達障がいについて説明すると出来ないところや足りないところなどのマイナス面の話になってしまうため、子供が不安になってしまうので他の子供よりも優れているところ、得意な事についても一緒に説明をしてあげてください

 

実際に障がいのある子供には素直な子供らしい子が多かったり、他人を困らせようとしたりだまそうとしたりする子供も少ないです

また得意分野では並外れた記憶力を発揮したり、絵画や音楽の才能に秀でた子供もいます

障がいについて伝える時はそういった長所についても触れて、すべてひとまとめにして「ひとりの個性」として認めてあげてください

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