友達との関わりに気を付ける(吹田市放課後等デイサービス)

2017-07-03

発達障がいのある子供の中には自分の状況を客観的にとらえたり、相手の気持ちをくみ取る事が苦手な子供が少なくありません

もちろん本人には悪気はないのですが相手を不快にさせてしまったり、自分の意見が通らないとかんしゃくを起こしてしまったりし友達と協調することが難しい事が見られます

 

そういったつまづきは発達障がいの行動特性からくる問題で相手を不快にさせない言動はどういったものか、言い合いになりそうなときに、悪口を言わないためにはどうしたらいいのか等の様々なコミュニケーション能力、生活能力を身につける事ができればそういった問題は解決していきます

そういった社会生活で必要なコミュニケーション能力、生活能力の事を「ソーシャルスキル」といい、発達の過程で本来は自然と身についていくものですが、発達障がいのある子供はその習得が遅くなってしまいがちです

 

 

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ソーシャルスキルを身につける

 

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小学生以降、周りの子供たちは自然とコミュニケーションが出来ているのになかなかうまくいかないのはこのソーシャルスキルが不足しているからです

もしこのソーシャルスキルが不足しているまま大人になってしまうと、職場などでの人間関係でつまづき、社会不適合者の烙印を押されてしまい本人も自信を失ってしまうかもしれません

そうならないためにも出来るだけ低年齢のうちにソーシャルスキルを補う支援をしていく必要があります

 

不足しているソーシャルスキルは子供の特性により異なるため、子供がどんな場面でつまづきやすいか、どういったことで言い合いになってしまうのかといった事を検証し、はっきりさせます

そのうえで足りないと思われるソーシャルスキルを絞り、そのスキルが身につくように支援を行っていきます

 

友達とのかかわりを強要しない

 

自閉症スペクトラムの子供の中には人付き合いがあまり好まない子供もいます

人とのかかわりがストレスになってしまう子供には友達と遊ぶことが精神的な負担になってしまうので、無理に友達と遊ばせようとすることは避けるようにします

自閉症スペクトラムの子供も学校やデイサービスなどで集団生活を送る中で人とのかかわり方を学び、人との折り合いの付け方や集団行動に従ったりと必要なソーシャルスキルを身につけていきます

ですので家庭では少し休み、息抜きをさせてあげる事も大事です

 

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