京都市市民防災センターに行ってきました！【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは！
こどもプラス大阪吹田教室の徳永です。
皆さんはGWをどのように過ごされましたか？
長い人だと１０連休！？そりゃ５月病にもなるわ……
授業が始まってもしばらくは落ち着きのない時が続くかもしれませんね。
さてさて、吹田教室では４月の末に京都市市民防災センター(外部リンクを開きます)に行ってきました！！
昨年度もお世話になった京都市市民防災センターですが、去年と今年では参加する児童の心構えが違います。
それはなぜでしょう？
防災センターに行くまでの間にも、子どもたちともお話をしていたのですが、昨年は大阪で、
台風２１号に大阪府北部地震と、例年にない災害に襲われました。
当時の被害は記憶に新しく、子ども達もとても怖い思いをしています。
昨年参加した子どもも、今年が初めての子どもも、その記憶があるからでしょうか？
とても真剣に参加してくれました。
防災センターでの貴重な体験
京都市の防災センターのすごいところは、体験プログラムを自由に組み合わせることが出来る所。
今回は、強風、地震体験に加えて、煙の中から逃げる避難体験を行いました。
強風体験では、風速３２メートルの強風を体験！
最初はそよ風程度で体験した皆は余裕そうでしたが、だんだんと風は強くなっていきます。
その風の音がすごいこと！！一緒に体験している子が横で何かを言っているなーというのは
分かるのですが、内容はさっぱり聞こえませんでした（笑）
体験後の皆の話を聞いていると、「意外と余裕だった！」との声。
ですが、強風時に怖いのは飛来物。
風速３２メートルとなれば、バイクも簡単に倒れてしまうほど。
センター職員の方が話す内容を聞いている時は、皆の表情はとても真剣でした。
続いては地震体験。
こちらでは震度７の地震を体験でき、地震の際の身の守り方を体験できます。
リビングでくつろいでいると、まず警報が鳴って大きな揺れが子ども達を襲います！
揺れが始まるとすぐに机の下に隠れたり、クッションで身を守るのですが、
この時の皆の行動の速さは流石！の一言。
いつ起こるか分からない地震でも咄嗟の行動が取れるようになれば安心です。
「南海トラフ地震が怖くなった」ある児童がつぶやいた一言が耳に残りました。
そして昨年は体験しなかった避難体験コーナー！
こちらでは、あるホテルで火災があったという想定で、煙からの逃げ方を体験。
職員さんのお話によると、まず宿泊先の避難経路を確認することが一番大事とのこと。
皆さんはお出かけして入った建物の避難経路を確認していますか？
次に聞いた話は煙からの逃げ方。
避難誘導灯に従って、煙を吸わないように姿勢を低くして進みます。
そして実際に体験。
写真はカメラの映像です。わかりにくいかもしれませんが、カメラ３は煙で何も見えません。
この煙は本当にすごかった！無害な煙とのことですが、これがめちゃくちゃ煙い！
吸い込んでしまうと、本気でむせます。
視界も最悪でしたが、子どもたちは姿勢を低くすると率先して誘導灯を探して前に進みます！
「こっち行くよ！」と先導する姿はとても勇敢でした！
他にも自由見学として、通報訓練やゲームコーナーもありました。
短い時間の中での体験でしたが本当に内容は盛りだくさん！
この１日の体験で共通したのが、体験までは騒いでいても、施設の方の話が始まると
ピタッと静かになって話を聞けたこと。
メリハリを持って参加できた今回の防災体験。
万が一のことがあっても、きっと学んだことを活かして行動出来るはずです。
今回参加しなかった子どもたちに対しても、今回の内容を踏まえて伝えていくことが出来るように
考えております。
それでは失礼します。
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