インクルーシブ防災という考え方【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
去年は台風や地震など様々な災害がありましたよね。
それにより防災への意識がさらに高まってきています。
こどもプラス大阪では、防災への取組みとして
防災訓練センターへの郊外学習や、
日々の活動の中で防災への意識を持ってもらう為に防災カードなどの取組みを行っております。
発達障がいのお子さんと防災
発達障がいやグレーゾーンのお子さんはこだわりや咄嗟対応力の弱さから、
日々の防災への支援や取り組みが特に重要視されています。
これは急激な環境の変化が苦手だからだと言われています。
しかしながらこれは発達が気になるお子さんだけに言える事でしょうか?
災害は突然やってきます。
その突然が起こった時、大人だって動揺するでしょうし判断を間違う事があります。
周りにいる大人たちも含めて、皆で防災に取り組む。
「障がいを持っている方の為の」ではなく、周りにいるすべての人で防災について考え取組み、事前に準備を行う事で、皆で備える社会を作っていく
これを「インクルーシブ防災」と呼びます。
皆で備える防災とはどんなものでしょうか?
普段何気なく遊んでいる時にふと利用していただいているお子さんに問いかけます。
「なぁ、ここ(こどもプラス大阪の教室)で地震があったらどうする?」
「え~…逃げる」
「でも揺れている間危ないから頭守らな!」
「ここは本棚あるからこっちやな」
「揺れがおさまったら逃げる!」
皆で一緒にどこに隠れたらよいかなど考えていきます。
普段からこうして皆でいっしょに考えていく事は大事な事です。
去年の地震では、防災訓練センターへの郊外学習を経験したお子さんが、
「机の中に隠れて頭守るんやで」と家族に声掛けをし実際に机の中に頭を隠していたそうです。
防災への取組みが改めて大切なのだと実感した瞬間でした。
大事なのは支援から考える事?
では具体的にはどうしていけばいいのでしょうか?
お子さん一人一人にとって「ひっかかり」は違うものです。
大人でも不安になる災害時、発達障がいのお子さんはその何倍も不安になるものです。
これからどうなるのかわからない、どうすればいいかわからない。
それを少しでも減らす為に避難場所や避難の仕方について普段から考えていく事が大事です。
そして周りにいる家族や大人が、そのお子さんの特性を理解しておかなければなりません。
・避難所では知らないたくさんの人と生活を共にしなくてはいけない。
・一人になれる空間がない。
その他にもいつも通りのルーチンで一日を過ごす事ができない事など上げるときりがない事ばかりです。
こういった事をお子さんと一緒に考えて、災害時の決まり事として紙に書いていつでも見えるところに貼るなど、
普段からの意識付けが大切です。
防災グッズについてのクイズや防災カード、KYT(危険予知訓練)などで、
楽しみながら考えたり学んだりする時間を活動の中に設けています。
もちろんお子さん達もですがこうした取り組みをきっかけに私たちも一緒に学ばせていただいております。
皆で備える防災、インクルーシブ防災を浸透させていき、
災害時の安全に取り組んでいきましょう。
トップページはこちらから→http://kp-osaka-suita.com/
お問い合わせ先
吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室
〒565-0801
大阪府吹田市五月が丘北5-10 メイカーサ千里PART2 1階
TEL: 06-6877-7280
Mail: info@kp-osaka-suita.com
LINE: kp-suita
お気軽にご相談ください
体験、見学等は随時受け付けております。
メールからも資料請求(無料)できます
姉妹校
こどもプラス大阪 2nd→http://kp-osaka-2nd.com/
こどもプラス大阪3rd 江坂教室→http://kp-osaka-3rd.com/
こちらも合わせて宜しくお願いします!
弊社のHPがリニューアルしました!
詳しくは↓をクリック!
福祉株式会社ジーエル→https://gl-osaka.com/