いつかADHDは二つの障がいとして分けられる可能性がある?【吹田市放課後等デイサービス】

2018-08-14

 

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、こどもプラス大阪 吹田教室です。

ADHDの方の約8割程の方が不注意と多動性・衝動性を合わせて持っているのです。

しかし誰一人としてその症状の現れ方は同じではありません。

偏にADHDといってもその中には主に3つのタイプに分けられています。

 

忘れ物が多く、集中する事が苦手、そしてその症状が多動性よりも強く出てしまう「不注優勢型」

 

多動性や衝動性が強く出てしまい、その症状が集中への欠如よりも目立ってしまう「多動性・衝動性優勢型」

 

そしてその二つの症状が同じ程度に目立ってしまう「混合発現型」の3つです。

 

 

 

 

女の子に多い「不注意優勢型ADHD」

 

主に「不注意型」とも言われていますよね。

物忘れが多く、物をなくしやすい傾向にあります。

 

物事に集中する事が苦手で、ぼーっとしている事が多いです。

身だしなみに気が回らない、片付け苦手、物事の順序を立てる事が苦手です。

 

そして女の子に多いと言われています。

こういった症状はお友達とトラブルになる事が少ない為問題視されるケースも少なく、

ADHDである事に気付かれにくいタイプとも言われています。

 

 

男の子に多い「多動性・衝動性優勢型ADHD」

 

主に「多動性・衝動性型」なんていう風にも言われています。

手遊びや体を動かす事が好きで、じっとしていられず、教室の中を授業中に歩きまわる子もいます。

 

衝動性を抑えられずに、周りから見ると些細な事で大声を出したり手を出したりしてしまうタイプです。

 

衝動性にブレーキがかけられないが故に出てしまう行動ですが、「乱暴者」や「反抗的」と取られやすい為叱られる事が多いです。

 

このタイプは男の子に多いのですが、ADHD全体の割合からすると「多動性・衝動性優勢型」の人は少数だと言われています。

 

 

 

全体の8割「混合発現型ADHD」

 

不注意と多動性・衝動性をの両方が目立つタイプです。

ADHD方の8割がこのタイプだと言われています。

 

忘れ物なくし物が多く、注意力にかけており、じっとしている事が苦手で中々落ち着く事のできないタイプ。

 

衝動性が抑えられないが故に、ルールを守る事が苦手で、順番などの割り込みをしてしまう事も多い。

 

一重に「混合発現型」と言っても両方の症状の現れ方はもちろんその個人によって異なります。

不注意が目立つ混合発現型の方も入れば多動性が強く現れる混合発現型の方もいます。

 

 

 

「不注意型」・「多動性・衝動性型」は別の障がいだという考え方も!?

 

ADHDは上記の3つタイプに分けられていると言いましたが、

 

「不注意」と「多動性・衝動性」とでは脳の異なる部分の機能がかかわっているのではないかと言われています。

その考えに基づき、「不注意優勢型ADHD」と「多動性・衝動性優位型ADHD」は全く別の障がいなのではないか?と考えもある程です。

 

しかしながら脳の異なる機能がかかわっているとしても「混合発現型ADHD」の方が8割を占める程に合併しやすいというのも確かなのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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