整理整頓の習慣づけ (吹田市放課後等デイサービス)

2017-05-23

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こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です

 

保護者の皆さんは家庭での子供部屋の片づけで困ったりすることはないでしょうか?

ADHDの子供達は部屋を片付けることが苦手で散らかっていると学習などにも集中できなくなってしまいます

その為、整理整頓を日常的に行い、習慣づけるようにします

 

ADHDの子供の場合は忘れっぽい特性があるため、遊ぶことに気を取られて、使い終わったものを元の場所に戻すということを忘れたり、またどこから持ってきたのかということを忘れてしまうこともあります

そのため部屋は散らかしっぱなしになり片付けることがますます嫌になり、必要なものを探せないということになってしまいます

このような状態では

 

「片付けをしなさい」

 

と言ってもなかなか片付けを始めることはできないため、始めは大人も一緒に片付けを手伝うことで子供も片付けに取り組みやすくなります

ですがメインは子供なので大人がほとんど片づけたりすることのないように注意していきます

そしてある程度できるようになったら、少しずつ手伝いを減らしていき最終的には一人で全部片付けをできるようになることを目標とします

こどもプラスでも自分で使ったものは片付けられるように支援員が子供に声を掛け少しだけでもいいので一緒に片付けを行い、

 

「片付けてくれて偉いね、ありがとう」

 

といった声掛けを続けることで今では活動前の声掛けをすると自分たちだけで片付けてくれる子供も増えてきました

 

また一人で片付けができるようになってからでも、部屋が散らかっていると片付けをするのが嫌になってしまうので、そうなる前に定期的に片付けをするように子供に声掛けをしていきます

片付けが終わった後は

 

「きれいな部屋で気持ちいいね」

 

と言ったりし子供に片付いた状態が気持ちいいということを実感させ、そして片付けをできたことを褒めてあげることが大切です

 

 

整理整頓の工夫

 

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発達障がいのある子供はどこに何を片付ければいいのかがわからずに、片付けることができないという子供もいます

そういった子供には物の置き場所を決めてそこに絵や文字なのでマークをつけたり、タンスや引出しの中には仕切りをつくったり、スペースが余り過ぎると、物を乱雑に放り込んだりしてしまうため、小箱を組み合わせたりして小分けに入れられるようにすると整理整頓がしやすくなります

ただし、あまり細かくしすぎると逆に面倒になってしまうので注意が必要です

 

部屋が散らかっていると、ADHDの子供はたくさんの情報の中なら必要な情報を取捨選択することが苦手な為、宿題をするときや読書をしたりするときに気が散ってしまう為、片付けをすることで集中して取り組みやすくなります

 

忘れ物が多い子供も毎日持っていく物を一つの場所に保管してあることで揃えやすくなり、忘れ物を減らすことに繋がりますので忘れ物が多い子供にはぜひ片付けから始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

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