発達障害はどんな障がい?(吹田市放課後等デイサービス)

2017-04-05

こんにちは、こどもプラス大阪吹田教室です
子供プラスに来ている子供たちはぱっと見た感じはわからないですが何かしらの発達障がいを持っているわけですが、そもそも発達障がいとはどういった障がいなのでしょうか?

 

発達障がいは3つの共通する特徴

① 脳の機能障がいが原因になっていること
② 乳幼児期に症状が現れること
③ 行動特性が本人の発達や周囲のサポートによって改善していくこと
以上の3つになります

脳の機能障がいということは、発達障がいは生まれつきのもので育て方や環境とは関係なく、また②の乳幼児期に症状が現れるということは子供の様子を注意深く観察していけば早期発見ができるということになります
さらに③の特性が発達やサポートによって変化するということは適切な支援、指導を行うことが出来れば改善することもありえるということです
しかし逆に周囲からの理解を得られずに好ましくない働きかけをすることで悪化する可能性もあるということです
脳の機能障がいとは?

 

 

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私たちの脳には神経細胞が無数にあり隣の神経細胞に情報を伝達していくことで感情、判断、記憶、運動などを支えています
しかし脳機能の一部が違う働きをすると情報の判断や注意力に影響が出てしまいます
実行機能の障がい

ある場面において正しい行動や反応をとる脳の働きを「実行機能」といいますが、発達障がいの子供の場合実行機能の働きが異なるために、周囲に理解されにくい行動をしてしまうことがあります
例えばあいさつをされたとしても、自分にあいさつをされたと気付く注意力や掛けられたあいさつに対してあいさつを返すという判断力、こういった実行機能がうまく働かずに「なんで当たり前のことができないんだろう」と周囲に思われてしまい、障がいというものに気付かれず誤解をされやすい障がいといえます

 

いつ頃特性が現れるか

 

 

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障がいの種類や個人差など気付かれる時期に差違はありますが発達障がいの行動特性は幼児期に現れます
この中でも特に気づきやすいのは自閉症です

自閉症の場合は0歳児の時から声を掛けても目を合わせない、あやそうとしても嫌がるなど特有の反応が見られるためその時点で「自閉症では?」と疑うこともあります
しかしそれだけでは自閉症なのか単なる特性なのか判断しづらいですが、2~3歳になってもことばを発さない、集団生活になじめないといった特徴が顕著になり自閉症だと気付くことが多いといえます

ADHDの場合は保育園や幼稚園で多動や衝動性が目立つようになってから、学習障がいは文字の読み書きや計算を行うようになる就学後に気付くことが多くなります

アスペルガー症候群の場合はこだわりや周囲に関心を示さなかったりといったことは自閉症と同じですが言葉の遅れはないために気付かずに大人になることもありますが、社会に出て集団生活を迫られると人とのコミュニケーションの失敗を繰り返し、診断を受け初めてわかるというケースもあります

 

早期支援により改善できる

 

 

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発達障がいは親や幼稚園や保育園の先生が注意深く観察をしていれば3歳くらいまでには発見することが出来ます
気付きさえすれば発達障がいは周囲からのサポートによって変化するため、適切な支援・指導を行うことで不適応行動を改善することができます

脳機能の不具合自体を治すことが出来ませんが、「こういう時は、こういう風にすればいいんだよ」と方法を教えてあげることで適切な行動が取れるようになっていきます
全ての子供にそいうった能力は備わっており、そうした働きかけは早い方が効果的なため早期発見をすることが何よりも大切となります

 

 

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