子供に合った誘い方で「できない」を「できる」に
こんにちは、放課後等デイサービスこどもプラス大阪吹田教室の山岡です
うちの教室では運動遊びを主にさせていただいていますが、もちろんみんながみんなすぐにしてくれるわけででもなく、中には
「やりたくない」
「できない」
といった子どもも当然います
そんな時に
「なんでやらないの?」
というのは逆効果です
子供の状況を4分類してみる
まずは子どもの理由をよく考えていきます
①できるから「している」
②できないけど「している」
③できるけど「しない」
④できないから「しない」
子どもに合った誘い方
それらを見極めて子どもに合った声かけをしていきます
①できるからしている子ども
モチベーションが下がらない様に内容を具体的にほめ、例え失敗しても挑戦した事をほめてあげます
②できないけどしている子ども
頑張っている事を認めてあげ出来ている部分を事をほめてあげます。そして少し頑張ったら出来るかなという内容を用意し少しずつ自信をつけさせていきます
③できるけどしていない子ども
「つまらない」「こんなのできるし」と思っている子供が多く、そういった子どもには気分を乗せみんなへのお手本をしてもらい、終わった後には
「さすが〇〇君!」といった風にほめて次もまたやろうかなという気持ちにさせていきます
④できないからしない子ども
できないからしないのは当然です。片付けやお手伝い撫などで少しずつ活動に参加出来る様にしていきます。興味を持つようになればその場にいるだけでも楽しく思えるようになりその時に運動遊びに誘いゆっくりと基礎力を身に着けていきます
いずれの場合でも大人の意見を押し付けて
「このくらいならできるでしょ」
「もっと頑張って!」
「なんでできないの?」
と言ってしまうと
「怒られている」
「頑張っても褒めてくれないんだ」
「簡単なこともできないんだ」
と自信をなくしてしまう為、注意していきます
発達障害を持った子どもに対して「他の子ができるんだから」と無理に周りに合わせていくのではなく、将来日常生活が過ごしやすくなるように援助をしていくことが大切になります
吹田教室に通っている子どもで運動をしたくないという子どもにも一人ずつこのように声かけをしていき、ちょっと頑張ればできそうなことを目標にし
今ではほとんどの子どもが苦手なことにも挑戦してくれたり、面倒と思いながらもその時だけは頑張ってくれたりしています