どっちでもいいの心理【吹田市放課後等デイサービス】

2021-03-19

みなさんこんにちは

吹田市放課後等デイサービス

こどもプラス大阪吹田教室 津村です。

 

 

本教室に来ているお子様に時々モチベーションを上げてもらうために、

体操、ラジオかソーラン節どっちがいいと尋ねたりします。

 

が、「どっちでもいい」というお子さまが多くいらっしゃいます。

 

でも、いざ多数決で決めると「えー、ラジオ体操やだー」と言ってしまったり…

意見を聞く時間を取ったよと伝えたうえで

多数決に従う様に活動を行うんですけどね(^^)💦💦

 

じゃあ、なんで自分の意見を言わずに、文句が出てしまうのでしょうか?

 

 

口癖という事も有りますが、「言葉の責任から逃れているという場合」、

「自分の意見なんてどうせ聞いてもらえないと思っている場合」が大きく分けてあると考えております。

(この辺は心理学者によって意見が大きく分かれているので…)

 

というのも「どっちでもいい」それすなわち「あなたが決めて」という事です

どうでもいいと思っていない事に「どっちでもいい」なんて本当は

言いたくないんじゃないでしょうか??

 

では、「責任から逃げる」とは例えば前例にも上げた多数決。

決まったことに文句を言う児童が現れるのは明白です。

小人数派もいるわけですし。

 

で、そこで自分の意見を通す事で、仲の良いお友達に失望されないか

誰かを傷つけないか、自分が傷つかないかと今までの経験から無意識に考え

その、辛いことや言葉の重みから逃げるためのどうでもいいを

「責任逃れのどうでもいい」だと考えております。

 

大人でもありますよね~機嫌を損ねるとちょっと面倒な人に

「タリーズもスタバもある~どっちいく?」と聞かれたら

「え~どっちも好きだよ~、どっち行きたい?」と

相手が怒らないように気遣いで選択をゆだねる事…

 

本当はタリーズのトムジェリコラボメニューめっちゃ気になってるのに!!

って、話が逸れました(笑)

 

 

まあそういう感じで、子どもって心が未成熟なので

相手に意見をゆだねたのか自分でもわかっていないことがあるんですが、

相手に意見をゆだねる事で、自己防衛をしているんですね。

 

では、次に「自分の意見なんて聞いてもらえない」と思っている場合

 

例えば、遠足の際に「トイレあるけど、いく?いかない?」と先生が聞き

「いきたい!」と答えた子が置いて行かれそうになって

「もう少し我慢して!!」と行けなくなったり

 

「今度の休みは行きたがっていた、ユニバいこうか!」と言っていたのに

家族に急用が出来ていけなくなったり…

 

小さいことでも「お風呂掃除する?クイックルする?」

「あっ、そういえばお母さん、手荒れしてたんだった、

今日はお風呂掃除お願いしてもいい?」という何気ない会話の中で

「結局、自分の話聞いてもらえなかったなぁ」というのが

心に定着してしまうんですね。

 

みなさんは、心理学のアルバート坊やの実験を知っていますか??

ワトソンのやった実験なのですが、生後11カ月ほどのアルバート君にラットを見せたうえで

バケツをガンガン叩く騒音を聞かせて泣かせます。

 

それを繰り返し行う事で12カ月のアルバートはネズミ、ウサギやクマの毛が生えたぬいぐるみ

サンタクロース(ひげが生えているから)のドールを見ただけで

泣いて逃げるようになってしまうという実験です。

 

あまりに非道な実験だ!と心理学の中では最も知名度の高い実験だと思います。

 

しかしこれによって、人間は遺伝ではなく、経験で恐怖を覚えると提唱したわけですが、

ベクトルは違えど、今までの話と似てませんか??

 

 

今までの経験から「自分の話は聞いてもらえない」→「いやな事が起きる」

という、嫌なことが起きるぐらいなら相手にゆだねようと考える。

 

いちど聞き方を変えてみてもいいかもしれないですね。

「すごく困っているからおしえて~」なんて言ったりして、

意見を聞けたときにその意見を大げさに尊重すると

少し子どもにも自信が付くかもしれません😉✨

 

 

 

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