水遊びでSST【吹田市放課後等デイサービス】

2018-07-28

こんにちは、吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。

 

本日、台風の影響で心配されていた雨もなく、

見事予定していた水風船遊びをする事ができました。

(これもきっと皆の普段の行いがいいからですね)

 

さてさて教室についてまずはラジオ体操。

「ラジオ体操しっかりしてよーせんかったら怪我するでー」

というと皆張り切ってラジオ体操に取り組んでいました。

 

 

発達障がいの子は待つ事が苦手と言いますが…?

よく言われていますよね。発達障がいのお子さんや、

グレーゾーンのお子さんは待つことが苦手だと。

でも見てくださいこの通り!

 

 

 

綺麗に一列に並んでいます。

押しあったりする事もなく、順番に並んでいれば、ちゃんと自分の分の水風船がくるとわかっているので、

喧嘩もなく並んでくれていました。

(待ちきれそうになかったので、皆でバケツで水を掛け合ったりして遊んでいました)

そもそもなぜ待つ事が苦手なのかと言いますと、

 

・ルールや順番を待つという事が理解できていない

→記憶力や判断力が弱い為に決まったルールを理解できていない可能性があります。これにより周りから「ずるい子」や「自分勝手」と言うレッテルを貼られてしまいやすいです。

 

・順番を待つという事が理解できていない

→状況を判断する能力が弱い為に起こります。「スペースが空いてる、ラッキ~♪」と割り込んでしまう事もありトラブルになりやすいのです。

 

・ソーシャルスキル不足

→そもそも待つという事に慣れていない、なぜ待たなくてはいけないのかを理解できていない為、急に割り込んだり急に人が使っていたものを取ってしまったりしてトラブルになりやすいです。

 

 

こういった事はすべてわざとではありません。

気持ちが興味のある事へいっていしまう為に起こってしまいやすいのです。

特に衝動性のあるADHDのお子さんはこういった傾向が強いです。

しかしうちの教室の子たちは普段からサーキット等で並ぶ事に慣れている為に、

こういった気持ちがはやる場面でも、

しっかりとルールを守れています。

 

 

ルールを守れる習慣づけ!

ルールというのは普段から守る事を経験しないと、なかなかできる事ではないですよね。

普段の運動遊びの中で気を付けている事が数点あるのです。

 

 

①順番やルールに従ってもらう

「ボールが当たったら外野に出るよ。」「ちゃんと列に並んでね」

このようなルールに必ず従ってもらいます。

ルールを理解できていなかったり、自分の都合のいいように解釈してしまっていたりします。

そういった場合には必ず「ルールはなんだった?○○やったよね。」と確認しましょう。

順番をぬかしてしまう子がいるのであれば「見て、皆並んでるで?ぬかされたらどんな気持ちかな?後ろに並ぼうか。」と声かけをします。

 

 

②感情的にならない。

いくら説明を丁寧にしていてもいざとなると、なかなかそのルールに従う事ができずに

激しく怒ったりパニックになったりする子がいます。

一度思い込むと切り替えるのが苦手であったり、

負けるという事への苦手意識が強い為にそうなります。

それでも感情的な声掛けはNGです。

まずは落ち着いてもらえるように毅然とした態度で、

しかしながら言葉は優しい物で声掛けを行いましょう。

甲高い声や感情的な怒声はこどもの気持ちを更に荒立ててしまいます。

甲高いトーンより落ち着いたトーンの方がこども達の耳に入りやすいのです。

そしてなるべくルールを守ってもらえるように努めます。

すぐには難しくっても、時間が経ち落ち着けば従える事が多いので、時間がある時にはなるべく時間を割いてルールを守ってもらっています。

そういった時には時間がかかってもルールが守れた事をほめましょう。

 

 

③「〇〇しちゃダメ」が理解できない子もいます。

「順番ぬかしはダメ」「なんでルール違反するん?」

などの声掛けは実は発達障がいのお子さんが苦手とする分野の言葉になります。

「順番をぬかす」+「ダメ」=いいのか悪いのかわからない。

ルール違反をするのがダメなのはわかるけれども、どうしたらいいのかがわからない。

こういったお子さんには、

「一番後ろに並ぼう」や「〇〇君の後ろ」などの声掛けや、

「ボールが当たったから外野に行こうか。」と声かけをします。

具体的に何をするべきかと明確にする事でルールを理解してもらいやすくなるのです。

 

 

 

さて、こちらは今日のサーキットの様子です。

ちゃんと先生が言った二人組を覚えてその組できちんと並んでくれています。

「次の子いってね~」と声をかけるとちゃんと覚えて手を繋いでいざサーキット。

お互いに声を合わせて進んでいます。

 

 

ちゃんとルールも守れていて、さすがだなぁと感心しました。

お友達同士でぬかしあいや割り込みをした場合には

「後ろに並んで」と声かけをします。

それにきちんとお互いに従ってくれています。

(順番に関してはサーキットの1番をしたがるので、時々不服そうな顔をしつつ後ろに行く子もいますが…(笑))

 

 

さて、水風船の話しにもどりますが、こんな風に係りの仕事として、

皆の水風船をずっと作ってくれているお友達もいました。

 

 

「ちゃんと並びや」

「お茶休憩の時間やで」

 

など声掛けも一緒にしてくれたのです。

 

 

こちらの子も何やらとっても楽しそうな笑顔で走っています。

 

この後先生の1人が水風船爆撃を受けて叫び声を上げていました。(笑)

 

みんなびしょぬれになりましたが、

寒くもなくカンカンデリでもなかったので、風が吹くと心地よい程度の気温でした。

めいっぱい楽しんだ後はみんなでちゃんと後片付けをしました。

早くてびっくりしましたし、ちゃんと初めに説明した通りに

「遊んだら片付けやで」というルールを守れていました。

 

体をしっかりと動かしたあとは、

切り替えて学習の時間だ。

でもでもめいっぱい遊んだ後だから疲れたみたいです。

そういいつつも皆机に並んで仲良く宿題をしていました。

 

 

「もーーー、夏休みの宿題多いよ~~~~~~!!!!」

 

 

ごもっともで。(笑)

そういいつつもちゃんと宿題をしてくれるのが、

素敵な所。

 

 

 

 

 

 

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