2月, 2018年
質問に上手に答えられない【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス こどもプラス大阪 吹田教室です。
小学校や中学校だけでなく幼稚園などでも人の前に立って、質問に答える機会というのはたくさんあります。
そういう時にもじもじしてしまっていたり、
答えになっていない事をしゃべったりする子がいます。
先日の懇談や、その前の参観などで、
気になった方もいたのではないしょうか…、
でもそういったお子さんは意外にも多いんです。
特にそういった事は普段お家では現れない一面ですし、
いざ目の当たりにしたときに「えっ!?」って戸惑ってしまいますよね。
でも「質問にまったく答えられない」というわけでもないんです。
場面緘黙症?引っ込み思案?ADHD?
もちろん原因は様々なのですが、
「質問に上手にこらえられへんねん、うちの子!」と言っても
その実例も原因と同じように様々なんです。
・先生の話を聞いていない子
もいれば
・話を聞いていても質問の意味を理解できていない子
もいるし、
・引っ込み思案や場面緘黙症で黙り込んでしまう子
もいるのであれば、
・話をうまくまとめられない子
もいるんです。
出方は様々なんです。
実は質問に答えるというこの動作には、
話を聞く力と、質問を理解する力、
話す内容を自らの頭の中で整理する力が必要になるのです。
発達障害を持っているこどもは質問に答えられないのか?
発達障害を持っているからと言って、絶対に質問に答えられないなんて事はないのです。
1.場面緘黙症?吃音?記憶力の弱さから?
・話はできるけれども、長い質問を覚えていられないから答えられない。
・吃音や場面緘黙症、過度の緊張がある。
・言葉で表現する事が苦手。
・「話し方が変」などからかわれてから苦手意識がある。
などなどの答えられない原因を探る事から始めましょう。
2.オープンクエスチョンなどを使って、答えられるように持っていきましょう!
原因がわかれば、今度はその原因を少しでも軽減し、
本人が言葉で答えられるように支援しましょう。
・質問をする際には短い言葉に区切って言い直す。
「今日君は朝ごはんに何を食べてきましたか?」
これだと文章が少し長くって、質問の内容がぼやけてしまう事があります。
「今日の 朝ごはんは 何だった?」や
大人「朝ごはん 食べた?」→子「食べた」→大人「何食べた?」など
その子一人一人によって聞き取って理解し答えやすい質問は違います。
まずはそのワードを探してあげましょう。
・選択肢から言葉を選んでもらう
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンという事があります。
オープンクエスチョンというのは、「あなたの趣味はなんですか?」
などの質問の回答の範囲を限定しない質問の事です。
もちろんこういった質問もこども達の言葉を引き出す事には有効ですが、
うまく質問に答えられない子に対しては、クローズドクエスチョンを使うとスムーズにいきます。
ペンの色を選ぶ時にも、「青にする?赤にする?」という
「AかBか」の二択で答えられる形式か
「青にする?」ときいて「はい」か「いいえ」で答えられるようにし
選択肢を用意する事で、こどもの言葉を引き出しやすくなります。
もちろん解答の幅は狭くはなってしまいますが、
「いる?いらない?」などその子によって単語を変える事でぐっと
答えを引き出しやすくなるのです。
3.たまには待つだけでなくって代弁する事も大切です。
吃音などを持っていたり過度な緊張から中々言葉を発せず、
時間がたってしまった場合は少しでも引き出せた言葉をヒントに
その先を察して「~~~って事かな?」と問いかけてみてるのも大切です。
そうする事で答えを引き出しましょう。
質問に答えられた喜びや、人と関わる事の楽しさを感じてくれるはずです。
こうした大人のちょっとした工夫でこども達には質問に答えられるようになります。
そしてこれを繰り返す事で少しずつ少しずつ質問される事に慣れていくのです。
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職員の虐待研修を行いました【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは。
吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室 徳永です。
まだまだ寒い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?まだまだ暖房器具は手放せないですね。私も毎日カイロを背中に仕込んで教室に向かっています。
さて先日、こどもプラス大阪吹田教室にて職員を対象とした虐待研修を行いました。
虐待と聞くと、叩いたり拘束したりといった身体的虐待を想像しがちですがそれだけではありません。
心理的虐待、性的虐待、経済的虐待、介護・世話の放棄(ネグレクト)といった種類があります。
今回の研修を通じて学べたことは多いですが、特に心に残ったことがあります。
それは虐待とは、虐待をしている側の思いや、障がい者本人の自覚のあるなしに関わらずのものであるということです。
熱心な指導が行き過ぎて、本人にそのつもりはなくても、結果虐待となるということはままあるようです。
だからこそ、我々は日々どのように児童と接していけばいいのか、悩みながらもよりよい教室となるように試行錯誤する毎日です。
私たち福祉に携わる職員は、障がい者の権利を擁護する存在であり、権利についてを代弁し守る立場にあります。これからも発達障がいのある子どもたちの力になれるよう、こちらの思いを押し付けずに考えて接していきたいと思えた、とてもためになる研修でした。
内容に興味のある方、悩まれている方はぜひ下記の大阪府のホームページをご確認ください。
虐待についての、相談・対応窓口の紹介や啓発チラシ・リーフレットのダウンロードが可能です。
障がい者虐待防止のための取り組み(外部サイトを別ウインドウで開きます)
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忘れ物が多いんです…。【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは、吹田市 放課後等デイサービス、
こどもプラス大阪 吹田教室です。
皆さんは忘れ物ってよくしますか?
私もよく忘れ物をして慌てて家に取りに帰る事がしょっちゅうあります。
小学校6年生の時なんか、手提げは持って行ってるのに、
ランドセルをそのまま忘れて登校してしまった事があります。
しかも学校についてから気づいたんです。
その時に、ランドセルを自分が忘れるなんて!と衝撃的だったので、
今でも当時の事のように鮮明に覚えています(笑)
こんな風に忘れ物って誰にでもありますよね?
ですが、その忘れ物が極端に多いというのも発達障がいの特徴の一つでもあります。
そういったお子さんの引っ掛かりで悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
ADHDやLDの特徴の一つでもあるワーキングメモリの弱さが原因?
では脳のどういった部分が忘れ物に関係しているのかと言いますと、
ワーキングメモリ(作業記憶)などと深いかかわりのある
前頭前野が大きくかかわっているのです。
前頭前野には、「実行機能」の中枢があると言われています。
この実行機能は
・脳に記憶としてインプットされた情報を的確に認識し、その状況に合わせて選択し、その場にあった行動を行う働き
・課題や作業を行う為に自らの注意や行動を制御する働き
きの二つの働きを担っています。
またドーパミンと呼ばれる伝達物質の動きも大きく左右してくるのです。
ドーパミンには、ワーキングメモリを働かせる重要な役割を担っています。
ワーキングメモリは、学習や目的を持って行動を起こす促しをしてくれる働きがあるため、
このドーパミンが適切に働いていないと、忘れ物に影響が出てきやすいのです。
ではどう支援したらいいの?
忘れ物を完全になくす!というのはほぼ不可能です。
だって私たち大人だってよく忘れ物しちゃいますもんね。
なので、
・本人が忘れにくい環境を作ってあげる事
・徐々に自分で忘れにくい状況を作っていけるようになる事
がとっても重要なんです。
忘れ物チェック表や、連絡帳袋など、もちろん各家庭で
様々な支援をなさっている事は、十分承知です。
そのご家庭でのヒントを元にこども達自身が、
忘れ物を最小限に抑えていける、
そんな意識づけの訓練を私たちの教室では行っております。
忘れ物をしやすい子の中では、中々学校の先生のお話し、
特に全体指示が入りにくい子って多いと思います。
でもそれってその子だけの原因ではないんですよね。
発達障がいを持っている子というのは、取捨選択が苦手です。
学校はたくさんの人が集団で生活しているので、
様々な情報が視覚や聴覚を介して入ってきます。
特にADHDや自閉症スペクトラムの子なんてそうですよね。
なので余計に学校では先生のお話しを聞くという事が難しいのです。
しかし、そんな中でも少しでも「ん?何か先生がいっているぞ?」と注目できる瞬間ができれば、
それだけでもぐっと忘れ物は減りますよね。
そしてそれが積もり積もって大人になるまでに、忘れ物をしない為の自分なりの対策、
を見つけるヒントになって行くんじゃないかなと思っています。
運動療育からの「切り替える脳」へのアプローチ
大切なのは、「今何をする時間か」と脳を切り替える事です。
「あっ、先生しゃべってるな!」と思って少しでも静かにできたら◎!
なので毎回、運動遊びと静かな活動をさせていただいております。
運動遊びで一度脳を興奮状態にしてから、
静かな活動で着座し脳にブレーキをかける、
これを毎回繰り返す事で、少しずつ少しずつ、脳を制御する事の訓練になるんです。
もちろん、その運動遊びの中でも、
短期記憶やワーキングメモリを十分に働かせる為のプログラムを取り入れています。
いつもいつもびしっと聞いてくれている!と言うわけにはいきませんが、
しっかりと座ってくれる日の方がずっとずっと多くなりました。
身体を動かすってとっても大切なんです。
楽しいから、褒められて嬉しいからやっていたら
それがいつか強味になった、なんて最高ですよね。
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鬼はやってくるのかな?(吹田市放課後等デイサービス)
こんにちは!
吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室 津村です!
2月3日は節分でしたね!
節分といえば~?と子どもに問うと、
「まめまき!」「恵方巻!!」「イワシ!!!!」
など、たくさんの答えが返ってきました(*^▽^*)
イワシなんて、良く知っているんだな~なんて
少し感心してしまいました(^◇^)
吹田教室でも、節分行事を行いましたよ~!!
集団遊びで、お使いゲーム!
ご挨拶と準備運動を済ませて、子どもたちは、
集団遊びに取り組みました。
床にたくさんの果物と野菜のカードを置くと、
「カルタかな??」という声が(笑)
今日は先生お腹が空いたから、皆にお使いをしてもらうよ!
というと、「え~~~!!自分で行こうよ!!」
と言われてしまいました(笑)
でも、活動が始まると真剣で
「赤い色の食べ物は…」
「カレーに入ってるのは…」とそのお題にあった食べ物を
考えながら探しました!!
先生にプレゼントしたいたべもの!というと
イタズラ心が働いたのか、
パセリやピーマンなどの緑色のものが多かったです(笑)
でも、中には✨メロン✨を持ってきてくれる姿もありましたよ!
恵方巻はお寿司なのに!?
お使いゲームのあとは、調理実習!!
「恵方巻」を作りました☆
でも、普通の恵方巻じゃ、お家の夜ごはんと重なっちゃいますよね…!
なので、一味違う恵方巻を作りました!
恵方巻に付けるスープを作っている様子です。
あれ?味噌汁とか、お吸い物じゃないの!?と
思いますよね・・・(笑)
でもスープなんです!
次に!
中の具材!
コーンマヨに、ツナマヨ、レタスにカニカマ、
スライスチーズ、ハム…等たくさん用意しました!
あれ?酢飯にはチーズとか入れるっけ…?
最後に、海苔の上に、耳を落としたパンを置いて…!!!
『パン!!?』
そうなんです!吹田教室では、
パンを使った恵方巻を作ったんです!!
初めは、パンを海苔で巻くことに抵抗のあった子どもたちですが、
サンドイッチに海苔が付いてるみたいで意外といける!と好評でした!
酢飯が苦手な子どももこれなら食べやすいですね!!
「うわ~!外れちゃった~~!!」なんていいつつ、
しっかりおかわりもできてました(笑)
中には4本ほど食べる子どももいましたよ!!
食べ過ぎですね(笑)
鬼はやってくるのかな…?
先生が福豆をコップに入れていると、
「それは今日のおやつ?鬼は来ないよね??」と
聞く子どもが!鋭いな~なんて思いました(笑)
そうこうしているうちに、
鬼がやってきました!!!!
「鬼だ~~~~~~!!!」と大興奮!!
「鬼は~外!福は~内!!」の掛け声で、鬼退治をします。
鬼に立ち向かう子どもたち!
豆がなくなった子どもは、
落ちた豆を集めて、更に追撃!!
たちまち鬼も逃げていきました(^▽^;)!!
落ちた豆はみんなでお片付けをしました。
片付けはめんどくさがることなく、
全員参加出来ました!素晴らしい!!
協調性も芽生えてきているのでしょうか?
しっかり厄払いもできて、
子どもたちに福があるといいなと思います(*^▽^*)
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集団生活の中で初めてわかる!ADHDの「困ったなぁ」。【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス
こどもプラス大阪吹田教室です。
先日、出かけた際にポケットWi-Fiを持って出かけたのですが、
ご飯を食べたバーガーショップに落としてしまったんです。
幸い少し後に電話をかけた所、レジのお姉さんが落とし物を見つけて預かってくださっていました。
その前は携帯を落としたり…。
どれもこれも無事に見つかっているとはいえ、落とし物って困りますよね。
特にADHDのお子さんなんて、不注意という特性を持っているので、
落とし物や忘れ物が多いです。
もうすぐ小学校も始まりますし、そういった事には気を付けていきたいですよね。
集団生活の中で見えてくるADHD
この春から小学校に行かれるっていうお子さんってとっても多いと思います。
ぴかぴか新品のランドセルを見に行ったり、「どんな感じなんだろう?」と浮足立っている事だと思います。
ところが、幼稚園の頃は
「手がかかりはするが、とっても活発で表情や表現が豊かな子」と
認められていた事でも小学校に上がると
「みんなと同じ事ができない」「みんなと違う」などの違和感を感じはじめます。
ADHDの特性により、小学校の中での人間関係や集団生活の中で
トラブルを起こしやすくなっていってしまうのです。
ADHDの様々な特性が引き起こす困ったなぁ
・不注意→忘れ物やなくしもの、学習面へのマイナス
持ち物の自己管理が中々できず、鉛筆や消しゴムだけでなく
教科書や時にはランドセルまで忘れたりなくしたりしてしまう事も…
物を置く時に無意識や無自覚なので、いつも探し物をしてしまうのです。
そして不注意の為、ケアレスミスが多く、計算間違えをしたり、
漢字も止め等が正しくかけずミスをしがちです。
また物音に対して敏感な部分もあるので、
小さな物音でも集中が途切れてしまいます。
ADHDの子はまったく集中できないのか?
と言われると答えはもちろんNOです。
興味のある物への集中力や熱意はピカイチなのです!
しかしいつもその事を考えてしまうので、周囲にはぼんやりしている子という印象を与えてします。
・多動→授業を中断させしまう・自分勝手に話をしてしまう
定型発達のお子さんも、発達障がいのお子さんも、
どちらも同じでこどもとは本来「活発で元気」ですし「じっとできない」ものです。
では何がADHDと違うのかと言いますと、
状況や場面に応じて、年齢を重ねていくとともに制御できるようになる、という所です。
定型発達のお子さんであれば、小学校にもなれば授業中には静かにするように自ら制御できます。
しかしながらADHDのお子さんは授業中でも常に落ち着きがなく、姿勢がとても悪かったりします。
小さな事でも何か気になる事があったら立ち歩いてしまったりして、
授業を中断させてしまう事もあります。
またいわゆる「機関銃トーク」で会話が一方的になってしまい、
相手の話を遮ってまで自分の言いたい事を言い続けたりします。
・衝動性→やりたい!が止められない為、我儘だ!と言われる事も
やるべき事、よりやりたい事を優先させてしまう傾向にあります。
その為に、順番が待てなかったり、列に並ぶ事ができなかったり、
欲しいものがあるとぱっと取ってしまったりなど、
集団のルールというものを破ってしまう事が多いのです。
また学校の先生の話が終わる前に「言いたい!」と思ってしまうと
答えを答えてしまったり、最後まで聞いていないので、
とんちんかん答えを言ってしまったりして
周りをざわつかせる事もあります。
喜怒哀楽の表現にもためらいがなく急に怒ったり、
急に笑い出したりなどして周囲が困惑してしまう事も少なくありません。
ではどうしたらいいの?ABAなどを使っての分析や視覚化が大事!
・わざとやっているのではない事を理解してあげましょう。
ADHDのお子さんは何もわざとこういった行動に出ているのではありません。
周囲に理解してもらう事は難しいかもしれませんが、
決してそういうわけではありません。
だからこそ、保護者の方が見方になってあげましょう。
・一日のスケジュール、予定表を作ろう!
いわゆる視覚化です。
こうする事で本人もそして支援する側も時間の流れが作りやすくなります。
表はできるだけわかり易く見やすい物を作ってあげましょう。
・褒める事でやる気を伸ばす
ADHDのお子さんは、褒められるととってもやる気を出してくれます。
結果ではなく過程を見て、オーバーに褒める事を大切にしましょう。
・やめてほしい事は叱らずに敢えて構わないでおきましょう。
「やめて」や「そんな事言わないで」と言われると、
大人に注目をされたい、と思いそういう行動がやまない事があります。
そういった場合はそんな事をしても構ってもらえないという事を理解してもらうのが効果的です。
早期に療育を考えるというのも大切ですが、
もちろん小学校に上がってからでも十分遅くはありません。
ABAなどの観点からまずはその子が何で困っているのかをしっかりと分析する事が大切です。
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幸せホルモンとADHD等の発達障がいとの関係性って?【吹田市放課後等デイサービス】
こんにちは、吹田市放課後等デイサービス、こどもプラス大阪 吹田教室です。
みなさんは一体どんな時に幸せを感じますか?
私は「おいしい物を食べている時」「眠る前、お布団に入る瞬間」
この二つに何よりもの幸せを感じます。
とある支援員は「家で大好きなCDをかけて…ボーっとしている時ですかね」
と言っていました。
またとある支援員は「趣味の野球をしている時」だそうです。
幸せの感じ方は人それぞれだと思います。
ですが、この幸せホルモン。
発達が気になるお子さんにとっても、すごくすごく大切なんです!
幸せホルモン「セロトニン」でADHDの「困ったなぁ」が改善される!?
ADHDの原因の一つとして挙げられているのが、
「ドーパミンやノルアドレナリンの働きが不十分である」事です。
これにより多動や不注意、そして衝動的な行動に繋がってしまうというのです。
ドーパミンは主に「学習」や「意欲」そして「感情」と大きな関わりがあり、
ノルアドレナリンは主に「注意」や「衝動性」に大きな関わりがあります。
現在ADHDの特効薬として使用されている
コンサータやストラテラもドーパミンやノルアドレナリンを調節している薬です。
そしてこの二つのバランスを調整しているのが幸せ物質でもある「セロトニン」なんです。
分かりやすく言えば、
セロトニン神経で幸せな気持ちを感じる事で、
ドーパミン神経での「意欲」を引き出したり「感情」をコントロールしてノルアドレナリン神経の「衝動性」を抑えています。
またセロトニン神経でのコントロールにより
「感情」を落ち着け「注意」力を働かせる事により「学習」への効率もよくしているのです。
セロトニンを増やすサイクルは運動療育にあり!
何故急にセロトニンの事を書かせてもらったかといいますと、
実際にうちに通い出して、「空きがあればもっと入れたい」と
お電話をいただいてるご家庭のうちの何軒かに
「よくごはんを食べるようになって夜眠るようになった」
「規則正しい生活をするようになった」
などのご感想をいただきました。
その上、そういったご家庭は「通い始めてから意思疎通ができるようになりました」
「落ち着いて話を聞いてくれる事が増えました」
という嬉しいお言葉もいただいております。
なんでだろう?と考えたときに
うちは何せ運動療育の時間以外もこども達が元気に遊んでいるので、
一日の運動量がぐぐっと増えた事により
夜疲れて眠るようになったのがきっかけかもという答えに行きつきました。
そして夜眠ると、眠っているうちにメラトニンという眠りの成分がでます。
このメラトニンは昼になると幸せホルモンであるセロトニンに変化するのです。
そして日中に活動し太陽の光を浴びる事で、一日に一時間ずつずれてしまう体内時計をリセットし、
夜お布団に入る事にはまた眠りの成分であるメラトニンを出してくれるのです。
そうやって規則正しい生活のリズムができあがる、というわけです。
たくさん運動をして夜に眠る。
これこそが幸せホルモンの分泌を促す正攻法であり、近道なのです。
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生活の質を上げるという事【吹田市放課後等デイサービス/児童発達支援事業】
こんにちは。
吹田市放課後等デイサービス こどもプラス大阪吹田教室 徳永です。
まだまだ寒い日が続きますね。
先日は吹田市内でも少し雪が積もり、こども達はとても大はしゃぎで教室の近くの公園で雪を使って遊んできました。
普段と少しでも違う環境で遊ぶという経験はこどもたちにとって刺激となるようですね。
指導員もこどもと一緒になって走り回り、みんな笑顔で楽しんできましたよ♪
さて、みなさんはQOLという言葉をご存じですか?
Quality of Life(クオリティ・オブ・ライフ)の略語であり、生活の質と訳されます。
医療・福祉業界でよく使われる言葉ですが、一般にその人にとっての日常の生活がどれだけ充足しているのかを表す概念です。
他人から見てどうかではなく、本人にとって日々が充実しているのかということが指標となっています。
私たちは日々を過ごしながら、このQOLを上げるために毎日様々な事をおこなっているのです。
日々の生活でどのような事に幸せを感じるのか?
それは人それぞれだと思います。
例えば、美味しい物を食べる、体を動かす、テレビを見て大笑いする、家族や友人と一緒に過ごす……本当に色々な事があると思います。
それは発達障害を持ったこどもにとっても同じで、それぞれのこどもにそれぞれの幸せがあります。
では、この幸せと感じる心の違いはどこから生まれてくるのでしょうか?
私たち大人も子供のころがあり、家庭であったり、学校生活であったり、
友人との交流であったりと、様々な事を経験してきたと思います。
この日々の経験、その積み重ねこそが、幸せだと感じる心に差異を生み、
豊かな心、感受性を育てていくのです。
私どもの教室での活動は、運動療育を中心に静かな活動、
そして自由にこども同士で交流をして遊ぶ部屋遊びを基本として、
公園に出かけての外遊びに調理実習や季節毎の行事や工場見学など多岐にわたっています。
これらの活動は、ただ単に行えばいいというものではなく、
活動を通じてどのような経験を積むことが出来るのか、その意図を指導員が考えて企画しているものです。
日々の活動が心に彩りを与えて、心を豊かにしていく。
こどもプラスでの活動は必ず、将来のQOLの向上につながると考えています。
そういった意味でも、なかなか雪の降らない大阪での雪遊びはこどもたちにとってちょっとした経験になったかな?と思います。
教室での活動はこどもにとって、楽しい事ばかりではないかもしれません。
学習の時間もきっちりと設けています。ですがこれだって大切な経験の一つなのです。
こどもプラスでの毎日の活動の経験が、こどもたちの今現在の、そして将来のQOL向上につながるよう、
これからも指導員一同邁進していきたいと考えています。
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蓋を上手に開けられる子開けられない子の違いって?【吹田市放課後等デイサービス】
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自販機とかでみかける缶の飲み物やペットボトル、
プリンやゼリーのふた、
世の中には「食べる」事に対しても指先を使う事がとっても多いですよね。
生きていく上で不可欠になる食べるという行為も、不得意があると中々楽しめない物です。
ふたが開けられないという子は微細運動等につまづきが!?
得に幼稚園や保育園、はたまた小学校にもなると、
周りのお友達はできているのに…と自信を無くす子もいます。
そんな子はこんな所に躓いているのかも? ・いつも大人が手伝ってしまう為自分で開けた経験があまりない。 ・どうすれば開くのか開け方がわからない。 ・指先の力が弱く開ける事ができない。(微細運動が弱い) |
これらのふたを開けるという行為、
大人になると難なくできてしまうのですが、
こども達にとっては難関だったりします。
しっかりとコツを覚えて指先を鍛えていきましょう!
プリンも缶も必要なのは協応動作!
ペットボトルやプルタブ等を開ける為には
指先の力だけでなく両手の協応動作やコツが必要なのです。
片方の手で押さえて、もう片方の手で開ける(協応動作)
ふたをどちら側に回すのか、プルタブならばどちらに引っ張るのか(コツ)
小学校に上がると、給食でプリンやヨーグルト等が出る事があり
フィルム状の蓋を開ける機会も多くなります。
就学前には身に付けておきたいスキルの一つとも言えますよね。
ではどんな風に支援すればいいの?
・指先の力が弱い子
指先の力が弱い子には、洗濯バサミ等をつかって練習しましょう。
親指と人差し指の力が重要となってきます。
洗濯バサミでオブジェを作ったりすると楽しくトレーニングする事ができます。
・開け方がわからない子
最初は大人が手を添えて一緒に開けます。
どこを持ってどっちに回せばよいのか、プルタブであればどこまで押せばよいのか
目で見て体感して覚えてもらいましょう。
力が入り過ぎて中身をこぼす事がありますが、
そういった力加減は経験が物を言うところでもあります。
まずは回数を重ねていく事から始めましょう。
・練習を始めたばかりの子
部分的に大人が手伝いましょう。
開けはじめが一番力が入り、難しい物なのです。
まずは本人のペースに合わせて大人が途中まで開けてあげましょう。
続きをやる事で「自分でできた」という達成感を味わう事ができます。
過度なプロンプトはこどもの発達を止めてしまいます!
大人がいつも手を貸してしまうと、
「別に自分でしなくってもいいや。
だっていつもママがしてくれるもん。」
という言葉が出がちになります。
実際私もそんな風に放課後等デイサービス利用のお子さんに言われしまいました。
気が利きすぎる大人になってしまうと、
こんな風に自分で開けたいという意欲をそいでしまう事もあるのです。
大切なのは達成感を味わってもらう事です。
そうしているうちに「人の手を借りずに自分で開けて食べたい」という意欲が出てきます。
はじめは中々うまくいかずに成功体験を得られずに進んでやろうとはしないかもしれません。
それでも、めいっぱい褒めてあげて下さい。
少しでも何かできた部分があればそこをオーバーに褒めましょう。
たとえ中身がこぼれてしまっても絶対に叱ってはいけません。
お子さんが開けてくれたペットボトル等の中身を分け合って飲むものとても良いです。
共同体験を通して、少しずつ達成感を味わってくれるようになります。
こういった経験を沢山重ねる事で、力加減を覚えていくのです。
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