学習障がい(LD)と学習困難、勉強嫌いの違いって?【吹田市放課後等デイサービス】

2017-11-21

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こんにちは。こどもプラス大阪吹田教室です。

最近寒いせいもあってか、こども達の宿題も中々進みません。

夏になれば「暑くて集中できない~」

冬になれば「寒すぎてかけない~」

…わかるよ、その気持ち(笑)

私指導員Mも、宿題が大嫌いでした。

何より、勉強が嫌いでした。(笑)

私の場合は単なるめんどくさがりでしたが、そうでない子もいます。

 

 

 

LD(学習障がい)って?勉強嫌い、学習困難とはちょっと違う…?

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最近、少しずつ耳にする事が多くなってきた「LD」という発達障がいがあります。

Learning Disordersまたは Learning Disabilitiesの略称で、

日本語で一般的には学習障がいといいます。

このLDには自閉症のような世界で認められたはっきりとした定義はありません。

日本でよく用いられる定義も1999年に文部省が定めた物なので、

まだまだ浸透しずらい発達障がいであるのも事実です。

 

LDの定義

①基本的には全体的な知的発達には遅れがない

②聞く事に困難がある

③話す事に困難がある

④読む事に困難がある

⑤書く事に困難がある

⑥計算する、または推理する事に困難がある

⑦これらの原因は中枢神経系になんらかの機能障害がある事である

⑧その他の障がい(視覚障がい・聴覚障がい・知的障がい等)や環境的な要因が直接的な原因ではない

計算はできても、書く事につまづく子もいれば、

ひっ算(計算)はできても文章問題(読む)につまづく子もいます。

LDという枠組みの中でもその子その子によってひっかかりやつまづきが違ってでるのが特徴です。

 

 

 

LD(学習障がい)と脳の関係

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学習障がいの中には、ディスレクシアという障がいがあります。

これは、主に読みや書きに大きいつまづきを感じる障がいです。

あのハリウッドスター、トム・クルーズが自らディスレクシアであると公表した事によりその名前が広まりました。

普段お話しをしてる時は何ら違和感はないのに、

音読をするとなると急に言葉につまったりたどたどしくなったり、

文字を書くときも鏡文字になったり…。

読む事・書く事に困難を抱えるというのが特徴です。

最近は「読み書き障がい」と呼ばれる事も多くなりました。

このディスレクシアを抱えているのはLDの方の役8割程だと言われています。

またこの文字の読みや書きを司る中枢は左頭頂葉の「角回」と呼ばれる部分です。

この角回に脳腫瘍ができたりすると「後天性失読症」と呼ばれる

後天性の障がいになる事もある程、読み書きと深いかかわりのある部分です。

この角回の働きがディスレクシアの子は弱いというデータも出ています。

そして、前頭葉の「ブローカ野」と呼ばれる部分の働きも弱いようです。

ブローカ野は運動性言語の中枢で、これにより話す事へつまづきがでているのだと考えられています。

 

このように学習面で様々なつまづきを抱えるLDですが、

上記の通り、直接的な原因はADHDや知的障がいではありません。

そしてもちろん本人の怠業等が原因でもありません。

また就学後に初めてつまづきを感じるという場合も少なくありませんので、

気づかれにくいこともあり、周りから「努力が足りない」など勘違いされやすいのも事実です。

そして「どうせ自分にはダメだ。」や「やっても意味がない」とマイナスのイメージを持ってしまい

勉強自体を嫌いになりがちです。

そうならないためには一人一人にあった手厚いサポートで、

本人に苦手意識だけを持たせない事が大切です。

また直接的なLDへの療法ではなくとも、

片足立ちなど、足を使う運動が前頭葉を鍛えるという説もあります。

まずは本人にあったサポート方法を探す事からはじめてみましょう。

 

 

 

 

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