無理強いはしない (吹田市放課後等デイサービス)

2017-08-01

  授業中に立ち歩いてしまう場合

 

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ADHDのある子供の場合は授業中などにじっとしていられずに、立ち上がってしまったり、教室内を歩き回ったりしてしまう子供もいます。

これはADHD特有の多動性による行動特性であり、子供自身も自分の行動が抑制できません。

 

多動性の多い子供の場合は「授業中は動いてはいけない」という高いハードルに対して大きなストレスになり、気持ちも不安定になってしまいます。

こういった場合は授業の妨げにならない程度に一定の許容範囲を設け、「授業時間のうち3回までなら立ってもいいけど、それ以上はダメ」といったルールを決め従わせるのが効果的です。

ルールが守られるようになってくると4回を3回、2回と回数を減らしていくといいでしょう

またプリント配布などの役割を担当し、その間は歩いてもいいなどすることもできます。

 

教室を飛び出してしまう

 

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中には教室から出ていってしまう子供もいます

長時間座っている状態が我慢できなくなったケース、外の様子がきになり飛び出してしまうケース、友達にからかわれたりし、そのことがきっかけで感情的になり走り去ってしまうケースなどがあります

もしこれを力ずくで押さえつけたり、子供を追いかけまわしたりしてしまうと逆効果になります

子供の緊張や興奮が高まり、ますます逃げようとしパニックになってしまうこともあります

 

こうした場合には特定の条件の元、一時的に教室を出てもいいということにすると効果的です。

我慢できなくなって教室を離れてしまうときには、行き先、戻ってくる時間を告げてから離室する約束をします

クラスメートがいない場所で一呼吸置くと、すっきりした気持ちで戻ってこられることもあります

そして戻ってこれた時には「よく戻ってこれたね」とほめてあげます

無理をさせないことが落ち着いて授業を受ける態勢を整えるために必要な心の余裕を持たせることになります

 

 

行事に参加できない

発達障がいの中には学校や幼稚園の行事ごとを苦手とする子供もいます

普段とは異なる雰囲気に耐えられなかったり、大勢の人に囲まれることに不安を感じたりする子供もいます

行事だけでなく、その為の予行練習などにも参加できない場合があります

 

こうしたケースも無理に行事に参加するように促したり、無理強いするのは禁物です

子供自身が参加できないと感じているのに、それを強制してしまうと余計に反発したりパニックになったりします

 

例えば「部分参加」でもいいので参加のさせ方を工夫してハードルを下げてあげるとうまく乗り越えられることもあります

校庭の隅で仲のいい先生となら参加できるという場合や得意な種目やお気に入りの演目だけなら参加できるということもあります

感覚過敏がある

 

自閉症スペクトラムがある子供の中には聴覚野触覚に対して独特の感覚過敏があり、学校生活などにおいて師匠をきたす場合があります

大きい音が苦手で避難訓練時の報知器の音に対してパニックを起こしてしまう子供もいますし、給食の食材の中に食べられないものがある子供もいます

こういった感覚過敏は発達障がいの特性によるものであり、本人にとっては耐えられないくらい不快なものですが、他の人にとっては理解することが難しく、誤解されがちです

感覚過敏は本人が努力をして治るものでもないため、そういった不快感を取り除いてあげる環境づくりをしてあげる必要があります

例えば避難訓練の時には大きな音が聞こえにくい部屋に行ったり、偏食がある子供には無理に食べさせたりさせずに、一口だけでも食べられたらいいという風に配慮をしてあげることです

 

 

変更・変化に対応できない

 

自閉症スペクトラムのこどもはスケジュール変更に対応できないことがあります

時間割が急に変更になったり、授業や活動をいつもと違う場所で行う事になると活動に参加できなくなることがあります

 

物の配置にもこだわりを持つ場合もあり、教室内の備品などの置き場を変更するとそれだけで落ち着きがなくなったしまい、気持ちが不安定になってしまう子供もいます

変更や変化が苦手な子供に対しては出来るるだけ前もって変更があることを具体的にどのように変わるかを伝えるようにすることで変更内容を受け入れやすくなります

それでも急な変更が生じてしまった時は無理に活動に参加させずに保健室など落ち着ける場所で別の活動をし、気持ちが落ち着いたら集団の活動に戻ってこれれば良いというふうにします

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